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冬の唐松岳登山 積雪の八方池ピストン

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2019年唐松岳の積雪はどれくらい!?実際に行ってきました

山域:北アルプス
オススメコース:八方池ピストン 
日付:2019年12月14日 レベル:中級者向け(天候が読みづらい)
歩行時間(休憩あり時):4時間20分
歩行距離:12km(1日目)、6.6km 車でのアクセス:名古屋から4時間

・唐松岳と積雪量

夏の唐松岳は初めての北アルプスにもおすすめできる景色が綺麗で登り易い山で、 八方池へのトレッキングコースでは7月中旬まで残雪があります。
「長野県登山安全条例」により、登山計画書の届出が必要です。

唐松岳は、2019年に国内で7例目の氷河が確認されました。詳細はこちら

冬の唐松岳は夏とは一転、リフトの時間も短く、稜線上を歩く時間が長いこともあり、初めての雪山にはおすすめしません。また天候も崩れやすく、暴風があることも多いです。風速1m増えると体感温度は1度下がるので、とても寒く感じます。

ですが八方池まで危険箇所もないので、初心者向けの八ヶ岳や入笠山などを経験した初級者が登るには丁度良いと思います。

唐松岳の登山口には、 八方ゴンドラリフト「アダム」、アルペンクワッドリフト、グラートクワッドリフトの3つからなる八方アルペンライン でアクセスします。

時期によって稼動時間が異なりますので、電話で確認しましょう。
目安として、2019年12月14日には、2つめのリフト( アルペンクワッドリフト )までが稼動していました。

3つめのリフトは試運転中でしたので、もうしばらくで稼動を開始すると思われます。

唐松岳は非常に積雪量が多く、下の白馬村に積雪がなくても アルペンクワッドリフト終着点で30cmほどの積雪、八方池山荘周辺で50cmほどの積雪でした。
50cmあるとずっぽりハマると人にもよりますが、腰の下あたりまで埋まります。

これは 2019/12/14時点に確認した結果です。
2019年1月4日に確認したときには、八方池山荘付近で100cm近くありましたので、厳冬期の雪量はラッセル必須と考えておいた方が良いです。

但し八歩池を越えて山頂に近づくに連れて、雪が固まっている部分と吹き溜まりで積もっている場所が分かれるようになってきます。

ここまで積雪がある山ではワカンではなく、スノーシューがあるといいですね。


スノーシューはワカンより重く値段も高いですが、ワカンがくるぶしまで沈むようなところでスノーシューはほぼ沈まないため、軽い力で登れます。

・アクセス情報

電車の場合
長野駅ー(アルピコ交通 バス)ー白馬八方ー(徒歩)ー八方尾根ゴンドラリフトアダム八方駅

自家用車の場合
大泉IC-関越自動車道-上信越自動車道-更埴JCT-国道18号線-県道70号線-国道19号線-白馬長野有料道路-道31号線-八方尾根ゴンドラリフトアダム八方駅

ゴンドラ稼動開始8:30頃の一番ゴンドラに近い駐車場はこちら
かなり空いています。昨年の年始に来たときにはこの時間には埋まっていましたので、連休だともう少し増えると思います。

この日は午後から悪天になることがわかっていたので少なかったかもしれません。

・宿泊施設

唐松岳頂上山荘
2019年の営業期間は、2019年4月27日(土)~5月5日(日)および、6月22日(土)-10月14日(月)なので、冬季は営業していないので注意です。

出典: 唐松岳頂上山荘

八方池山荘
標高1850mのリフト最上部に位置します。
1泊2食10300円/素泊まり7000円

出典: 八方池山荘

冬でも暖かいご飯や飲み物が味わえますし、ストーブもたくさんの漫画もあるので居心地が良いです。

・登山記録

【スケジュール】
0:00 名古屋
4:00 ゴンドラ前駐車場
8:30 ロープウェイアダム
9:00 クワッドリフト終点
10:00 八方池山荘
11:00 八方池
12:00 八方池山荘
(昼休憩1時間)
14:00 ゴンドラ前
(昼休憩1時間)
16:00 十朗の湯
17:30  レストラン道の駅はくば
22:00 名古屋

金曜日の深夜に出発して朝から登り始めました。
前日に近くに泊まったり、翌日にスキーやボードをするプランもおすすめです。

8:30 ロープウェイアダム

トイレは室内にあります。稼動開始は8時です。

5kg以上の手荷物は手回り品持込料440円がかかります。体重計が置いてあるので自分ではかりましょう。

料金は 往復 1,780円 です。アルペンクワッドリフトは 往復 560円、 グラートクワッドリフトは往復600円です。この日はアルペンクワッドリフトまで稼動していました。

トイレの前の白馬村のゆるきゃらが気になります。

ロープウェイの前にはビーコンチェッカーがあります。ビーコンの電源を入れて近づけると緑の○が表示されます。

ロープウェイから降りたところは兎平です。スタバがあるので寒いときはくつろげます。

ネックウォーマーやグローブを忘れたら売店へ

クワッドリフトはこちらから。4人乗りリフトですが、登山者は2人ずつ乗ります。


9:00 クワッドリフト終点

3つ目のリフトが稼動していないので、アイゼン&ワカンをつけて登ります。
いつもチェーンスパイクも携行していますが、唐松岳に関しては使用することはないと思います。

この時点で積雪40cmくらい。

この時点では風はほぼなく、あたたかい日差しで少し暑いくらいです。

山に登るとスキー、ボードがしたくなり、スキー、ボードに行くと、登山したくなるのは私だけではないはず。

10:00 八方池山荘

登山者は少なく、晴天が広がっていました。八方池山荘から先は風がかなり強くなってきます。

もちろんハクキンカイロも持ってきてます。

雪がどんどん深くなってきます。

下界は無雪だったのにthe雪山感たっぷりの景色が広がっています。

この日は足跡が残っていましたが、風速20mを超える日はトレースは10分もあれば消えるので、遭難リスクが増します。北アルプスは撤退のタイミングが難しいです。

11:00 八方池

この日も午後は悪天候予報なので、八方池ではしゃいだらすぐ引き返しました。

12:00 八方池山荘
(昼休憩1時間)

八方池山荘に帰ってきました。アイゼンを下駄箱において、中に入ります。

カツカレーや牛丼、カレーうどんなどの温かい食べ物がおすすめです。

販売しているものも気になります。

お昼食べている間に外は雪が降り始めて真っ白に!

真っ白な中を下山します。

14:00 ゴンドラ前
(昼休憩1時間)

別行動していた友人がご飯食べているとのことで、 下山してレストランももちゃんへ 

こちらのハンバーガーも気になります。

この日の温泉は十郎の湯へ
水風呂がないのが残念でしたが、ゆっくりできる温泉でした。

以上、雪の唐松岳でした。

いつか山頂まで行きたいです。余裕を持っていくなら山荘に泊まって行きたいですね。

登山記録
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