
Yamapは登山の地図アプリとして有名で、登山者なら一度は聞いたことがあるでしょう。
そんなYamapをスマホを見ずに手元で確認できたら、もっと便利で安全な登山ができると思いませんか?

アプリに対応しているスマートウォッチはコロコロ変わるから難しい
今最もYAMAPを使うのに最適なスマートウォッチを考えてみました。
対応機種の早見表
・お使いのスマホがiphoneの場合は、
コスパ重視なら「Apple Watch SE(第2世代) 」
性能重視なら「Apple Watch Series 6」
・お使いのスマホがアンドロイドの場合は、
最も最新の「カシオスマートアウトドアウォッチ WSD-F30」
⇒価格が気になるならYAMAPの使用は諦め、ヤマレコ対応モデルで探すこと

私くらいになるとスマートウォッチいっぱいつけて登山に行けます!

たくさんあっても全く意味ないから、みんなはやめてね。
本当に良い1つだけ選んで持っていこう!

Youtubeでは登山パフォーマンスを上げるために別の視点から解説しています。聞き流しでどうぞ。
>>コスパ重視:Amazfit T-rex 2
>>iphoneユーザなら:アップルウォッチ6
>>ハイパフォーマンス:ガーミンInstinct 2 Dual Power
>>バッテリー駆動最長:カロス vertix2
対応機種以外でYAMAPを利用すると地図の表示が保証されない
YAMAP対応のスマートウォッチでないと、動作が保証されていないので、必ず対応機種を選ぶようにしましょう。
YAMAPの使用におすすめのスマートウォッチ
YAMAPの利用条件は実はあなたが持っているスマホで決まります。
なのであなたのスマホに合わせたスマートウォッチを選ぶ必要があるのです。
iphoneとアンドロイドの場合に分けて説明します。
スマホはアイフォン(iphone)におすすめなスマートウォッチ
アイフォンを使用しているなら、最もおすすめなスマートウォッチはアップルウォッチになります。
とはいってもアップルウォッチにも種類は多く、迷う方もいるでしょう。」
YAMAP公式サイトでは、「Apple Watch SE / Series 5以降(コンパス機能を利用できるApple Watch)」を使用すれば良いと表示されていますので、その中で特におすすめなものを紹介します、

先に買ってはいけないものをあげると、
「Apple Watch Series 3、Series 4」になる。
これらはコンパスに対応していないんだ
サポートされるiOSのバージョン:iOS 15以上
おすすめ端末:6s、7、8、X、XS、XR、11、11 Pro、SE 2nd、12、12 Pro、13、13 Pro
(Plus、Max、miniでもok)
参照元:YAMAP ご利用環境について
Apple Watch SE(第2世代) (GPSモデル)
コスパを重視するならSEシリーズのGPSモデルが特に人気が高い。
但し、次に紹介する「Apple Watch Series」と違い、「血中酸素ウェルネスセンサー」がないので、酸素濃度計測までしたいなら、「Apple Watch Series 6 」の方がおすすめだ。

血中酸素は高山病の兆候をつかむことにも利用できる。
登山以外ならぶっちゃけいらないと思うが、
登山する人には「Apple Watch Series」の方がおすすめ
全てのシリーズを比較しても「Apple Watch Series 6 」が最もコスパが良い
YAMAP対応モデル | ![]() Series 6 | ![]() | ![]() | ![]() |
価格目安 | 41,000円 | 50,000円 | 65,000円 | 100,000 (プレミア価格) |
重さ | 40mm:30.5g 44mm:36.5g | 40mm:32.0g 44mm:38.8g | 41mm:32.0g 45mm:38.8g | 40mm:30.8g 44mm:36.5g |
ストレージ容量 | 32GB | 32GB | 32GB | 32GB |
チップ | S6 SiP (64ビットデュアルコア) | S7 SiP (64ビットデュアルコア) | S8(64bitデュアルコア) | S5 SiP (64ビットデュアルコア) |
バッテリー駆動時間 | 最大18時間 | 最大18時間 | 最大18時間 | 最大18時間 |
防水 | 水深50mの耐水性能 | 水深50mの耐水性能 | 水深50mの耐水性能 | 水深50mの耐水性能 |
安全機能 | 緊急SOS 転倒検出 | 緊急SOS 転倒検出 | 緊急SOS 衝突事故検出 転倒検出 | 緊急SOS 転倒検出 |
タイトル | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る |
コスパを重視するなら機能に対して価格が安く軽量な「シリーズ6」が最もおすすめです。
一方で性能を重視するなら「衝突事故検出」が新しく搭載されている「シリーズ8」がおすすめです。
「衝突事故検出」というのは車に乗っている時の事故検出のことなので、登山後の事故時の早期対応や今後自動運転等の技術発展で便利になる機能です。

登山中の使い心地についてはシリーズ6で十分です。
6より古いと入手しにくいことから逆に値上がりしているので、6がベストです
アンドロイドの場合におすすめなスマートウォッチ

アンドロイドの場合は、対応機種はCASIO Smart Outdoor Watch(WSD-F20、F30、F21 HR)のみです。
「他のスマートウォッチではYamapに連動できないの?」と思うかもしれませんが現状ではYamap対応のスマートウォッチは、上記のものだけです。
CASIOとYamapは専属契約をしているようなので、他のスマートウォッチでは使えないのでしょう。
スマホがアンドロイドでアップルウォッチを使用しても連携ができないので、他に選択肢はありません。

残念ながら対応している「プロトレックスマートシリーズ」は全て生産終了という事実があります。
生産終了することでプレミア化し割高となっているモデルは避ける必要があります。
サポートが終了したスマートウォッチ
2023年03月31日:CASIO WSDシリーズ(F20, F21-HR, F30)
2021年09月30日:CASIO Smart Outdoor Watch 「WSD-F10」
動作保証外 CASIO G-SHOCK シリーズ 「G-SQUAD PRO GSW-H1000」
サポートされるAndroid OSのバージョン:Android 6.0以上
おすすめメーカー:Google, Motorola, Sonyのスマートフォン
YAMAP Android アプリではスマートフォンの設定や性能によって歩いた軌跡が正常に記録できない場合があります。Google, Motorola, Sonyのスマートフォンは比較的軌跡が安定していますので、ご購入を検討されている場合はご参考ください。
※ 必ず軌跡が記録できることを保証するものではありませんのでご注意ください
参照元:YAMAP ご利用環境について
とは言っても編集部でも推奨品以外で問題があるという声はないので、現状YAMAPが使用できているなら特に気にする必要はないだろう。
軌跡が安定しないならスマホ本体の買い替えが必要ということだ

カシオのYAMAP対応のプロトレックはすべて生産終了となっていますが、
「WSD-F30」が最新モデルとなります。
Amazonや楽天ならまだ入手できますので、チェックしてみましょう
YAMAPで使いたいとなると選択肢はなく、1択で考えることになります。
カシオスマートアウトドアウォッチ WSD-F30
カシオスマートアウトドアウォッチ WSD-F20
カシオスマートアウトドアウォッチ WSD-F21HR
アンドロイドの場合は生産終了モデルしか対応していないので、ヤマレコを使う方法も検討する
前述した通り、お使いのスマホがアンドロイドの場合、YAMAPにこだわらないのであれば、同じ地図アプリのヤマレコに変えると選択肢が増えます。
>>遅れてる!?登山用のGPS地図はスマートウォッチで見るのが今時
よくある質問
ガーミンやスントなどの他社のスマートウォッチは連携できないの?
ガーミンやスントのスマートウォッチはソーラー充電から稼働時間に定評があるものが多く、機能てきですが、残念ながらYAMAPの動作保証対象機種ではありません。
これらのスマートウォッチを使うならヤマレコを選択すると良いでしょう。
今後YAMAPの対応機種が増えたらこの記事を更新してお知らせしますので、SNSへも登録いただくことがおすすめです。
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