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【2024年版】おすすめの雪山登山のスコップ(スノーショベル)

この記事はPR商品を含みますが、消費者庁国民生活センター厚生労働省の発信する情報を基に、ヤマノブログがインターネット調査を行い、コンテンツ制作ポリシーに則り作成しています。

スコップ(スノーショベル)と言えば雪山の雪崩対策3種の神器(スコップ・ビーコン・プローブ)と呼ばれる登山道具の1つです。

どういったものを選べばよいか、おすすめ商品をそれぞれご紹介しますので、道具選びの参考にしてみてください。

ヨメノ
ヨメノ

初めてのショベルなら「ディプロイ3」と「ウルトラショベル」の2択です。
ショベルの使用頻度が多い方は丈が長くて腰が痛くならない「トランスファー3」が候補となります。

この記事を書いた人:ヤマノ

この記事を書いた人:ヤマノ ギアをこよなく愛する道具オタクです。

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私は低山で道迷いをしたり、雨のツェルト泊で寝袋が水没して凍えたり、濃霧の暗闇をさまよったり、危ない思いもしてきました。これは私の知識が足りず、愚かだったからです。

素人で失敗を重ねたからこそ、優秀な登山ガイドやプロ登山家に語れない体験を経て、皆さんには装備の失敗も危険な登山もしないで欲しいと強く思います。だからこそこのブログを作りました。

登山は後から始めた方が安全に楽しめるレジャーです。リアルな失敗談を読み、反面教師として活用してくださいね。

スノーショベルって何に使うの?

スノーショベルの用途

雪山三種の神器 と呼ばれる スノーショベル、ビーコン、プローブ(ゾンデ)の1つです。

雪崩による埋没者の救助から、ビバーク時の雪洞作成など、様々な場面で活躍します。緊急時に備えて携帯しましょう。

埋没者の救助

スコップの重要な役割は雪崩で流されてしまった同行者の救助です。雪崩で流されると数メートル単位で埋まることもあるので、スコップがなければとても救助できません。

もしものために同行者全員がそれぞれ持つようにしましょう。

ビバーク時の雪洞作成

スコップはビーバーク時に穴を掘るのに使います。スコップを持っていたおかげで命が助かることもあるので、必須の道具と言えます。

テント泊の整地

テント泊でもツェルト泊でもスコップを良く使います。

テント泊の整地やビニール袋に雪を詰めてペグ替わりに使う場合も役に立ちます。テント泊のときは必ずもっておきたい道具です。

スコップの選び方

持ち手(シャフト)の形

雪山スコップの選び方 シャフトの違い

持ち手の形はT字型と輪になっているタイプの2種類があります。

どちらも滑りにくく持ちやすいので、形状については好みで構いません。

強いて言うなら輪になっているタイプは手袋を重ねてつけている場合、持ちづらい時があるので、T字型の方がおすすめ度は高いです。

スコップの素材は金属性がおすすめ

スコップの素材は、大きく分けるとプラスチック製のものと金属性のものに分けられます。

プラスチック製のものは、かなり軽いというメリットはあるものの、雪が固いと割れたり折れたりするという強度の低さがあります

私自身、みぞれ混じりの吹雪の中、テント泊しかこともありますが、寝る前はびしゃびしゃで湿った地面でしたが、翌日の朝の寒さで氷つき、ペグを掘り出すにも苦労したことがあります。

金属製は重さはあるものの丈夫で雪をかき分けるのも簡単です。そうしたことから本記事では金属製のスコップを主に紹介します。

金属製の中でもある程度の軽さを備えたアルミ製が特に人気です。

ブレードの形状

スコップのブレードの形状

ブレードの形状はフラットになるモデルと緩やかなカーブを描いているものに分かれます。

フラットモデルは、雪洞泊やイグルー泊がしたい上級者向け

フラットモデルの特徴

・雪洞泊やイグルー泊がしやすい
・雪崩チェック時の雪の切り出しがしやすい
・ザック内で邪魔になりやすい
・穴を掘るのは苦手

フラットモデルは、雪をまっすぐに切り出せるので、雪洞泊やイグルー泊を積極的にする方におすすめです。また、雪面を切り出して雪崩リスクを確認する際にも使い易いです。

ただし、雪穴を掘る労力は、カーブモデルが圧倒的に少なく済むこと、フラットモデルはザックに入れるのにデッドスペースを多く作ることから、初めてのスコップには不向きです。

カーブモデルは穴掘りがしやすい初心者向け

POINT

・穴を掘るのが少ない労力で済む
・フラットモデルよりは、ザック内でかさばりにくい
・雪同泊で必要となる均等なブロックの切り出しは苦手

カーブモデルは、スコップ本来の穴を掘るという用途においてとても優れています。

フラットモデルが姿勢を低くしないと掘りにくいのに対して、カーブモデルはその湾曲した形のおかげでそこまで腰を落とさずとも雪が掘れるのです。

スコップで雪を掘るのは、雪の湿度が多いと重さから想像以上に疲れるので、初心者はカーブモデルを選びたいですね。

持ち手(シャフト)の長さ

持ち手は長いほど作業がしやすく、重さも大きくなります。軽さを重視するか、作業のしやすさを重視するかは好みが分かれます。

好きな方を選びましょう。腰痛がある方は長めがおすすめです。

ただ長すぎると雪洞泊で使う際に邪魔になるケースはあるので、雪洞泊をする方は短めの方が良いです。

おすすめのスコップ(スノーショベル)

メーカー ブラックダイヤモンド ブラックダイヤモンド ブラックダイヤモンド ARVA 高儀 bca
商品名 ディプロイ3 ディプロイ7 トランスファー3 ウルトラショベル 携帯アルミショベル コンパクト CA-1 ショベル SHAXE TECH
タイプ カーブ カーブ フラット カーブ カーブ カーブ
重さ 565g 700g 680g 300 g 460 g 902g
価格 やや高め 普通 やや安い 高い 安い 高い
特徴 人気モデル コスパに優れる コスパに優れる 超軽量モデル 格安モデル ピッケルとのセット品

人気モデルを並べてみると、重さに関してはアルバのウルトラショベルがずば抜けています。

バックカントリーなど荷物が限られる場合では特に人気で在庫切れが多いので、売り切れでないかは要チェックです。比較的楽天なら残っていることが多いです。

一番売れている登山用のスコップはブラックダイヤモンドのディプロイ3かトランスファーで、特に人気なモデルです。

安さ重視なら、Overmontのスコップが優れています。

ブラックダイヤモンド(BlackDiamond) ディプロイ3

ブラックダイヤモンドのディプロイ3は、特に人気の高いスコップの1つです。

その魅力は565gと軽量で収納時に40cmほどになる収納性の高さです。軽さ重視で選びたい方におすすめです。

難点は組み立て時の長さが63cmと短めなので、気になる方は組み立て時に68cmになるワンサイズ上のディプロイ7もご検討ください。

  • 材 質:シャフト&ブレード=アルミ、グリップ=樹脂
  • 重 量:565g
  • ブレード容量:1.14リットル
  • サイズ:組立時=63cm、収納時=43cm

わずか300gのARVA(アルバ) ウルトラショベル

こちらは携行性トップクラスの軽さを持つショベルです。

軽さで選ぶならこれ以外に考えられないほどに軽いです。

ゆうや
ゆうや

特に軽量化が重視されるバックカントリーでよく使われるよ
体力に自信がない人もいいかも

難点としてある程度重さがないと、硬い雪には歯が立たないので、あらゆる雪面に対応できるわけではないので、特徴を理解した上で選びましょう。

ヤマノ
ヤマノ

ウルトラショベル最大の欠点は入手難易度が高いということ。
amazonで出品がなく、楽天でも在庫が少ない点は要注意。
冬は売り切れが多い商品なので、見つけたら逃さないようにしましょう。

・カーブモデル
・全長68cm、収納時47cm
・総パック重量(全部品) 300 g
・素材:アルミニウム+カーボン+グラスファイバー
・ブレード寸法 21 x 21 cm

Black Diamond(ブラックダイヤモンド) トランスファー3

Black Diamond(ブラックダイヤモンド) トランスファー3

あらゆる作業を効率的にこなせることから人気のモデルです。

特徴はグリップの形状で、コンパクトでありながら力を伝えやすい形状をしています。

・フラットモデル
・重量 692g
・全長79cm、収納時61cm
・素材:アルミニウム
・ブレード寸法 26 x 22.5 cm

スコップとピッケルがセットとなったBCA ショベル SHAXE TECH

bca ショベル SHAXE TECH 706g

ピッケル併用モデルはカッコイイです。変形ってロマンですよね。なぜピッケル買う前に見つかられなかったのか、悔やむばかりです。

ピッケルとスコップが合わせて902gって相当に軽いです。ただでさえ重くなりがちな雪山登山の道具が軽くなるなら一考の価値ありです。

難点はピッケル使用時に即座にスコップに切り替えれないので、雪崩時の即時対応性という点では劣るということです。

カーブモデル
重量: 706g(ピッケル部分含めた総重量902g)
ブレードの寸法: 24cm x 28.5cm
組み立てて延長した時の全長: 68cm
ピッケルとして使用するときの全長: 51cm
ブレードとシャフトの材質: アルミニウム

軽さに優れたBCA SHAXE SPEED SHOVEL 

BCA SHAXE SPEED SHOVEL 654g

こちらもスコップとピッケルがセットになったモデルです。軽さに重点を置いたシンプルなデザインです。

・カーブモデル
・シャベルモードでの重量 1.4 lbs / 654 g
・ピッケルモードでの重量 0.6 lbs / 290 g
・総パック重量(全部品) 1.7 lbs / 756 g
・素材:アルミニウム
・ブレード寸法 9.4 x 11.2インチ/ 24 x 28.5 cm

Black Diamond(ブラックダイヤモンド) リンクス

Black Diamond(ブラックダイヤモンド) リンクス

雪山で携行できるしっかりしたシャベルを探していると行き当たりました。
シャベルとブレードを切り離して収納でき、それほど重くないので携行性は二重丸。
一本持っていれば雪山でもテントサイトを難なく設営することができます。
バックカントリーでもビーコン、ゾンデと合わせて持って行けば安心です。

amazonレビューより

この時期、車載用に必要と思い、買いました。
トレッキングもするので、BDだと安心感がありますね。

amazonレビューより

スコップ 角型 スチールフォールディング

プレミアムセール シャベル スコップ 角型 スチールフォールディング
重量:525g、伸長時全長:65.5cm、収縮時全長:43.5cm

お手頃価格で購入できました。軽く、かつコンパクトに収納でき、満足してます。早速、冬山で使用するつもりです。

amazonレビューより

MICHELIN ミシュラン 超コンパクト アルミスノーショベル 2Pセット

MICHELIN ミシュラン 超コンパクト アルミスノーショベル 2Pセット

雪中キャンプの中で使いましたが、特に問題なく使えました。
少々重たい雪をかいても特別変形はしません。

ただ、フルに伸ばした際は、がたつきがあるように感じました。

amazonレビューより

①キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) アルミジョイントスコップ
重量:600g、伸長時全長: 82cm 、収縮時全長:39cm

雪上キャンプでぼ雪かきやイグルーつくりのために,購入しました。
軽量で,なおかつ解体できるため,持ち運びに便利です。
接続部分もしっかりしていて,雪かきをしても,ぐらつくことはありませんでした。

色もGOODな配色で,友人から「かっこいい」と褒められました。
値段もそこまで高くないため,ガンガン使い込めるので,お勧めです。

amazonレビューより

Overmont アルミスコップスコップ

2000円代という超絶安いのに重さ642gと比較的軽量で収納時の直径は約39cm

どちらかと言うと、キャンプや車の雪下ろし向けなので、耐久性や携行性には注意です。

ORTOVOX(オルトボックス) アバランチレスキューセット3+ OV-29755

ORTOVOX(オルトボックス) アバランチレスキューセット3+ OV-29755

スノーショベルだけでなく、プローブやビーコンがセットになったセットです。何を買ったら良いかわからない方におすすめです。

使用回数が少ないならレンタルも価格が安くおすすめ

雪崩対策の3種の神器を揃えると、安くても4万は超えるでしょう。

アウトドアギアレンタルで5000円くらいほどでレンタルできるので、数回しか登山をしないような方は、レンタルも選択肢に上がります。

以上、いろいろなビーコンを紹介しましたが、気に入ったものは見つかりましたでしょうか。
安全に楽しく登山を楽しみましょう!

ちなみに雪山登山の頻度が低いならレンタルという手もあります。
気になるなら見てみても良いかもしれません。長い目で見ると損ですが、1回しか使わないならレンタルで十分です。

1泊2日で税込 4,200円

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