雪山登山に踏み出す前に立ちはだかる大きなハードル。
それは、雪山の危険さと冬山登山道具を揃える心理的抵抗感にあります。
実際、私は登山を始めてから本格的な雪山登山を始めるまで、3年かかりました。
ですが、今ではもっと早く挑戦しておけばよかったと感じています。
雪山ってなんだか怖くて避けたいな
雪山は確かに危険です。でもまだ見ぬ非日常を味わえる場所でもあります。
雪山登山に踏み出す勇気はなかなかでない
雪山登山ってなんだかとても危険で怖いものだと思いませんか?
私は雪山登山を始めるまで、漠然と危険で自分が行くことはないだろうと思っていました。
ところが、冬に雪がない低山ハイク→軽アイゼンでの雪山ハイキング→八ヶ岳の小屋泊登山のように、気が付いたら徐々に登る山が増えていました。
一方で同じ時期に登山を始めた友人も雪山には未だに行かない人も多いのも事実です。
行かない理由を聞くと良く上がるのは、「雪山は怖い」、「冬山の道具が高い」といった理由です。
リスクを把握した上で挑戦しないことも一つの選択。私は雪山にハマるまでは、冬は他のアウトドアも楽しむようにしていました。
雪山登山の危険と難易度
実際問題、雪山は危険です。というより登山自体が危険と隣合わせのスポーツであることを忘れてはいけません。
ただ冬山には、雪がない低山もあります。雪山が怖いなら雪がない低山を登ってみましょう。
雪山登山の危険
昨年の遭難の事例を見てみると、冬季に多い遭難事例は、
装備不足、体力不足、技術不足が圧倒的多数を占めています。
もちろん雪山特有の雪崩や低体温症、凍傷についての危険はありますが、より実データを元に対策をするなら実力以上の山に行かないこと、事前に必要な装備を揃えることが重要であることがわかります。
特に必要な装備で山に登ることは、私自身が失敗したことも多いです。
私が登山を始めたのは春山の残雪時期ですが、登山靴も持たず、登っていました。
今考えれば危ない登山をしていたことがわかりますが、当時はそれすら気づいていませんでした。
そうした無知な登山をしていた後悔から少しでも登山の参考になる情報を発信しようと始めたのがこのブログです。
知らないということはリスクです。
雪山で何が必要なのか、以下記事で見てみてください。
冬に限らない危険と遭難リスクへの対処についてはこちらをご覧ください。
警察署で発表されている遭難件数を元に対策を検討しています。
危険度が低い雪山ってどんな山?
登山者が多く、雪がないまたは少ない山
例えば、近場の小さな山です。
名古屋から行くような山なら、愛知県の猿投山、鳳来寺山、鈴鹿の竜ヶ岳などがおすすめです。
冬にも比較的登りやすい山は以下の記事が参考になります。
経験豊富なガイド付きのスノーシューツアー
冬は山に登らないなら、冬ならではのアクティビティがおすすめ
私は雪山登山を始めるまで、冬はかまくら作り体験や氷上ワカサギ釣りなど、別のアウトドアを楽しんでました。
もし冬は登山をお休みするならこういったアクティビティを試してみてはどうでしょうか?
冬山に登らないなら、来シーズンに向けて何ができるか
来シーズンの目標を考える
山小屋泊に挑戦する
山小屋泊をまだしたことがないなら、来シーズンに挑戦してみましょう。
2020年はコロナウイルスの影響で挑戦しにくく、機会を逃してしまった人もおおいはずです。来シーズンに向けて何が必要か考えてみましょう。
テント泊に挑戦する
テント泊にはとてつもない魅力が詰まっています。
私自身これまで多くの登山をしてきましたが、やはりテント泊の思い出は記憶に残る山が多いです。
より濃密なテント泊をするための準備をしておきましょう。
何がいいってオフシーズンに準備すると装備が安いことが多いんですよね。
夏時期はテント泊関連の登山装備は品薄かつ価格が上がります。チャンスを逃さないようにしましょう。
アマゾンプライムで登山映画・アニメを見てみよう
冬は夏のような登山ができません。できないと来シーズンへの期待感も増してきます。
登山映画やアニメではまだ知らない山の魅力を知ることができるので、どんなラインナップがあるかだけでも見てみると良いです。
私はアマゾンプライムヘビーユーザなので、テレビより見ている時間が長いほどお気に入りになっています。
山に行きたくなる本を読む
山をテーマにした本には心動かされる作品がたくさんあります。
おちつける冬には、ゆっくり本を読むのも良いでしょう。
アウトドアもインドアも楽しみ、充実した生活ができます。
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