キッシュってそもそもどんな料理?
パイやタルトの上に、ベーコンや野菜を加えた卵液を流し込んでオーブンで焼いたフランスの料理。
本来なら冷凍のパイシートを使ってオーブンで焼きますが、山にはオーブンなんてありません。
ということで、パイシートの代わりに食パンの耳を使って作るキッシュを紹介します。
今回は山ごはんが好きな「こむぎ」さんに、山ご飯のデザートについて記事を書いて頂きました。
完成した「キッシュ」がこちら
2020年のGWごろ。丁度、コロナ渦で外出できずに家で暇を持て余している時のことです。
また山に登れるようになった時に、役立てるようベランダで山ごはんの研究をしていました。
外に出ちゃいけないとなると、いつもは普通にできていたことが無性にしたくてたまらなくなります。
私は、スタバのキッシュが無性に食べたくて仕方がなくなり、どうにか家で作れないかと考えました。
そして、どうせなら山でキッシュを作れないかと思い、食パンで作るキッシュにたどり着きました。
冷凍パイシートで作ることもできなくないのですが、どうしてもオーブンで焼かないので、パイ生地がしなしなになってしまうのです。
なので、山でやるときはこの食パンキッシュを私はおすすめします。
食パンとパイ生地では、食感がだいぶ違うのですが、これはこれで美味しいです。
焼かれてカリカリになったパンが、卵やチーズと相性抜群なのです。
是非試してみてください。
キッシュを作るのに必要な材料
- ・食パン6枚切り 1枚(真ん中部分は要らないので食べちゃいます)
- ・卵 1個
- ・牛乳 50ml
- ・コンソメ 小さじ1
- ・ほうれん草 1束
- ・ソーセージ 3本
- ・とろけるチーズ 好きなだけ
牛乳はどうやって持ち運べばいいのかな?
気温が10度以上になる場合は、常温保存可能なものを使うと良いです
大阿蘇牛乳や明治のロングライフ牛乳という商品は、常温保存可能なようです。
①ほうれん草とソーセージをフライパンで炒める。
②炒めたものの周りに、真ん中をくりぬいた食パンで枠を作る。
③シェラカップに卵、牛乳、コンソメを入れて溶いたものを、パンの真ん中に流しいれる。
④とろけるチーズを乗せて、アルミホイルで蓋をして弱火で5分ほど焼く。
⑤蓋を取って火が通っていれば完成。
キッシュを作るのに必要な道具
・ガスバーナー
・フライパン
・アルミホイル
・ナイフ
キッシュはこんな登山のときにおすすめ
作る山ごはんがいつも、パスタやラーメンなんかに偏って、少しマンネリ化していませんか?
そんな時に、いつもと違ったおしゃれなキッシュを試してみると面白いと思います。
材料に腐りやすい牛乳や卵が含まれているので、長時間山行には向きません。
短時間で登れるまったり登山におすすめです。
作り方も簡単で、家にあるような食材で作れるので、気軽な気持ちで是非試してください!
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