登山の雪山装備をそろえるのにどのくらいお金がかかる?実際にそろえてみた

この記事は消費者庁国民生活センター厚生労働省の発信する情報を基に、ヤマノブログがインターネット調査を行い、コンテンツ制作ポリシーに則り作成しています。

・雪山登山装備をそろえるといくらかかるんだろう?

雪山装備を揃えるのにいくらかかったか、参考までにご紹介します。雪山登山始めた年に買い足したものまでなので、現在はいろいろ買い替えたり、買い足したりしていますが、始めの参考になれば幸いです。

また、雪崩リスクが低い山ならビーコン・プローブ・スノーショベルはなくても行けますし、積雪がほとんどないような山であれば、夏用の登山靴でも行けます。

私の場合、最低限というラインが少し甘めなので、安全マージンを取りたい人はもう少し揃える必要がありますので、ご了承ください。

・道具を選ぶ基準について

・自分が気に入ったかどうか
・最低限の性能を抑えているか
・他のもので代用できるものは代用する

・私が選んだのはこれ!!

購入したものはこちら(一部元々持っていたものもあり)

ハードシェル:ホグロフス ロックスピリット( 74,520円 )
フリース Result メンズ 超あったか アクティブフリース 抗ピルフリースジャケット(2119円)
帽子: ノーブランド品(約4000円) (ボード用を流用)
手袋:ワークマン テムレス(1253円)
手袋:ダイソー インナーグローブ(100円)
手袋:ノーブランド (3999円×2)(ボード用を流用)
登山靴:ノースフエイス ヴェルト グレイシア( 63,720 円)
ピッケル:DMM サーク 65cm (20,315円)
ハクキンカイロ:zippo ハンディウォーマー(3000円)
ダウン:ユニクロ ウルトラライトダウン(5990円)(家にあったものを使用)
ゴーグル:AXE 商品名不明(5800円)(ボード用を流用)
ワカン:ヤフオクにてハンドメイド品(3000円)
アイゼン:モンベル LXB-12アイゼン ワイド(17500円)
チェーンスパイク: Unigear スノースパイク(1699円)
バラクラバ:ノーブランド(756円)(ボード用を流用)
トレッキングパンツ: FLYGAGA 防寒ズボン(3598円)
防寒着:ダイヤフリース裏アルミジャケット(1900円)
靴下:アーチパワーアシスト 2枚組靴下 980円
ビーコン:アルバ アバランチビーコン EVO4 ARNIEVO4(37400円)
スノーショベル:ARVA アクセス (4950円)
プローブ: Arvaプローブライト2.40コンパクト One Size (2430円)

ハードシェル:ホグロフス ロックスピリット( 74,520円 )

色はオレンジのものを選びました。ベンチレーションがあるハードシェルは似たような価格帯だと思います。ハードシェルは妥協せずに気に入ったものを選ぶと良いと思います。今はかなり安いのでおすすめ。

フリース:(リゾルト) Result メンズ 超あったか アクティブフリース 抗ピルフリースジャケット
(家にあったものを適当に選定)(2419円)

フリースは特にこだわりなく、適当に選んでいました。登山用なら軽いので最初から良いものを買っておけば良かったかも
本当はパタゴニアのR2ジャケットが欲しかったんですが、価格が10倍なので断念。登山用のジャケットは運動を妨げない作りで登山で着ているととても快適です。

PATAGONIA パタゴニア R2 メンズ ジャケット R2 JACKET INDG INDUSTRIAL GREEN 25139

帽子:ノーブランド品(約4000円)(ボード用を流用)
元々もっていた帽子を流用しました。

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手袋:ワークマン テムレス(1253円)

ダサいけど暖かい手袋。特にダサい青を選択。その分安いです。
見た目を気にしないならこれ1択です。

手袋:ノーブランド (3999円)を予備も含めて2つ(ボード用を流用)
冬山で手袋を落としたりすると致命的なので、常に予備を持ち歩いています。

登山靴:ノースフエイス ヴェルト グレイシア( 63,720  円)

ワンタッチアイゼンにも対応していて、日本の高山だけでなく、海外の山まで行けるとうたっている厳冬期モデルです。保温材が入っていて暖かいです。

ピッケル:DMM サーク 65cm (20,315円)

持ち手部分が冷えるので、テープを巻いて使っています。使い心地も悪くありません。

DMM サーク

価格:20,315円
(2019/9/28 19:46時点)

ハクキンカイロ:zippo ハンディウォーマー(3000円)

暖かくてオススメ!カイロベルトも買いたいくらい。同時期に冬山を始めた友人に自慢しようと思ったら同じものを持っていてびっくりしました。

ダウン:ユニクロ ウルトラライトダウン(5990円) (家にあったものを使用)
安定のウルトラライトダウン。登山用は更に軽くて暖かいですが、このあたりは妥協しました。

ゴーグル:AXE 商品名不明(5800円)(ボード用を流用)

ゴーグルはダブルレンズで曇り止めタイプであれば何でもOKです。傷が付きやすいものは避けないと扱いが雑な私は小傷で見づらくなるので、注意しています。

ワカン:ヤフオクにてハンドメイド品(3000円)
木製のハンドメイド品を利用しています。市販のものと違って爪がないので、やや歩きにくいですが、深雪の沈みやすさはマジックマウンテンのワカンよりわずかに劣る程度


アイゼン:モンベル LXB-12アイゼン ワイド(17500円)
グリベルのセミワンタッチアイゼンと、迷ったのですが、ストラップの停め具がリングでないので、留めやすいことから選びました。大衆受けするのはグリベルの方なので、アイゼン紹介記事では紹介していません。


チェーンスパイク: Unigear スノースパイク(1699円)
チェーンスパイクはどれも大差ないと思っているので、安いものをチョイス

バラクラバ:ノーブランド(756円)(ボード用を流用)
フリース素材であればどれも大差ないと思っています。ボード用を使っています。


トレッキングパンツ: FLYGAGA 防寒ズボン(3598円)
本来ならハードシェルパンツを買うべきなのですが、滑落停止の練習をする限りでは他のパンツでも滑りやすいとは感じなかったので、こちらをチョイス

・結局いくらかかるの?

総額22万4468円でした。但し、スノボやスキーで持っていたものがあったり、アウトレットで半額だったものなどありますので、もう少し安いです。

冬山は15万~30万と言われるのも外れていないなと思います。ハードシェルパンツは買っていません。実際に使用して不要だと感じたからです。ラッセルして登るような人は必須ですし、ハードシェルパンツの方が滑落時の停止がしやすかったりするので、安全マージンを採りたい方は購入しましょう。

2019/10/5追記
ワークマンプラスで登山道具を追加購入しました。
人気色はサイズがLL、3Lのような大きいサイズしか残っていなかったりするので、オンラインサイトで購入した方が良いかもしれません

ワークマン公式サイト

・極熱カイロ            405円 消耗品なので総額には追加なし
・アーチパワーアシスト 2枚組靴下 980円
・ダイヤフリース裏アルミジャケット 1900円(370g)
・ビーコン:アルバ アバランチビーコン EVO4 ARNIEVO4(37400円)
総額27万3108円でした。

ワークマン 極熱カイロ

極熱カイロは寒さが足りなかったらのための念のための保険です。


靴下は今は夏用と兼用なので、冬用の保温効果の高いものを選びました。 2枚組で980円と言う安さ。効果は未知数です。

ダイヤフリース裏アルミジャケット は、
裏面がエスケープヴィヴィのように熱反射率が高い素材で出来ています。
試着して今使っているフリースより、軽いかつ保温力が強いものだったので選びました。 夏季の縦走時にはこれ+レインウェア+エスケープヴィヴィだけで行けそうです。

他に足りていないものとして
・雪崩対策(アバランチエアバッグ)があげられます。
雪崩リスクが高いところや時期に行くときやバックカントリーをする場合は、携行が推奨されています。

雪崩情報を共有する情報サイトもあったりします。 https://www.nadare.jp/avalanche-info/

2019/11/18追記

プローブ・アバランチビーコン・スコップについて、追加購入しました。

ビーコン:アルバ アバランチビーコン EVO4 ARNIEVO4(37400円)

アンテナ3本で捜索帯域が40mと最低限抑えていること、
説明書が日本語であること。操作性が良いことから選択。

ハーネスを接続すると自動で電源が入るので、
電源入れ忘れを防げる工夫も助かりそうです。

スノーショベル:ARVA アクセス (4950円)

分解して持ち運べて、ブレードがフラットなものを選択。
ビーコンとプローブと合わせてARVAでそろえました。

プローブ: Arvaプローブライト2.40コンパクト One Size (2430円)

3mのものと迷ったが、軽量性から2.4mを選択。
雪洞を掘るときは3mあるかを調べる必要があるので、
少し掘ってから使うことになる。

利便性を考えたらベストな選択とはいえないので、軽量重視の人向け。

・この装備で行った山

厳冬期:八ヶ岳(赤岳、北横岳、硫黄岳)、入笠山、西穂高岳、谷川岳

冬登山の道具は高価なものが多いので、お得に購入することをおすすめします。
楽天カードを発行して1回使用すれば合計5000ポイントもらえるので、5000円分の資金とすることができます。

他にモンベルで揃えるならモンベルの会員に入会しておく。ふるさと納税でモンベルポイントを購入しておくといった方法もあります。

あとはメルカリやヤフオクで不要な登山道具を売却する方法もあります。1つずつ出品するのが面倒なら買取サービスを利用してもOK

01.登山道具
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