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【2023年総集編】テント泊縦走のおすすめザックの決定版

この記事はPR商品を含みますが、消費者庁国民生活センター厚生労働省の発信する情報を基に、ヤマノブログがインターネット調査を行い、コンテンツ制作ポリシーに則り作成しています。

テント泊での縦走を考えている場合、ザック選びはとても迷いますよね。

もしかするとほとんどの方は、テントや寝袋を選ぶよりも悩んでしまうのではないでしょうか。

迷う理由のほとんどは、

ザックサイズ(容量)
背負いやすさ(フィット感)
価格

の3点なのではないでしょうか。

予算に余裕があったとしても、ザックサイズに迷ったり、フィット感が良くても予算に合わなかったり、そもそもザックサイズを決められなかったりすると思います。

今回はそんな迷いがちなザック選びに終止符を打つ、テント泊縦走おすすめザック【2023年総集編】です。選ぶ時の参考にしてくださいね。

この記事でわかること

・テント用ザックのおすすめの機能
・テント泊用ザックの選び方
・テント用ザックのおすすめモデル

ヤマノ
ヤマノ

おすすめザックの価格が高い!という方向けに、メーカー別にコスパの高いモデルも紹介しています。

テント泊や縦走以外のザック記事は、以下を参考にしてくださいね。

  1. テント泊用登山ザックの容量
  2. テント泊用登山ザックの機能と選び方
    1. 背面長が合っているか
    2. ショルダーベルト・ヒップベルトのクッション性は高いか
    3. 底面や横からも荷物を取り出せるか
  3. よくあるテント泊用ザック選びの失敗例
  4. 初めてのテント泊登山におすすめなザック
  5. 容量50L以上の大容量モデルから選ぶ場合
    1. マウンテントップ:70L
    2. グレゴリー:バルトロ65・ディバ60(女性向け)
    3. グレゴリー:パラゴン58・メイブン55(女性向け)
    4. ミステリーランチ:ブリッジャー65、ブリッジャー65 W’s
    5. ミステリーランチ:クーリー50、クーリー50 W’s
    6. ドイター:エアコンタクト コア60+10     エアコンタクト コア55+10 SL(女性向け)
    7. ドイター:エアコンタクト ライト 50+10     エアコンタクト ライト 45+10 SL(女性向け)
    8. オスプレー:イーサープラス 60/エーリエルプラス 60
    9. オスプレー:イーサー 55/エーリエル 55
    10. カリマー:クーガーエイペックス 60+     クーガーエイペックスG 60+(女性向け)
    11. カリマー:リッジ50+
  6. エクスペディションモデル
    1. グレゴリー:バルトロ100 PRO
    2. モンベル:エクスペディショントレールパック100
  7. テント泊用ザックの活用法
    1. 荷物の軽量化はどのように進めればいいか
    2. 使用頻度を上げるには
  8. よくある質問
    1. アタックザックはどのような時に使えばいいのでしょうか?
  9. まとめ
この記事を書いた人:ヤマノ

この記事を書いた人:ヤマノ ギアをこよなく愛する道具オタクです。

登山歴9年 |総額500万以上の道具購入 |富士山登頂サポート
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私は低山で道迷いをしたり、雨のツェルト泊で寝袋が水没して凍えたり、濃霧の暗闇をさまよったり、危ない思いもしてきました。これは私の知識が足りず、愚かだったからです。

素人で失敗を重ねたからこそ、優秀な登山ガイドやプロ登山家に語れない体験を経て、皆さんには装備の失敗も危険な登山もしないで欲しいと強く思います。だからこそこのブログを作りました。

登山は後から始めた方が安全に楽しめるレジャーです。リアルな失敗談を読み、反面教師として活用してくださいね。

テント泊用登山ザックの容量

テント泊用のザックは、1~2泊、場合によっては3泊くらいまでなら、50L~65Lくらいが一般的です。

最近の登山道具は軽量化、小型化が進んでいるので、そういったものを選べば35L~45Lくらいでも不可能ではありません。

ただ初心者向けではないですし、せっかくテント泊や縦走をするなら、食事やテントでの滞在を楽しむのも登山の醍醐味です。

初めてテント泊や縦走用のザックを選ぶ時は、一般的なサイズの50L~65Lの容量のモデルを選ぶのがおすすめです。

テント泊用登山ザックの機能と選び方

ここでは、テント泊ザックの選び方について記載していきます。

背面長が合っているか

かならず背面長が自分の体に合ったザックを選びましょう。

背面長が合っていないと、重い荷物を担いだ時に腰に荷重を分散できないので、長い時間重い荷物を背負うのがかなりキツくなります。

テント泊用のザックはほとんどのモデルが、背面長サイズを選べて、さらに背面長の微調整ができます。

しっかり背面長を調整して背負い心地を確かめましょう。

ショルダーベルト・ヒップベルトのクッション性は高いか

ショルダーベルトとヒップベルトのクッション性はとても大切です。

重い荷物を背負うので、クッション性が高くないと、あたっている部分に痛みが出てきてしまいます。

特にウェストベルトはザック重量の7割近くの重さを分担するので、しっかりとしたものを選ぶと良いです。

底面や横からも荷物を取り出せるか

テント泊用のザックを選ぶ時は、底面や側面から物が取り出せる機能が付いているモデルがおすすめです。

50ℓを超えるモデルは、ほとんどが全長70cm以上あり、側面や底面からも物が取り出せないと取り出しが難しくなります。

また、テントや寝袋などザック底面に入れることが多いものは、底面から取り出せると、テント設置時に他の荷物を出す必要が無いので便利です。

よくあるテント泊用ザック選びの失敗例

ここでは、テント泊用のザック選びで起こりがちな失敗例について記載していきます。

ザックを重さで選ぶこと

登山の道具は軽い方がいいんじゃないの?

ヤマノ
ヤマノ

ある意味であっていますが、登山ザックに関してはそうともいいきれません。軽いザックは肩紐が細かったり、重い荷物を入れる想定ではないものが多いからです。

登山においてザックだけの軽量化は体の不調を起こすことが多いです。

軽いザックは本来必要な機能も削っていることが多いので、技術や知識でカバーする必要もあり、初心者が選ぶと失敗することが多いです。

最近は道具の軽量化が進み、登山用品店で勧められることもあるので、カッコイイからで選んで肩が痛くなったり、耐久性が低いなどのデメリットを知らない人も多いのです。

私は軽量ハイクをするとき、37Lザックで3泊以上のテント泊をすることもありますが、70Lザックを背負ったときの方が軽く感じるほど、体感の軽さは違います。

これらのデメリットをきちんと知った上で選ぶなら良いので、軽いものが良い方はウルトラライトハイク向けのザックをご覧ください。

大は小を兼ねるといった考えで一番大きいものを選ぶ

これ、実際に私がしてしまった誤りです。私が買ったテント泊のザックは70Lのザックでした。

大きすぎるザックを使うと形がカッコ良くならず、見た目がダサくなります。

加えて当然大きいザックほど重いので、必要のない無駄な荷物を持つことになるのです。

ですので、自身が必要な道具を考え、必要最小限となるザックを選ぶようにしましょう。

ちなみに70Lのザックは雪山テント泊としては大活躍しています。

初めてのテント泊登山におすすめなザック

ここでは、それぞれ男性用と女性用のおすすめザックを一覧表にしました。

メンズ


バルトロ65

ブリッジャー65

エアコンタクトコア60+10

イーサープラス60

クーガー
エイペックス60+


マウンテントップ70
メーカーグレゴリーミステリーランチドイターオスプレイカリマーマウンテントップ
サイズ65L63L60+1058L60L70L
重さ2,230g2,500g2,310g2,540g2,420g2,000g
レインカバーありなしありありありあり
価格52,800円49,500円46,200円56,100円44,000円10,990円
タイトル詳細を見る詳細を見る詳細を見る詳細を見る詳細を見る詳細を見る
りお
りお

ザックは骨格に合わせて作られているから、女性はレディースを選ぶといいよ

レディース

ディバ60
ブリッジャー65

エアコンタクト
コア55+10SL

イーサープラス60

クーガー
エイペックスG60+


マウンテントップ70
メーカーグレゴリーミステリーランチドイターオスプレイカリマーマウンテントップ
サイズ60L63L55+1058L60L70L
重さ2,100g2,500g2,140g2,380g2,420g2,000g
レインカバーありなしありありありあり
価格52,800円49,500円46,200円56,100円44,000円10,990円
タイトル詳細を見る詳細を見る詳細を見る詳細を見る詳細を見る詳細を見る

容量50L以上の大容量モデルから選ぶ場合

マウンテントップ:70L

マウンテントップの70Lモデルは、1万円強とコストパフォーマンスのとても高いザックです。

機能も必要十分で、背面調整ができハイドレーション対応、この価格でレインカバーも付いています

詳細は以下の使用感レビューに譲りますが、とにかくコストパフォーマンスの高いモデルを探している方におすすめです。

マウンテントップ(mountaintop)の格安登山リュックの感想は?3年間使ったザック使用感レビュー 

容量      :70L
サイズ     :なし
背面調整    :あり
背面長     :不明
重さ      :2kg
大きさ     :縦76cm×横33cm×奥行26cm
ハイドレーション:取り付け可
レインカバー  :付属
色展開     :8色
定価      :10,990円(税込)

良い点
悪い点
  • 価格がリーズナブル
  • 8色と多い色展開
  • 一通りの機能がそろっている
  • ピッケル取り付け部の強度が弱い
  • ザック形状がかっこよくない

グレゴリー:バルトロ65・ディバ60(女性向け)

テント泊用のザックで、長きに渡って高い人気を誇っているモデルがバルトロです。

これだけ人気である理由は、多くの人の体にフィットして背負い心地が良く、重さを感じにくいザックだからです。

ヒップベルトが可動式なので歩いているときだけでなく、岩場など体を大きく動かす場面でもフィット感が高くなっています。

メイン室にはハイドレーションを取り付けられ、ボトム部分についた仕切りで2気室にすることもできます。

レインカバー、ハイドレーションボトルを入れるポケット、ヒップベルトポーチも付いています。雨蓋やフロントポケット、サイドポケットなどメイン以外の収納もとても充実しています。

価格の高さはネックですが、それを補って余りある安定性と体への一体感と利便性があります

テント泊用のザックを探している方は、1度は背負ってみることをおすすめします。

容量      :65L、60L (ディバ)
サイズ     :S、M、L・XS、S、M(ディバ)
背面調整    :あり
背面長     :41-46cm、46-51cm、51-56cm
         36-41cm、41-46cm、46-51cm(ディバ)
重さ      :Mサイズ 2,230g・2,100g(ディバ)
大きさ     :Mサイズ 縦81cm×横34cm×奥行34cm
ハイドレーション:取り付け可
レインカバー  :付属
色展開     :3色・2色(ディバ)
定価      :Mサイズ 52,800円(税込)・52,800円(税込)(ディバ)

良い点
悪い点
  • 高い背負い心地とフィット感
  • ポケットが多く機能性も高い
  • サイズ展開が豊富
  • 価格が高い
  • 人気で売り切れのサイズがある
  • 使っている人が多い

グレゴリー:パラゴン58・メイブン55(女性向け)

パラゴン58は、バルトロに引けを取らない背負い心地とフィット感に軽さをあわせ持った、コストパフォーマンスの高いモデルです。

パラゴン58は、背負い心地もバルトロとほとんど変わりません。背面フレームには、体の動きに合わせて動くフリーフロートサスペンションを使っています。もちろんヒップベルトの装着感も高くなっています。

ザック外の収納も豊富、ハイドレーションに2気室にもできるメイン室など、その他の機能もバルトロとほとんど同じです。

ザック重量はバルトロ65よりも約600g軽い1,620g(SM/MDサイズ)です。

バルトロ65よりも10,000円以上リーズナブルなので、その他の装備に予算を回したい方におすすめです。

ヤマノ
ヤマノ

ワンサイズ大きい68ℓモデルと65ℓ(女性用)もラインナップされています。

容量      :58L、55L (メイブン)
サイズ     :SM/MD、MD/LG・XS/SM、SM/MD(メイブン)
背面調整    :あり
背面長     :41-51cm、46-60cm・36-43cm、41-51cm(メイブン)
重さ      :MD/LGサイズ 1,620g・1,550g(メイブン)
大きさ     :MD/LGサイズ 縦79cm×横37cm×奥行26cm
ハイドレーション:取り付け可
レインカバー  :付属
色展開     :2色・1色(メイブン)
定価      :MD/LGサイズ 40,700円(税込)・40,700円(税込)(メイブン)

良い点
悪い点
  • バルトロと変わらない背負い心地の良さ
  • バルトロと変わらない機能性の高さ
  • ザック重量が軽い
  • リーズナブルな価格
  • 色展開が少ない
  • バルトロほどのガッチリ感はない
  • 人気で売り切れのことがある

ミステリーランチ:ブリッジャー65、ブリッジャー65 W’s

ミステリーランチはアメリカのザックメーカーで、ブリッジャー65は機能性とカッコ良さをあわせ持った大型ザックです。

ブリッジャー65の特徴は、丈夫な生地による耐久性の高さと、無段階に調整できる丈夫な背面フレームとしっかりたパッドによる背負い心地の良さ、ショルダーベルトなどの機能性の高さです。

ウエストベルトにポーチがあるのはもちろん、ショルダーベルトにもトレランザックのような大きなショルダーポケットが複数付いているので、ザックを下ろさずに色々なものを取り出すことができます。

また、なんと言ってもブリッジャーには、他のメーカーには無い独特の形状による見た目のカッコよさがあります。

ブリッジャー65は、耐久性、機能性、カッコ良さと3拍子揃っている、多くの方におすすめできるザックです。

容量      :63L
サイズ     :M・S(W’s)
背面調整    :あり
背面長     :38-51cm・33-46cm(W’s)
重さ      :2,500g
大きさ     :縦74cm×横36cm×奥行38cm
ハイドレーション:取り付け可
レインカバー  :なし
色展開     :2色
定価      :49,500円(税込)

良い点
悪い点
  • カッコいい見た目
  • 高い機能性と耐久性
  • 無段階に調整できる背面長
  • ザック外のベルトが多く、使うには慣れが必要
  • 背面長が1種類しかない
  • レインカバーが付属していない

ミステリーランチ:クーリー50、クーリー50 W’s

クーリー50は、価格はリーズナブルですが、ミステリーランチの特徴の1つである、3ジップを使った大型ザックです。

3ジップ最大容量モデルで、まさにミステリーランチという独特の見た目です。

3ジップは見た目だけでなく、ザックを大きく開くことができるので、荷物を入れやすく取り出しやすいというメリットもあります。

雨蓋はありませんが、ザック内の一番上にクイックアタッチゾイドバッグという、オプションを取り付けることで代わりにすることができます。

3ジップでパッキングしやすいので初心者の方はもちろん、見た目がブリッジャーと比べてすっきりしているので、すっきりした見た目が好みの方におすすめです。

ヤマノ
ヤマノ

やや容量は少ないですが、ウエストポーチなどを使えばカバーできます。

容量      :48L
サイズ     :M・S(W’s)
背面調整    :あり
背面長     :不明
重さ      :1,800g
大きさ     :縦66cm×横31cm×奥行28cm
ハイドレーション:取り付け可
レインカバー  :なし
色展開     :2色
定価      :35,200円(税込)

良い点
悪い点
  • 3ジップによる荷物の出し入れのしやすさ
  • 機能は高くてすっきりした見た目
  • 価格がリーズナブル
  • テント泊用としてはやや容量が小さい
  • 雨フタが無い。
  • レインカバーが付属していない

ドイター:エアコンタクト コア60+10     エアコンタクト コア55+10 SL(女性向け)

ドイターはドイツのザックメーカーで、エアコンタクト コア60+10は容量調整ができるテント泊や縦走向けの大型ザックです。

通常は60Lのザックですが、プラス10L分メイン室の高さを変えることができます。そのため、雨具を脱いだ時や、悪天候でテントを畳まずに撤収した場合など、ふいに荷物が増えても対応できるというメリットがあります

また、取り外し可能な大型のウエストベルトポケットと、25kgまで運ぶことができる耐久性の高さも特徴になります。

背面長も無段階に調整できるので、色々な体型の方に合わせることができます。

容量を変えることができるので、パッキングに慣れていない初心者の方から、多めの荷物でテント泊を楽しむ方などにおすすめです。

容量      :60+10L・55+10L(SL)
サイズ     :ワンサイズ
背面調整    :あり
背面長     :42-62cm・35-56cm(SL)
重さ      :2,310g・2,140g(SL)
大きさ     :縦82cm×横32cm×奥行26cm
ハイドレーション:取り付け可
レインカバー  :付属
色展開     :3色
定価      :46,200円(税込)

良い点
悪い点
  • 容量調整ができる
  • 25kgまで運べる丈夫さ
  • ウエストベルトポケットなど機能性の高さ
  • ショルダーベルトが身長に合うか確認の必要がある
  • 2,310gとやや重め

ドイター:エアコンタクト ライト 50+10     エアコンタクト ライト 45+10 SL(女性向け)

エアコンタクトライト50+10は、1,640gと軽くてコストパフォーマンスの高い大型ザックです。

エアコンタクト コアと同じく10L分容量の調整ができるので、荷物の量に応じてパッキングを簡単に行うことができます。

エアコンタクト コアと比べて、背面調整の機構やウエストベルトのポーチをやや簡素化、小型化して1,640gと軽くしています。

こちらもやや容量が小さいですが、軽くてリーズナブルなので、頻繁に使わない方や初心者の方におすすめです。

容量      :50+10L・45+10L(SL)
サイズ     :ワンサイズ
背面調整    :あり
背面長     :42-62cm・35-56cm(SL)
重さ      :1,640g・1,540g(SL)
大きさ     :縦76cm×横30cm×奥行27cm
ハイドレーション:取り付け可
レインカバー  :付属
色展開     :3色
定価      :30,800円(税込)

良い点
悪い点
  • 1,640gと軽い
  • 容量が調整できる
  • リーズナブルな価格
  • 機能は十分だがやや簡素な作り
  • 背面調整が無段階ではない

オスプレー:イーサープラス 60/エーリエルプラス 60

イーサープラス 60は、しっかりとしたフレームが特徴の、重い荷物にも対応したテント泊用ザックです。

ライトワイヤーペリフェラルフレームと呼ばれるヒップベルトに荷重をしっかりと伝えるフレームで、27kgまでの荷物を背負うことができます

また、通気性が高くてクッション性の高いダイカットフォームシートで、快適な背負い心地です。

機能性も高く、ウエストベルトのポケットはもちろん、取り外しができる雨蓋、フロントポケットやサイドポケットなども充実しています。

しっかりとしたフレームと機能性の高さがあるので、充実した装備でテント泊にのぞむ方におすすめのザックです。

容量      :58L(S/M)、58L(XS/S エーリエル)
サイズ     :2サイズ
背面調整    :あり
背面長     :43-53cm、48-58.5cm・33-43cm、40.5-51cm(エーリエル)
重さ      :2,540g・2,380g(XS/S、エーリエル)
大きさ     :縦78cm×横37cm×奥行33cm
ハイドレーション:取り付け可
レインカバー  :付属
色展開     :3色
定価      :56,100円(税込)

良い点
悪い点
  • しっかりとしたフレームで重い荷物に対応
  • 機能性の高さ
  • 雨フタを取り外してデイパックとして使える
  • 価格が高い
  • ザック重量が重い

オスプレー:イーサー 55/エーリエル 55

イーサー 55は、フレームや背面構造などをイーサープラスよりも簡素化した、コストパフォーマンスの高いモデルです。

作りはやや簡素なフレームですが、推奨パッキングウェイト27kgまでと、イーサープラスと変わりません

機能性もイーサープラスとほとんど変わりませんがリーズナブルなので、やや容量は小さくなりますが他の装備に予算を回したい方におすすめです。

容量      :55L(S/M)、52L(XS/S エーリエル)
サイズ     :2サイズ
背面調整    :あり
背面長     :43-53cm、48-58.5cm・33-43cm、40.5-51cm(エーリエル)
重さ      :2,190g・2,170g(XS/S、エーリエル)
大きさ     :縦78cm×横38cm×奥行25cm
ハイドレーション:取り付け可
レインカバー  :付属
色展開     :3色
定価      :42,900円(税込)

良い点
悪い点
  • 上位モデルと変わらないパッキングウェイト
  • 上位モデルと機能性もほとんど変わらない
  • 高いコストパフォーマンス
  • ザック重量が重たい
  • 色が地味

カリマー:クーガーエイペックス 60+     クーガーエイペックスG 60+(女性向け)

カリマーのエイペックス60+は、メイン気室以外のポケットが豊富な使い勝手の良い大型ザックです。

フロントポケットやサイドポケット、ウェストベルト部のポケットはもちろん、ザックサイドに縦に開くジッパーポケットやデイジーチェーンなど収納が豊富になっています。

背面調整は特徴的で、背負ったままでもウエストベルトについたベルトを引くことで無段階に調整できます。そのため、着るものが変わってもすぐに背面を調整することができます。

大型ザックの中ではやや目立たないモデルですが、ポケットが多いので使い勝手がよく、初心者の方からベテランまで幅広い方におすすめです。

容量      :60L+
サイズ     :1サイズ
背面調整    :あり
背面長     :44-52cm・41-48cm(女性向けモデル)
重さ      :2,420g・2,400g
大きさ     :縦73cm×横35cm×奥行26cm
ハイドレーション:取り付け可
レインカバー  :付属
色展開     :3色
定価      :44,000円(税込)

良い点
悪い点
  • 豊富なポケットや収納で使いやすい
  • 背面サイズ調整が簡単
  • 60Lではリーズナブルな価格
  • 背面長の範囲がやや狭い
  • 万能だが特徴が少ないともいえる

女性用はアンバーという名前です。

カリマー:リッジ50+

リッジ50+は、カリマー人気のリッジシリーズの最大容量モデルです。

クーガーエイペックス60と同じく、ポケットが豊富で使い勝手がよくなっています。

背面調整はできませんが、その分軽く1,690gになっています。

ポケットが豊富で軽く、価格もリーズナブルなので、初心者の方におすすめです。

ヤマノ
ヤマノ

50Lとやや容量が小さいので、ウエストポーチやサコッシュを使うのもおすすめです。

容量      :50L+
サイズ     :2サイズ(M、L)
背面調整    :なし
背面長     :47cm、52cm
重さ      :1,680g・1,690g
大きさ     :縦67cm×横32cm×奥行26cm
ハイドレーション:取り付け可
レインカバー  :付属
色展開     :3色
定価      :30,800円(税込)

良い点
悪い点
  • ポケットが豊富
  • 1,680gと軽い
  • リーズナブルな価格
  • 背面長が調整できない
  • 50Lとサイズがやや小さい

エクスペディションモデル

ここでは容量3桁、100ℓのエクスペディションモデルを紹介します。

テントを担いでの長期縦走はもちろんですが、1泊や2泊のテント泊でも、いつもと違うスタイルで山行を楽しむことができます。

たとえば、歩いてでしか行けない山上のテント場でゆっくり山を楽しむためにたくさんの荷物を担いで登ることができます。

そんなエクスペディションモデルのおすすめモデルを記載しますね。

グレゴリー:バルトロ100 PRO

バルトロ100PROはグレゴリーから出ているバルトロシリーズの最大モデルです。

他の容量のバルトロとの違いは、

・フレーム厚を1mmアップ
・ヒップベルトのパネル厚増
・ショルダーベルトとヒップベルトのクッション厚増
・生地をより丈夫な歯に書くcryptoripナイロンに変更

となっています。

いずれも重い荷物に対応しするために強化されています。

最大積載重量が34kgとなっており、30kgの荷物も十分に運ぶことができます。

その他の機能は他のバルトロと同様なので、とても利便性も高くなっています。

連泊の雪山テント泊はもちろん、ガッチリと作られているので、65ℓではザックサイズが心配、という方は検討してみることをおすすめします。

ヤマノ
ヤマノ

100PROと同じスペックの85ℓモデルもあります。

容量      :100L
サイズ     :S、M、L
背面調整    :あり
背面長     :41-46cm、46-51cm、51-56cm
重さ      :Mサイズ 2,590g
大きさ     :不明
ハイドレーション:取り付け可
レインカバー  :付属
色展開     :1色
定価      :68,200円(税込)

良い点
悪い点
  • たくさんの荷物を入れることができる
  • 強化されたフレームとパッド類
  • 機能は他のバルトロと同じで高い
  • 担げる人を選ぶ
  • 価格が高い
  • ザックの出番は少なくなる

モンベル:エクスペディショントレールパック100

エクスペディショントレールパック100は、モンベル最大容量のザックです。

他の大型モデルとの違いは、1.87kgとザック自体が軽く、価格がリーズナブルな所です。

ですが、背面調整はS、M、Lと3通り選べ、サイドポケットやベルト類など、基本的な機能はしっかりと備えています。

エクスペディションモデルの入り口としておすすめのモデルです。

容量      :100L
サイズ     :ワンサイズ
背面調整    :あり
背面長     :49cm、53cm、57cm
重さ      :1,870g
大きさ     :高さ90cm×幅42cm×奥行33cm
ハイドレーション:取り付け可
レインカバー  :オプション
色展開     :1色
定価      :27,500円(税込)

良い点
悪い点
  • リーズナブルな価格
  • ザック重量が軽い
  • 必要十分の機能
  • 使っている人が少なく情報が少ない
  • クッションやフレームはバルトロほど豪華ではない

>>モンベル エクスペディショントレールパック100

テント泊用ザックの活用法

ここではテント泊用ザックの活用法や、テント泊をするときの荷物について記載します。

荷物の軽量化はどのように進めればいいか

重い荷物を担ぐためのザックとは言え、できるだけ荷物は軽くしたいですよね。

そんな時は、まず荷物の素材を見直しましょう

たとえば寝袋なら化学繊維の寝袋をダウンに変えたり、調理道具ならチタンなど軽いものに変えるのがおすすめです。

ヤマノ
ヤマノ

バーナーなどのクッカーや雨具など登山道具もコンパクト化が進んでいるので、ザックを購入するのを機に、1度装備を見直してみましょう。

使用頻度を上げるには

60ℓ以上のザックは、どうしても使う機会が減ってしまいますよね。

大型ザックは価格も高いので、コスパが悪くなってしまいます

ひとつの対策として、使用頻度を上げる方法があります。

大型ザックは調整機構も豊富なので、少ない荷物でも荷物が暴れないようにベルトを調整することができます。

思い切って、荷物の多い日帰りから小屋泊、冬山などにも使うことにより使用頻度を上げることができ、コスパも良くなるのでおすすめです。

ヤマノ
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家でしまっておく時に、ザック内にフリースなどかさばりやすい洋服や、キャンプ道具を入れてしまっておくという使い方もできます。
日常の災害に備えて、災害用品などを入れておくのもおすすめです。

よくある質問

よくある質問についてまとめました。

アタックザックはどのような時に使えばいいのでしょうか?

アタックザックは、山頂そばのキャンプ地をベースとして、山頂を目指す場合に使います。

その他にも、テント場から水を汲みに行く場合などにも使うことができます。

ヤマノ
ヤマノ

近場の里山や低山の登山なら、アタックザックでも十分なことがあります。

まとめ

今回はテント泊用のザック選びの決定版として、

テント泊用ザックの選び方
選ぶ時の注意点
おすすめのテント泊用ザック

について記載してきました。

選ぶうえでの失敗例も記載することで、よりテント泊縦走用ザックを選ぶ時の大切な点がわかっていただけたと思います。特に、

自分の体に背面長が合っているか
ベルトや背面のクッション性は高いか
荷物は取り出しやすいか

の3点は外さないようにしましょう。

またおすすめモデルは、どのモデルを選んでも後悔の少ないモデルを中心に紹介しました。

みなさんも、自分に合ったテント泊縦走用のザックを見つけて、日帰りではできない山行を楽しみましょう!

テント泊装備についてはこちら

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