今回は山ごはんが好きな「こむぎ」さんに、アヒージョとパスタの合わせ技について記事を書いて頂きました。
一部私「ヤマノ」の補足もありますが、山ごはんを作る参考になれば幸いです。
パスタとアヒージョ!一度で二度おいしい料理はお得ですね
アヒージョ&えびしめじパスタの魅力
トランギアの飯ごう「メスティン」を使った、アヒージョ&えびしめじパスタのレシピを紹介します。
山でアヒージョしたいけど、残ったオイルに困ってしまう。
そんなお悩みに、パスタとアヒージョの合わせ技です!
完成した「えびしめじパスタ」がこちら
アヒージョの調理時間は約10分、その後のパスタの調理時間は約5分。想定カロリーは約500kcalです。
山でアヒージョをしてみたいけど、残った油の処理に困ってしまう。
そこで思いついたのが、パスタとの合わせ技でした。
アヒージョを楽しんだ後に、残ったアヒージョをパスタにかけてしまえば、残った油の心配をする必要もありません。
余すことなく、アヒージョを味わい尽くすことができます。まさに、一石二鳥。早速山で試してみることにしました。
作ったときのエピソード
初めてこの料理を試したのは、納古山に行った時のことです。
3月ごろだったのでまだ少し肌寒く、震えながら調理していました。
アヒージョが完成して、いざ実食!と思い、シェラカップを持ち上げた手が滑ってしまい、熱々のアヒージョは私の登山靴へと真っ逆さま…。
無残に散らばったえび達を拾い上げて、ゴミ袋へ入れて泣く泣く下山しました。
帰りの車、私の登山靴から香るガーリック臭が悲しい気持ちを後押しします。
諦めきれずに、次の日藤原岳へ行って再挑戦しました。今度は滑らすもんかと、しっかりシェラカップを握って調理しました。
今度はアヒージョから〆のパスタまで余すことなく食べ切ることができ、無事納古山での無念を晴らすことができました。
シェラカップの持ち手はとても滑らしやすいので、手元に気を付けながら挑戦してください。
アヒージョ&えびとほうれん草のパスタを作るのに必要な材料
・オリーブオイル 大さじ2
・鷹の爪 1本
・スライスニンニク 2かけ
・塩 少々
・早茹でパスタ 1人前
・えび 適量(シェラカップに入る分だけ)
・しめじ 適量(シェラカップに入る分だけ)
アヒージョの作り方
①オリーブオイル、鷹の爪、ニンニクを弱火で熱する。
(火が強すぎるとニンニクが焦げてしまうので注意)
②オリーブオイルが温まったら、アヒージョの具材をしばらく煮込む。
メスティンの蓋を乗せておくと早く煮えます。
③塩で味を調える。アヒージョの完成!
具材は全部食べ切らずに、アヒージョの具材を半分残しておきます。
④パスタを茹でます。メスティンに早ゆでパスタと水を入れて茹でます。
パスタが浸かるくらいの少なめの水で茹でると、茹で上がるころには水分が蒸発して無くなり、茹で汁を持って帰らずに済みます。
⑤残ったアヒージョの具材をパスタの上にかけて、完成です!
アヒージョの具材はお好みで選びましょう。
他には玉ねぎやほうれん草を入れてみるのも美味しいと思います。
スライスニンニクですが、私はニンニクを切るのが面倒な為、乾燥のガーリックスライスを使っています。
乾燥でも十分香りがしますし、何より軽くて手間が省けて、山での調理ではオススメです。
鷹の爪も切れていてジップ袋に入ったものが売っているので、それを使うと手軽です。
アヒージョ&えびしめじパスタを作るのに必要な道具
・シェラカップ
・メスティン
・ガスバーナー
えびしめじパスタは、こんな登山のときにおすすめ
日帰り登山にオススメです。落ち着いて調理するために、できれば山頂に広めの休憩スペースがとれるようだとなお良いと思います。
ガーリック臭がすごいので、その後デートの予定があったり、その山行自体がデートだったりする場合はオススメしません。
デートでも全く気にならないという方は気にせず挑戦しちゃってください。
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