私の初めての雪山登山装備は、
総額22万4468円でした
（雪崩対策装備）
実際にしばらく経ってからあらためて理想の道具を考えると、
当時とはずいぶん選定する商品が変わってきました。
雪山登山を経験する前に選ぶものと
経験してから選ぶものではずいぶん見方は変わってくる。
過不足ない最適な道具ってなんなんだろうね
この記事を書いた人：ヤマノ ギアをこよなく愛する道具オタクです。
登山歴9年 ｜総額500万以上の道具購入 ｜富士山登頂サポート
メディアや雑誌監修を手掛け、自然を楽しむ仲間を募集中！
＞＞詳しいプロフィール ｜ フォローして一緒に楽しむ！
X(twitter)では不定期でプレゼント企画を開催。僕がいいなと思った商品を自腹で送ってます。応募期間は短めなので、普段からツイートを見ておくと良いかも。
↓過去のプレゼント企画
私は低山で道迷いをしたり、雨のツェルト泊で寝袋が水没して凍えたり、濃霧の暗闇をさまよったり、危ない思いもしてきました。これは私の知識が足りず、愚かだったからです。
素人で失敗を重ねたからこそ、優秀な登山ガイドやプロ登山家に語れない体験を経て、皆さんには装備の失敗も危険な登山もしないで欲しいと強く思います。だからこそこのブログを作りました。
登山は後から始めた方が安全に楽しめるレジャーです。リアルな失敗談を読み、反面教師として活用してくださいね。
ヤマノがおすすめする初めての雪山登山装備
| カテゴリ | メーカー | 商品名 | amazon価格 |
|---|---|---|---|
| アイゼン | グリベル | エアーテック・Jマチック | 18315 |
| 登山靴 | スポルティバ | ネパールエボGTX | 54869 |
| ハードシェル | ミレー | ティフォンウォーム | 28710 |
| ピッケル | ブラックダイヤモンド | レイブン | 13510 |
| アウターグローブ | ブラックダイヤモンド | ソロイスト | 12100 |
| インナーグローブ2セット | ミレー | ウールインナーグローブ | 7180 |
| 防水グローブ | ワークマン | テムレス | 509 |
| ゴーグル | スミス | スクワッドXL | 26950 |
| 保温ボトル | サーモス | 山専用ボトル500mml | 4840 |
| ゲイター | azarxis | ゲイター | 1690 |
※2021年10月時点のamazon価格で記載
合計で168,673円です。
もう少し削るとしたら、コースタイムが短い雪山だけなら、
ゴーグルは安価なものでもok。
他はあんまりケチるとレベルが上がると買いなおすことになるので、注意です。
防寒着とかは冬山に挑戦する前から持っている前提だから、
持ってない人は注意しよう！
＞＞防寒着を持っていない方は「最強防寒着をチェック」
＞＞顔の凍傷を防ぐバラクラバもチェック
10本・12本アイゼン
こちらはグリベルのエアーテックから
セミワンタッチを選定
ワンタッチかセミワンタッチかは、
人によって意見が異なるけど、
残雪期はライトアルパインブーツでも使いたい人は、
セミワンタッチがおすすめ
正直エアーテックが付かないモデルの方が、
爪が長く、高レベルの山でも使えるので個人的には好き。
でも購入者の満足度が高いのはエアーテックなんですよね
保温性のある雪山登山靴
雪山登山靴にはロングセラーで人気モデルである
スポルティバのネパールエボGTXを選定しました
・保温性に優れフィットしやすい
・人気モデルで被りやすい
重さが1000gと少し重いから、
高くても軽い方がいいなら、
ネパールキューブGTXもおすすめ
靴は足に合うかも重要だから、
相性が合うものを選びたいね
悪天にも対応できるハードシェル
ハードシェルは相場が５万前後なのに、
破格に安いミレーのティフォンウォームを選定
安さより安全を取るなら
他のハードシェルと比較してみよう
滑落停止するためのピッケル
ピッケルは初心者向けの
ストレートタイプで人気なレイブンを選定
凄い軽いとはいえませんが、
軽すぎると停止能力が下がるので悪くないと思います。
稜線上の強風に耐えるアウターグローブ
初心者のアウターグローブは、３本指タイプが良い
難しいピッケルワークはしないだろうし、保温性が高いのは３本指だからね
ソロイストは限界温度が-29度までだから、
性能不足を感じることもないだろう！
＞＞【使用感レビュー】最強の厳冬期手袋は、ブラックダイヤモンドのソロイストフィンガー
外さなくてもスマホ操作可能なインナーグローブ
インナーグローブはスマホ操作ができるものを選ぶのは必須。
スマホ操作可能と書いているグローブでも操作感はかなり違ったよ。
圧倒的に反応が良かったのがミレーのグローブ
ブラックダイヤモンドのアウターグローブでも
ブラックダイヤモンドのインナーが合うわけじゃないんだね
雪遊びや遭難時のビバークのための作業用グローブ
テムレスはめちゃくちゃ安いのに防水性が高くて作業用としては使いやすい！
唯一の難点は写真映えしない見た目だね。
気になる人は黒いモデルを選んでおけば少しはいいかな
＞＞雪山登山用の手袋に防寒テムレスが人気な理由 １つは持っておきたいコスパグローブ
目の日焼けと吹雪を防ぐゴーグル
ゴーグルはスキーやボードでも兼用にできるから、
良いものを選んでおきたいね。
安物だと傷つきやすかったり、
曇りやすくなることがある。
そういった意味で信頼できるゴーグルは必要だよ
凍結を避け水分補給をするための保温ボトル
重要そうに見えないが保温ボトルはかなり大切。
夏のテンションでナルゲンボトル持っていくと凍って開けられなくなる。
ハイドレーションもホースを保温しないと凍って出てこない
水が出てこないのは本当に困りそうだね
>>山専ボトル メーカーはサーモス・モンベルのどっち？ ＋サイズ比較（500・750・900）
雪の侵入を防ぐゲイター
ゲイターは安物で良いというのが私の主張。
高いものの方がしっかりしているとか良い評判があれば教えてね
少なくとも雪山初心者は破りまくるからロングゲイターであれば何でもいい
削れる部分は削って、
その分重要な道具に回すのが良さそうだね
今登りたいおすすめの雪山
道具の準備ができたら登る山を決めて準備したいね
山によって難易度は大きく変わるから、
徐々にレベルアップしていきたいね
コメント