今年の夏は自粛も空け、フェスも多くの場所で開催されます。
フェスでは動きやすい服装や、歩きやすく疲れにくいコーデを意識しなければいけませんが、おしゃれにもしっかりと気を使っていきたい。
どんな服装が野外フェスにふさわしいか迷ってしまいますよね。
そこで今回は夏フェスでの服装のNGポイントや準備しておくものをわかりやすくまとめました。
夏フェスを快適におしゃれに楽しむコーデも紹介していますのでどうぞ最後までご覧ください。
読み飛ばしガイド
・フェスでのマナー・服装の注意点
・フェスで良く取り入れられる人気アイテム
・みんなのフェスコーデ事例
・家族フェスの楽しみ方
そもそも“野外音楽フェス”とは?
一言でいうと、野外でアーティスト・バンド等のライブ(歌や演奏)を聴いて楽しむお祭りです。
イベントによりますが、大きいイベントですと朝から晩まで何十組ものアーティストが会場にあるそれぞれのステージで順番に入れ替わりながらライブを披露していますので、
観たいアーティストを狙って移動して楽しみます。
野外フェスの楽しみ方は?
自分や家族の好きなアーティストのライブを観る
これが一番の目的になるかと思います。開催直前になると“タイムテーブル”というものが公式のホームページ等で発表されます。
何時にどのステージで誰がライブをするのかが分かるようになっていますので、
観たいアーティストのライブが始まる時間に合わせて会場内を移動して楽しみましょう。
生のライブはとても迫力があり、音も大きいので小さいお子さんと一緒の場合は観る場所の配慮が必要となります。
観にくくはなりますが、ステージから離れた場所で子どもを抱っこしたり、肩車をしたりしながら一緒に聴くのも子連れならではの楽しみ方だと思います。
フェス飯を食べる
ライブの他に会場内にはフードブースがあり、美味しいご飯(俗に“フェス飯”と呼びます)を買って飲食が出来るようになっています。
多くのお店が出店しており、どこも美味しそうで毎度迷ってしまいます。
ご飯だけでなく、インスタ映えするようなドリンクやデザートも売っていて、
ライブとこのフードブースを行き来しながら過ごすのもフェスの醍醐味の1つです。
キャンプをする
フェスによってはキャンプサイトが用意されていて、キャンプも一緒に楽しむことができます。泊まりでめいいっぱい野外フェスを楽しめるのでおすすめです。
関東から行ける野外フェスととして、FUJI ROCK FESTIVALやGO OUT CUMP
東海地方では、森、道、市場や中津川 THE SOLAR BUDOKAN などが有名ですね。
フェスでのマナー・服装の注意点
野外フェスでは、動きやすいラフな服装がおすすめです。
野外では熱中症対策が必要になりますので、通気性の良い服や帽子やタオルなど、紫外線や汗対策はしっかりと準備しておきましょう。
野外フェスに準備しておきたい持ち物リスト
定番のフェスコーデのアイテム
帽子(ハット)
帽子は野外での日焼けや熱中症対策には必須アイテムです。
デザインにこだわることでコーデもおしゃれになります。
下記のリンクでアウトドアでの日焼け&熱中症予防におすすめの登山用帽子を紹介していますので気になる方は見てみて下さいね。
ショートパンツ
メンズ、レディース共に人気でカップルコーデの評判も高いのがパタゴニアのパンツです。
登山用のショートパンツもフェス向けでおしゃれなものが多いので合わせてチェックしましょう。
>>パタゴニアのバギーズショーツはダサい!? 人気の理由と選び方
ワンピース
ワンピースはコーデが一枚で決まり、合わせのアイテムに迷わないので替えの一枚としてもおすすめです。
女性らしさもあり、動きやすいアイテムなのでワンピースもフェスコーデとして使いやすいですよ。
夏の野外フェスは通気性の良いレース系などもおすすめ。
スニーカー
野外では草木で足元を切ったり、虫にさされたりするリスクがあるので、足を覆ってくれるスニーカータイプがおすすめです。
特にクッション性の高いスニーカーや、撥水性のあるスニーカーだと動きやすく、中に浸透するおそれもないので野外フェスでも安心できます。
みんなのフェスコーデ
野外フェスを快適おしゃれに楽しめるコーデを紹介します。
レディース
Tシャツ×短パン
夏フェスにふさわしい動きやすくラフなコーデ。
ソックスやシャツを羽織ることでコーデがおしゃれにまとまっていますね。
黒系のアイテムと組み合わせることで、ショーパンの子供っぽさがぬけてこなれ感がUPします。
パンツは撥水性のあるものだと雨の日も安心ですよ♪
コーデのポイント
・ソックスやシャツ羽織りでカジュアルな着こなしに
・オレンジとブラックの2色でまとめることで洗練された印象に
・雨対策に撥水素材のパンツを選ぼう
ワンピース
(画像出展:THE NORTH FACE / HELLY HANSEN 石垣)
コーデが一枚で完結し、女性らしい印象を持たせることができる万能アイテムのワンピースです。
小物も同系色のもので合わせることで、ナチュラルな印象に。
レギンスイン&リカバリーサンダルで足元の疲労をかなり軽減することができます。
長時間のイベントでも快適に過ごすことができますね♪
コーデのポイント
・ワンピースで女性らしい印象を
・ベージュ系は汚れが目立ちにくい
・レギンスやリカバリーサンダルで足元の疲労を軽減
七分袖×ワイドパンツ
(画像出展:THE NORTH FACE+ ららぽーと海老名)
全体的にゆったりとしたリラックスコーデ。
トレンドのオーバーシルエットを組み合わせることで、着合わせはシンプルでもおしゃれな印象に。
白や黒、ネイビーなどはコーデが少し重くなりがちですが、麦わらのハットが夏っぽさを演出してくれています。
コーデのポイント
・オーバーサイズで着用することでおしゃれな印象に
・コーデに麦わらハットのような夏素材を加えることで清涼感UP
メンズ
Tシャツ×短パン
(画像出展:THE NORTH FACE / HELLY HANSEN 石垣)
Tシャツにショートパンツを合わせた爽やかなアウトドアコーデ。
着合わせはシンプルながらも迷彩柄のシャツジャケットをアクセントに加えることでおしゃれ感もグッと上がりますね。
サンダルは同系色のものを合わせているので、すっきりとした印象です。
帽子やサングラスなど紫外線対策もバッチリなコーデですね♪
コーデのポイント
・サングラスや帽子で紫外線対策をしながらおしゃれ感UP
・迷彩シャツを肩掛けしてコーデのアクセントに
・撥水系のパンツで雨の日も安心
セットアップ
セットアップコーデで野外でも大人っぽい印象に。
シアサッカーを使用した接触冷感のある涼しいアイテムなので夏場でも快適に過ごせます。
野外だと機能性を追求するあまり、ちょっとアウトドアくささが出てしまいますがセットアップだとクールさが出ておしゃれにキマりますね!
しかも夏場でも涼しく着れる素材なんて♪
コーデのポイント
・セットアップで大人らしさを
・夏でも涼しい生地を着用
・モノトーンでクールなコーデに
ジャケット×ショートパンツ
(画像出展:THE NORTH FACE ららぽーとエキスポシティ)
雨対策に撥水性に優れたジャケットを一枚持っておきたい。
ノースフェイスのジャケットはコンパクトで持ち運びのしやすい物が多いのでおすすめですよ♪
切り替えのデザインを着用することでモノトーンコーデのアクセントに。
半袖×ショートパンツだと若さが出るので薄手の長袖と組み合わせることでおしゃれ感もグッと上がりますね。
コーデのポイント
・雨対策に撥水ジャケットを
・切り替えのデザインをモノトーンコーデのアクセントに
・長袖を羽織ることで子供っぽさを半減
家族フェスの楽しみ方
近年、全国各地で開催され盛り上がりを見せている“野外音楽フェス”。
「フェスは若い子たちが行くイベントだから・・・」「子どもを連れて行く場所ではない」という声をよく耳にしますが、最近は子ども楽しめるファミリー向けのフェスも増えてきています。
今回は家族で行く、野外フェスの楽しみ方やコツについてお教えします。
・家族で楽しむコツ
・キッズエリア&ワークショップで遊ぶ
ライブを見てばかりだとさすがに子どもは疲れ、飽きてきてしまうことも・・・。
そんな時はキッズエリアやワークショップに行って遊び、気分転換を図りましょう。
フェスによって内容は異なりますが、キッズエリアでは手作りの遊具(ブランコ・玉入れ遊び等)や
最近流行りのスラックラインで体を動かして遊べたり、自由に絵具やペンなどを使ってお絵かきをして楽しむコーナーなどがあります。
ワークショップとしては有料になりますが、キーホルダーやキャンドルなどを親子で一緒に作って遊べるコーナーやフェイスペインティングをしてもらえるお店などがあります。
ですので、子どもがライブに飽きてきたなと感じたら是非活用しましょう。
レジャーシートを持参する
野外フェスは体力勝負な部分もあります。ほぼ一日会場にいることになるので、
立ちっぱなしの状態でライブを観続けたりキッズコーナーなどで体を動かしたりていると、やはり疲れてきます。
そんな時に重宝されるのがレジャーシートです。
フェス飯を食べる時や足が疲れた時、特に小さい子どもを連れている方は絶対眠くなるので昼寝用としても活躍します。
是非、用意していきましょう。
持ち運びやすいおしゃれなレジャーシートがおすすめです。野外フェスに限らずピクニックや運動会でも使えます。
※フェスによってはレジャーシート禁止の場合もあるので注意です。
・チェアを持ち寄る
立ちっぱなしだと疲れてしまいます。子供はとくにぐずってしまうので、できれば携帯できるチェアを持っていきましょう。
ステージから離れればチェアを置けるスペースはたいていあります。
約500gと500mlペットボトルと同じくらい軽いチェアであるヘリノックスのチェアゼロがおすすめです。
キャンプと兼用するなら無駄がないです。
フェスの紫外線対策と日焼け止め
一日中野外で活動することになるので、ギラギラした日差しを一日中浴びることになります。
紫外線によりお肌がボロボロ、シミも・・・。
なんてことにならないようにしっかりと紫外線対策に日焼け止めは大事です。
日焼け止め対策に下記のリンクをご覧下さい。
フェス以上に日焼けがひどい登山用の日焼け止め対策が参考になります。
レギンスインで紫外線対策
スカートやショートパンツなどの中に、レギンスを履いて紫外線対策をしておくのもおすすめです。
また、レギンスは関節を保護する役目もあり、体を動かすことによるエネルギー消費量を抑えてくれます。
色やデザインにもこだわることでフェスコーデがよりおしゃれになりますよ。
羽織るものを用意しよう
夏の夕立や雨フェス対策
レインウェア
野外では急な悪天候に見舞われることもあるので、雨対策もしっかりとしておきましょう。
夏の小雨でも低体温症を発症することもあるので雨具選びも重要になります。
下記のリンクでアウトドアにおすすめのレインウェアの選び方を紹介していますのでぜひ参考にしてみて下さい。
>>登山ブログが最強のおすすめレインウェアを求めて比較してみた
まとめ
いかがでしたか?
夏フェスでは暑さや日焼け対策、雨風に備えて防寒性や防水性に優れたものを選ぶように注意しましょう。
自然の中で、行われるフェスでは機能性に依存するぶんアウトドアくささが出てしまいますが、小物やインナー選びによって街中でもそのままカジュアルに着れちゃいます。
トレンドのアイテムを使ったおしゃれなコーデで楽しい夏の思い出をつくりましょう。
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