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【2024年版】積雪期登山 おすすめのピッケル ブラックダイヤモンドやグリベル

この記事はPR商品を含みますが、消費者庁国民生活センター厚生労働省の発信する情報を基に、ヤマノブログがインターネット調査を行い、コンテンツ制作ポリシーに則り作成しています。

ピッケルはアイゼンと合わせて雪山登山に必須となる登山道具です。

持っているとカッコイイ登山道具でもあるので、きちんと使い方を覚えて雪山登山を楽しみましょう。

あすか
あすか

ピッケルを持ってるって聞くと、上級者に見えるなあ

けんた
けんた

テンションあがる道具だからこそしっかり選びたいね

ヤマノ
ヤマノ

ピッケルはあなたがカッコイイ雪山登山をするために必ず必要な道具です。
もちろん、安全のために役に立ちます。
どんなモデルを選べば良いか見てみましょう。

この記事ではどんなものを選べばよいか、おすすめのピッケルをまとめています。

この記事でわかること
・ピッケルの選び方がわかる
・おすすめのピッケルがわかる

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ブラックダイヤモンド / グリベル / ペツル / ブルーアイス / カンプ / クライミングテクノロジー

この記事を書いた人:ヤマノ

この記事を書いた人:ヤマノ ギアをこよなく愛する道具オタクです。

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私は低山で道迷いをしたり、雨のツェルト泊で寝袋が水没して凍えたり、濃霧の暗闇をさまよったり、危ない思いもしてきました。これは私の知識が足りず、愚かだったからです。

素人で失敗を重ねたからこそ、優秀な登山ガイドやプロ登山家に語れない体験を経て、皆さんには装備の失敗も危険な登山もしないで欲しいと強く思います。だからこそこのブログを作りました。

登山は後から始めた方が安全に楽しめるレジャーです。リアルな失敗談を読み、反面教師として活用してくださいね。

ピッケル購入者の声

クラウドワークスにて購入者の方に「【雪山用ピッケル】買って良かったピッケルを教えてください」というアンケートをとりました(調査期間は2022年08月1日~2022年08月24日  )。

5.0
Rated 5.0 out of 5
5つ星のうち5.0つ星(2件のレビューに基づく)
最高100%
良かった0%
ふつう0%
いまいち0%
最悪0%

カンプ:コルサナノテク

Rated 5.0 out of 5
2023年8月29日

高強度スティール合金サンドヴィックナノフレックス(R)をピックと石突に贅沢に使用した軽量アックス。 高所登山やエクストリームスキーツアーに適しています。とても使いやすくていいなと思っています。

jonn

ブラックダイヤモンド:レイブン

Rated 5.0 out of 5
2023年8月29日

自分自身としてはテクニカルな軽量マウンテンアックスでデザインを一新され、よりテクニカルな用途にも対応できるようになったのでよかったです。

uchida7260

雪山登山に必須のピッケル 使い方は?

ピッケルは、積雪期登山で滑落時に安全に停止するために必要な道具です。命に関わる道具なので、必ず携行しましょう。

雪山デビューの長野:美ヶ原高原や長野:入笠山など、高原のように傾斜がなく、滑落の危険がない場所にしかいかないなら必ずしも必要ではないです。

ただ少しでも山に登るなら必要です。何よりピッケルを持っていると雪山に登るモチベーションが高まります

急斜面で足場として使ったり、バランスをとるのに使う

雪に覆われた急斜面では捕まるところがありません。

ピッケルを地面につきさし、姿勢を低くすることで暴風にも耐えることができます。

歩くときも地面に刺してトレッキングポールのようにバランスをとって歩くのに使います。

テント泊のペグとしても使える

1つしかないので、便利とは言えませんが小ネタです。

テントやツェルト設営時に最初の1つのペグにピッケルを使うこともありです。

固定力が高く、風が強いときには特に重宝します。

難点として、氷結すると翌日なかなか抜けなかったり、先端に丸い氷ができたりしますが、叩けば壊れるので、問題ありません。

ピッケルを使った滑落停止の技術

滑落停止とは?

滑落時に速やかに停止する技術のことです。

多くの場合、仰向けで滑り、勢いをつけて反転し、膝をあげてアイゼンが地面につかないようにすると同時にピッケルを体重をかけて雪面に押し付け停止します。

こちらの動画がわかりやすいです。

膝をあげてアイゼンがつかないようにするのは、速度が乗った状態で急制動をかけると、足の一部分に高負荷がかかり、骨折などの怪我に繋がるからです。

もっと詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。

滑落時の緊急停止 ピッケルを用いた訓練と現実

購入後のメンテナンス

自己癒着テープを使って凍傷予防

ピッケルを購入後そのまま使うと、ヘッド部分を持つところから冷気が伝わって凍傷リスクが高まります。

具体的に言うと、私の場合、インナーグローブ+ミドルグローブ+アウターグローブと重ねていても、指先が冷えて仕方なかったです。

そこで活躍するのが自己癒着テープという粘着テープです。

粘着と言ってもテープ自体がべたべたせず、テープ同士をくっつけておいておくと、くっつく(癒着)するテープです。

以下のように丈夫のグリップに巻いてます。

本来は電気工事や電気工作などに使われるものですが、安いし簡単に巻き数(厚さ)も調節できて失敗がないのでおすすめです。

テープとテープしかくっつかないので、ピッケル自体がべたべたになることもありません。

登山用ピッケルの選び方

重視すべきは形と長さです。形はまっすぐのものと、カーブがついているものがあります。

ピッケルの形状

カーブがついているものは、緩い斜面で使いにくいですが、急な斜面が登りやすいです。

まっすぐなものは、急な斜面で使いにくいですが、緩い斜面で使いやすいです。

初心者の方は急な冬山を登る機会は少ないと思いますので、まっすぐなものを選びましょう
ちなみにすごくカーブしているものは、アイスクライミング用になります。

ピッケルのリーシュコード

また、リーシュコードを手首につけて落とさないようにするモデルも多いです。

リーシュコードはあった方がカッコイイし、落としたりして他の方に怪我をさせないために役に立ちます

但し、リーシュコードがあると、滑落時に迅速に停止できなかった場合、自分の頭上から降り注ぐ凶器となりえるので、推奨しないという考え方もあります。

どちらにもメリット、デメリットがありますので、これはお好みで選択して良いと思います。

ピッケルの長さ

ピッケルを体の横に持って、くるぶしくらいに先端がくるものがちょうど良いとされています。

目安として、一般的には165cm~170cmの人なら55cm~60cmくらいがおすすめと言われています。

ただよほど高い山を登る人でなければ、70cmくらいと長めの方がおすすめです。

急登ばかりを登ることは少ないので、長めの方が突きながらバランスをとって歩くのに楽なのです。

ヤマノ
ヤマノ

急坂を登ることが多い上級者には、
長すぎると取り回しがしにくいです。

ゆうや
ゆうや

トレッキングポールと使い分けるなら、
体の横に持って、くるぶしくらいに先端がくるくらいでok


初心者は斜度が高い山に行く機会は少ないので、ちょっと長めでも良いですが、それだと高い山に登るようになったら買い替えが必要になってくるので、悩みどころです。

理想はストレートの長めモデルと縦走用の短めのモデルを持つことですが、
汎用性の高さを考えると、短めのスタンダードモデルを選ぶと良いです。

おすすめのピッケル

人気のあるモデルをいくつかピックアップしました。

メーカー ブラックダイヤモンド ブラックダイヤモンド カンプ オクトス
商品名 レイブンプロ 60cm レイブン 60cm コルサナノテク 60cm オリジナルピッケル 60cm
タイプ ストレート ストレート 緩いカーブ ストレート
重さ 362g 453g 253g 420g
価格 普通 やや安い やや高い 安い
特徴 人気モデル コスパに優れる 軽さが魅力 シンプルな国産ブランド

初心者はスタンダードモデルのブラックダイヤモンド レイブンプロかレイブンがおすすめです。

長さと形以外ではそれほど差は感じにくいと思いますので、デザインやリーシュコードの利便性で選ぶのもアリです。

縦走用やアイスクライミング用になると、カーブの角度や様々な条件で選ぶ必要があります。

軽さ重視なら、カンプのコルサナノテクが優秀ですが、ややカーブがあり、傾斜のある地形で使い易いモデルです。

重いほど滑落時の安全性は高まりますが、持ち歩くのに体力が要ります。
軽いほど滑落時の停止力が落ちますが、持ち歩くのはラクチンです。

ピッケルは重いほど滑落停止で効きやすいので、どっちを重視するかは個人の好みです。

こんなことを言うと元も子もないですが、私は軽いほど良い派です。

メーカーで選ぶなら以下の記事をチェックしてみてください。 
ブラックダイヤモンドのピッケル
グリベルのピッケル
ペツルのピッケル

スタンダードモデル(まっすぐ)

コスパ重視の人におすすめ ブラックダイヤモンド レイブン

ピッケルといえばこのモデルという人も多いくらい、定番のモデル。迷ったら初心者はこれできまりです。


55,65,70cmとサイズが展開されています。60cmで453gとレイブンproより約100g重いです。

でも価格差は2000円くらい。

私なら2000円で100g近く軽くなるならレイブンproを選びたいですが、重さを気にしない人にはレイブンを選択する人も多いです。

このあたりはお好みで決めて良い部分です。

55cmはこちら
60cmはこちら
65cmはこちら
70cmはこちら

迷ったらこれ一択 ブラックダイヤモンド(BlackDiamond)レイブンプロ 

レイブンプロは、362g(60cm)ととても軽いピッケルです。

ヤマノ
ヤマノ

グレーのシャフトは雪の上ではやや視認性が悪いですが、一方で雪山登山でも主張しすぎずなじむ道具とも言えます。

どうしても気になる人はシャフトが黒や赤など目立つ色のピッケルが多いグリベルがおすすめです。

  • 重 量:約362g(50cm)、約406g(60cm)、約423g(65cm)
  • タイプ:緩やかなカーブの縦走向け。やや中級者より

正直なところ、ピッケルは重い方が滑落停止能力は高くなるので、軽いのが正義とは言えません。

とはいえ、警視庁の冬の遭難事故の原因を見ると、体力不足も原因としてあがっています

体力に自信がない初心者が重いピッケルを使って消耗するよりは、軽量で使い易いレイブンプロを選んだ方が安全と言えるので、おすすめです。

難点は価格がやや高めということなので、価格が気になる方は、1つ下のレイブンでも良いでしょう。

55cmはこちら
60cmはこちら
65cmはこちら
70cmはこちら

各商品ページで注文時にサイズ変更もできるので、長さは間違えないようにしましょう。

先端が危ないのでプロテクターは付けましょう。このピッケル以外でも使えます。

落として他の人を傷つけないためには、リーシュコードも用意した方が無難です。

ペツルの人気モデル グレイシャー

ヤマノ
ヤマノ

シンプルでデザインのバリエーションは多くないけど、
軽く比較的安いことから人気のピッケルです

読者口コミ
読者口コミ

登山中荷物の軽量化を意識しているので、軽くて持ち運びやすいこちらは重宝します。

荷物の軽量化がうまくできるようになりました。ピッケルが重いと登山中気になって集中できなくなりますが、ストレスなく楽しめました。

  • 重 量:350g(60cm)、370g(68cm)、390g(75cm)
  • ピックタイプ:B
  • シャフトタイプ:B
  • 認 証:CE, UIAA

グルベル Gゼロ

ヤマノ
ヤマノ

ブラックのシャフトが特徴的でリーシュコードも付いているので、
迷わず使えるピッケルです。

読者口コミ
読者口コミ

ピッケルにリーシュベルトが付いて、肩などから掛けられるので、持ったピッケルを思わず離してしまっても、落としにくくなりました。

また、ヘッドプロテクターがあって持ちやすいので、ピッケルを持つのがそれほど苦になりませんでした。


重 量:480g(66cm基準)

ピックタイプ:B

シャフトタイプ:B

認 証:CE, UIAA

グリベル ネパールSA・プラス

ヤマノ
ヤマノ

お使いの使用感について、
愛用者に聞いてみました

口コミ投稿者
口コミ投稿者

まず初心者にも扱いやすいということ。それからカバーが最初からついているため自分で購入し、巻く必要がないこと。

あとは緩くカーブになっているため非常に使いやすいですしデザインも良いですね。

口コミはクラウドワークスにて募集されました

ヤマノ
ヤマノ

買ったことで何が変わりましたか?

口コミ投稿者
口コミ投稿者

本商品は杖として使えるのは言わずもがな、急角度…例えば45度級の雪壁に本商品のピックとアイゼンの前爪を打ち込んで横這う感じでトラバースすることもできますし、登山前に滑落停止練習をした際にも無難に使いこなせました。

あるとないでは違うと思いました。

ヤマノ
ヤマノ

ありがとうございます。
参考になりました。
赤いシャフトがカッコイイ特徴的なデザインなので、
見た目で気に入った方にも良さそうですね


重 量:545g(66㎝リーシュ付き)

カンプ コルサナノテク 60cmで253gという驚異の軽さ

圧倒的軽さで注目されているのはカンプのコルサナノテク。

荷物が制限されるバックカントリーでも携行しやすいモデルと言えます。

一方で軽いということは滑落停止時に突き立てるのは難しいということ。軽さゆえの扱いの難しさは知った上で選ぼう

ヤマノ
ヤマノ

実際に滑落停止することなんてほとんどないので、
理解した上で軽さ重視をするならアリだね!

オクトス・オリジナルピッケル

60,65cm
60cmで約420g

オクトスのオリジナルピッケルもレイブンと同程度におすすめできます。グリップは滑りやすいので、テープを巻いておきましょう。

初心者用と書きましたが、今回のリーダーは年季の入ったピッケルをお持ちでしたが、凍り付いたトラバース路で刺さらないのは一緒でした。大事なのは道具ではなく、しっかりしたアイゼンワークとの組み合わせといったテクニックなのだと実感しました。

amazonレビューより

CAMP(カンプ) ネヴァー

約500g

CAMP(カンプ) コルサ

70cm

手持ちのウッドシャフトのピッケル(50年前のもの)と比べること自体がどうかと思うぐらい軽いです。ただ、手持ちのカドタのオイルアップしたヒッコリーのシャフトは手に馴染むし、鍛造のヘッド部分は見ているだけで美しい。こういった存在感はカンプのコルサ には希薄と言わざるわえません。

あくまで、機能優先した道具としてのもの、として使うものなんでしょう。

amazonレビューより

縦走用のピッケル

GRIVEL(グリベル)Air Tech Evolution エアーテックエボリューション T

58,66cm

58cmで535g
グリベルのピッケルは黄色が映えます。アイゼンと揃えるとさらにカッコイイです。リーシュコードも使いやすいので人気のモデルです。

Black Diamond(ブラックダイヤモンド) ベノム アッズ

50cm

CAMP(カンプ) ALPINA


57,65cm 

DMM ラプター ハンマー


55cm

アイスクライミング用のアイスアックス(ピッケル)

どちらも驚くほど軽い力で氷に食い込みます。アイスクライミングをするならこちらを試して見ましょう。

八ヶ岳の赤岳鉱泉では、何回か初心者でも参加できるアイスクライミング体験のツアーがありますので、参加して見ても良いと思います。


私も実際に2020年に体験してきましたが、アイスアックスが氷に食い込む感覚はアイスクライミングの楽しさを感じるのに十分でした。アイスクライミングは魅力あるスポーツなので、興味がある人はぜひ体験してみましょう。

アイスキャンディについてはこちら

PETZL(ペツル) Quark Adze クォーク アッズ U019AA00

CAMP (カンプ) Xドリーム

ピッケルカバーもあわせて用意しましょう

番外編 ブラックダイヤモンド:ウィペッド

トレッキングポールにピッケルの先端をつけてしまった変わった商品です。

耐久性や使い勝手が難しいですが、面白い選択肢なので、変わったものが好きな方なら試してみても良いかもしれません。

ピッケルを持っているとそれだけでベテランっぽい雰囲気が出てきます。
山頂でピッケルを掲げて記念写真を撮ることも多いですし、実用性だけでなく、雪山感を楽しむのに良い道具だともいます。

雪山のテント泊を始めたらテントのペグにも使ったりできますので、いろんな雪山に行きましょう!

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