![](https://hikingnagoya.com/wp-content/uploads/2019/12/snow-3355699_640.jpg)
【雪山登山】冬にしかいけない秘境 焼岳 南峰の魅力
オススメコース:新中の湯登山口~南峰
レベル:上級者向け
歩行時間(休憩なし時):7時間
独標の広さ:狭い 車でのアクセス:名古屋から4時間
・焼岳(南峰)ってどんなところ?
焼岳の山頂は北峰と南峰に分かれています。南峰は落石が多く、夏期には立ち入ることができません。
冬にまとまった積雪があると、これらの岩も埋まり、登ることができるようになります。そのため、冬にしかいけない秘境の山が焼岳南峰になります。
もちろん雪崩のリスクがゼロではないので、コンディションを見極めて登る必要があります。冬は北峰の方が雪崩リスクが高いので両方登りたい方は特に注意です。
雪山登山が始めての人におすすめできる山ではないので、まずは八ヶ岳や谷川岳、入笠山などの山で経験を積みましょう。
雪崩情報は雪崩ネットワークが参考になります。
焼岳自体が活火山なので、危険はあります。
十分に情報を確認して自己責任で登りましょう。
地図は必ず携行しましょう。
ヘルメットとゴーグルは必須です。
防風性を供えたハードシェルもないと寒さに震えることになります。必ず用意しましょう。
関連記事
・冬期雪山登山のおすすめハードシェル 性能比較や特徴について
・登山ルート
冬季は「新中の湯ルート」が一般的かと思われます。
古い登山記録を見ると、 中の湯バス亭近くの「中の湯ルート」から出発する登山記録も見つかります。
こちらは現在は 登山道崩壊により廃道になっていますので、間違えないようにしましょう。
焼岳にはウサギの足跡が目撃されています。雪ウサギにあってみたいですね。
12本アイゼンとピッケルが必須です。
関連記事
・積雪期登山 おすすめのピッケル ブラックダイヤモンドやグリベル
・滑落時の緊急停止 ピッケルを用いた訓練と現実
・登山用アイゼン(クランポン)の選び方やおすすめモデル
・おすすめアイゼン(クランポン)ケース
積雪量が多いことがほとんどなので、ワカン、スノーシューを用意しましょう。
年によっては積雪が少ない場合は南峰にいけないのでよく下調べしましょう。
暖かい飲み物とネックウォーマーやバラクラバなどの用意があると安心です。
関連記事
・寒い冬こそ山専用ボトルの水筒(サーモス・モンベル)!! 実際保温力はどうなの?
頂上近くは雪量が多くなり、踏み抜きもでてきます。ズボっとはまると体力をとられるので気を付けましょう。
こちらの動画でも道がわかりやすいです。
全体のルートはこちら
地図は北峰に向っているのであくまで参考まで
![](https://hikingnagoya.com/wp-content/uploads/2019/12/2019-12-24_074306.png)
・登山口へのアクセス
釜トンネルの出口に中の湯バス停 から徒歩で1時間ほど歩かれる方もいるようですが、路肩に停める方が一般的だと思います。
15台/無料 でトイレ、水なし、携帯電波は繋がります。
マップコード:620 747 126*80
緯度経度:36°12’14.0″N 137°35’56.4″E
・スケジュール例
スケジュール
07:30 新中の湯登山口
09:30 中間広場
11:30 焼岳南峰
(休憩30分) 13:20 中間広場
14:20 新中の湯登山口
・周辺施設
温泉は、奥飛騨ガーデンホテル焼岳 日帰り温泉 がおすすめ
他に中ノ湯温泉 700円も人気です。
関連記事
・冬山登山の始め方
コメント