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【2024年】登山用ヘッドライト(ヘッドランプ)の用途別おすすめランキング

【2024年】登山用ヘッドライト(ヘッドランプ)の用途別おすすめランキング 1-4.ヘッドライト

ヘッドライト(ヘッドランプ)は何故必要か?

ヘッドライトは日帰り登山でも必須ですと言われます。

何故必要なのか、皆さんはわかりますか?

少なくとも私は初心者のとき、理解できませんでした。実際、登山を始めて何年もたつのに、ヘッドライトを持ち歩かない人はいます。

では何故必要なのでしょうか?

あすか
あすか

登山を始める前は、暗い時間に登ったりしないし、いらないと思ってました

ヤマノ
ヤマノ

日帰り登山で実際にヘッドライトを使うことはほとんどないでしょう。でもトラブルに遭遇した際に困ったことになります。

必要な理由は急な悪天候や怪我、病気で日中の下山ができなかった場合、ヘッドライトがないと行動不能に陥ることになるからです。

実際に下山が遅れ、ヘッドライトを持っていなかったために暗い中足元がおろそかになり、滑落したという遭難事故は少なくありません

いざというときのためにヘッドライトは持つようにしましょう。

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登山用ヘッドライト(ヘッドランプ)の選び方

登山用ヘッドライト(ヘッドランプ)の明るさ(ルーメン)はどのくらい?

ルーメンというのは明るさの単位で高いほど明るいことを示します。

所説ありますが、明るさは200ルーメン以上がおすすめです。明るすぎるものはバッテリーの消耗も早いので、高ければ良いというものでもありません。

光量の調整があると便利

高すぎるものは山小屋や人がいるところで使うと眩しすぎて迷惑になることもあるので、光量の調整機能がついているものがおすすめです。

最近はモードを複数用意しているモデルも多く、遠距離を照らすモードと近くを照らすモードと切り替えられるものがあります。

こういったモードが複数あるモデルは、必要なときだけ高い性能を使うことができるので電池の消耗を抑えることができるのです。

よくあるモードはこちら

遠距離商照射モード

遠くの位置を照らすモードです。行動中に前を照らすのに向いています。

近距離照射モード

テント場など遠くを照らす必要がないときに使うモードです。

レッドライトモード

テント内や山小屋でヘッドライトを照らすと周りの人の迷惑になってしまいます。

レッドライトモードは最低限の視界を確保でき、周りに光が漏れにくいので、トラブルを避けるためにこのモードはあった方が良いです。

点滅モード

点滅モードは救助を待つ際に使用するモードです。

遭難した際に自分の存在をアピールする機能なので、いざというときの備えとしてあると便利な機能です。

登山用ヘッドライト(ヘッドランプ)は防水性が重要

ヘッドライトは雨の中で使うこともあるので、防水性が重要です。

防水規格は最低IPX4が求められます。より安心できるモデルを選ぶならIPX6

防水規格の保護等級は以下になります。

絶妙にわかりにくいですが、IPX6なら大雨でも耐えられます。

IP3X:散水に対して保護。
IP4X:水の飛まつに対して保護。
IPX5:噴流に対して保護。
IPX6:暴噴流に対して保護。
IPX7:水に浸しても影響がないように保護。
IPX8:潜水状態の使用に対して保護。

給電方法は電池式、充電式、両用の3タイプがある

給電方法はいくつかあります。私は実際に電池式も充電も可能なモデルも試してみましたが、結論から言うとこれに関してはどれでも構いません。

電池も充電も可能なモデルがわずかにメリットが大きい程度です。

元々充電式が電池入れ替えが不要なので、圧倒的利便性が高いと思っていました。

ですが実際に使用してみると、充電式は電池に給電するタイプで1年ごとに1800円くらいする電池の買い替えが必要です。

コストパフォーマンスが悪いことがわかったので、エネループの電池を使うのがおすすめです。

これなら電池式充電式変わらないような使い方ができます。

ヘッドライトのおすすめランキング

自分目的に合ったものを選びましょう。目的別におすすめモデルを整理してみました。

1度だけのお試し登山であれば、高いヘッドライトを選ぶ必要はありません。

必要最小限でおすすめなモデルを整理してみました。

ヘッドライトは照らすのに必要な距離、用途によって最適なものが変わるからです。

いろんな用途に使うなら通常の登山に使うものを選んでおけば間違いないです。

ランキングは選定基準に価格を入れないと高価格モデルばかりになっていまうので、価格に対して性能が十分であるか、実用性を重視して選定しています。
(これまで使ったヘッドライトによる主観が入っています)

通常の登山に使うならこれ

1位:ブラックダイヤモンド:ストーム400 120g 防水レベル:IP67

防水防塵性を備えており、光の量も大きいため、あらゆる登山を乗り越えられる万能モデルです。

難点として電池4本となるので、重さあたりの光量は高いとは言えないということがありますので、電池1本分数十gの増加も許せない方を除くすべての人におすすめです。

何よりこれだけの性能を備えていながら1万円以下でかなり安い部類であることが人気の点です。

全光束:400ルーメン ・照射距離:80m(高照度)
電池寿命:
防水レベル:IP67(粉塵が中に入らない / 深さ1mに30分没しても影響を受けない)
電 池:単4アルカリ電池×4本付属
重 量:120g(電池込)

2位:ブラックダイヤモンド:スポット 86g 防水レベル:IPX8

このヘッドライトは長期間高い評価を受け続けている大人気モデルです。

超高性能ではないけれど、安いのに必要十分な性能を備えていることが人気の秘密です。

ブラックダイヤモンドのモデルは、ボタンだけでモード変更ができるので、初心者にも使い易いです。

全光束:325ルーメン ・照射距離:80m(高照度)
電池寿命:200時間(低照度)
防水レベル:IPX8(深さ1mに継続的に没しても影響を受けない)
電 池:単4アルカリ×3本
重 量:86g(電池込)

3位:SILVA Explore 3 88g 防水レベル:IPX7

SILVAのトレッキング向けモデルの最上級。

最大350ルーメンと明るく、防水性も十分。

付属する収納袋を使えば光が拡散するので、テント内のランタン替わりともなる点がおもしろいです。

スポットと比べると防水性が若干落ち、重さが増える点、価格が増すので、劣って見えます。

ですがSILVAのヘッドライトはライト色が見やすく視認性では評価が高いので、数値に見えない良さも隠れています。

全光束:350/150/15ルーメン ・照射距離:75m/50m/10m
電池寿命:
防水レベル:IPX7 (静水の水深1mのところに沈め、約30分間放置後に取り出したときに機能する)
電 池:単4乾電池 3本
重 量:88g

富士山登山だけに使うならこれ

夏期の富士登山だけに使うなら、比較的費用を抑えてもよいです。

富士山は人が多く遭難リスクが低く、山小屋が多いため、ヘッドライトが必要となる状況が少ないからです。

但し、ご来光を見るためなど夜間の行動を想定するなら通常登山用を使うようにしましょう。

1位:ブラックダイヤモンド:スポットライト160 54g IPX8

単4電池2本だけでこの明るさ。レッドランプに切り替えができ、防水性もあります。

しかも軽くて値段が安いというのがおすすめのポイントです。

全光束:160ルーメン ・照射距離:60m(高照度)
電池寿命:60時間(低照度)
防水レベル:IPX8(深さ1mに継続的に没しても影響を受けない)
電 池:単4アルカリ×2本
重 量:54g(電池込)

2位:WAQ LED ヘッドライト【一年保証】70g

WAQのヘッドライトの特徴として、センサーモードを利用すれば、手をかざすだけでON・OFFを切り替えることができるという便利機能があります。

富士登山だけに使いたいという方が選ぶヘッドライトは、登山に使えることだけでなく、キャンプや釣りなど他用途でも使える方が、長く使えて満足度が高いものとなります。

そういった理由から、あらゆるアクティビティで利便性の高いセンサー機能を持ったヘッドライトを選定しました。

画像出典:WAQ オンラインストア

予備の軽量ヘッドライトならこれ

1位:BioLite ヘッドランプ330 69g 330ルーメン

防水性がないことは気になるところですが、つけていることを忘れるほどの軽さで評判が高いヘッドライトです。

BIOLITE(バイオライト)ヘッドランプ ティール 1824251 TEAL
BioLite(バイオライト)

2位:PETZL(ペツル) ビンディ 35g 200ルーメン

軽くてコンパクト、扱いやすいということで登山ガイドの人でも参加者が忘れたときのために常備している人もいるモデルです。

携帯性にとても優れていて予備ライトとして人気です。

3位:ヤザワ ミニヘッドライト LZ40SV 33g

33gと軽量で安い予備用のライトです。メインにはとても使えませんが、補助的な役割としては十分です。

夜間の積極的な行動ができるほどの光量がないので、3位としました。

トレラン用のヘッドライトならこれ

1位:レッドレンザー NEO10R

夜間のトレランを想定される方は、本格的なレースに取り組む方も多いため、そういった方には人気のあるモデルになります。

全光束:600ルーメン ・照射距離:150m(高照度)
電池寿命:120時間(低照度)
防水レベル:IP54
電 池:単4アルカリ×2本
重 量:約179g(電池含)

Ledlenser(レッドレンザー) NEO10R USB充電式LEDヘッドライト/[日本正規品] 500917 ブルー 【本体寸法(mm)】W69xH37xD44(ヘッド部)
Ledlenser(レッドレンザー)

2位:SILVA トレイルランナー4x 

登山用コンパスで有名なSILVAが手掛けるヘッドライトです。

各社明るさ(ルーメン)をいかに高くするかを目指す中、トレイルランナーは、明るさではなく見易さを高めることに注力されたモデルです。

マイナーながら、トレランファンの中では人気の高いシリーズなので、見やすく快適なトレランをするならお試しください。

全光束:350~50ルーメン ・照射距離:~75m
電池寿命:18時間(低照度)/5時間(最大)
防水レベル:IPX5
電 池:専用充電電池
重 量:約150g(本体+バッテリー)

3位:ペツルのNAO+

価格を考慮しなければ間違いなく1位となる性能を持っています。

スマホで光量を調節できるという変わった機能も持っています。

いくらなんでも高すぎるという点から3位としていますが、惜しみなく予算をかけられる方は選ぶべき良品です。

近距離ワイドビームと遠距離スポットビームがあり、750ルーメン遠距離スポットビームで6時間半も電池が持ちます。

530ルーメン近距離ワイドビームでだと1時間半なので、遠方を照らしながら走ることに向いていると言えます。

全光束:750/530/320/120ルーメン ・照射距離:140/135/85/65m
電池寿命:6h30/1h30/15h/8h
防水レベル:IP X4
電 池:単4アルカリ×2本
重 量:約185g(電池含)

PETZL(ペツル) NAO+ E36AHR 2B
ペツル(PETZL)

ヘッドライトの注意点

予備の電池を持ち歩こう

私は電池だけを持ち歩くのが無駄な気がして、ヘッドライトは2つ持つようにしています。

山小屋によっては電池の販売がありますが、あてにするのは避けましょう。

1つは防水用ドライサックの中に、もう1つはすぐに取り出せるところにおいています。

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ヘッドライトの活用方法

ランタン代わりにも使うことができる

専用のシェードを被せるとランタンのようにふんわりとした光で照らすことができます。

mont-bell(モンベル) クラッシャブル ランタンシェード

自転車用ライトとして使っているハンディライトがランタンになり
わざわざランタンを持っていかなくて済むので荷物のコンパクト化、
軽量化になりとても助かりました。

amazonレビューより

ランタンは別に欲しいという方以下もご覧ください。

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ヘッドライトの予備にフラッシュライトを持つという方法もあります。

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