キャンプのコットは寝心地を決める重要な道具です。
特にフロアレスタイプのテントでのソロキャンプやファミリーキャンプでベンチとして使う場面で特に活躍します。
キャンプ道具はキャンプに出掛ける時以外は場所を取る道具となりがちですが、コットは急な来客時の椅子や別途の代わりにもなりますので、利用用途が多い道具です。
キャンプを快適にするコット、ぜひ検討してみてください
>>この記事は商品を頂いて使用感を確認したPRです。
この記事の結論
・ウルコナのコットは特別な収納機能はないが、手ごろな価格で安定感と軽さを両立できる
・ソロキャンプの寝具としても、ファミリーキャンプのベンチとしても利用できる
・キャンプ以外で来客用の椅子や寝具としても利用できる
商品レビューにあたり、他メーカー9点とも寝心地を比べてみました。
コットはおおまかに3タイプに分類できます。
ウルコナのコットはバランスタイプで、利用用途の広い初心者向けのものになります。
・重く安定感重視 (初心者向け:オートキャンプ専用)
・軽く安定感のあるバランスタイプ (初心者向け:車移動用)
・寝心地はやや気になるが超軽いタイプ (上級者向け:徒歩キャンプなど)
ヤマノがこれまで試したコットは10点
・ウルコナ:(4レッグ2ウェイコット)
・ユニフレーム:体を包むようなコットで寝返りはできないが落下しにくく安全(リラックスコット)
・ヘリノックス:高価だが信頼の高品質(コットワン コンバーチブル)
・ロゴス:ロースタイル向けは軽く持ち運びやすい。ロー/ハイも変更可能
(イージーオーパルフレームベット)
・キャプテンスタッグ:寝返り時に軋み音が出る場合があるが超軽い(イージーライトコット)
・コールマン:汗をかいた際に布を取り外ししやすく洗いやすい(コンパクトローコット2.0)
重いモデルは安定感が凄い(トレイルヘッドコット)
・ハイランダー:重いけど頑丈で安い(アルミGIコット2)
・onetigris:寝返り時に軋み音が出る場合があるが安い(折りたたみキャンプコット)
・NEUTRAL OUTDOOR:起き上がる時は空気が抜ける音が気になるが、マット一体型で寝心地が良い。(エアベンチコット)
コットは快適な睡眠に役立つ
コットの役割は地面からの冷気を防ぎ、
安定した寝場所を提供してくれます
コットが特に活躍するのはこんなとき
・雨上がりで地面が濡れているとき
・地面がでこぼこで寝心地が悪いとき
・春秋や冬の寒さが厳しいとき
まとめるとキャンプ場の状態にかかわらず、
いつも最適な寝場所を用意してくれるということです。
ウルコナのコットの特徴
ウルコナのコットは超軽量ではありませんが、安定感がありバランスの取れたコットです。
安いコットは良くぱっと見は良くても寝返りを打つとギシギシ音が気になることが多いです。
ウルコナのコットは安定感もありつつ、ハイ&ローの2way使用ができるのが魅力です。
・レッグポールを使うことでハイコットとローコットを切り替えて使用できる
・コットの足部分のフレームが4つと多いので、腰部分が安定する
・ギシギシ音がしにくく睡眠時に気にならない
・やや力は必要ですが、ワンタッチで設営できる
内容物確認。レッグフレームはゴムで広がらないように固定されています。
軽さ
ウルコナのコットはかなり軽い部類です。
ただ最軽量とは言えません。
軽すぎると安定感が悪くなるので、ちょうど良いバランスと言えます。
レッグフレームが4本と多いのに3kg台と軽いのも嬉しいところです。
一方でサイドポケットやフレームのカラビナループなどの機能性は省略されています。
ウルコナのコットは、
余計な機能は要らないから軽くて安定感のあるコットが良いという人にピッタリです。
どんなに重くても便利な方が良いという方向けではないので注意しましょう。
コットの重さの目安
超軽量モデル :2kg前後
通常モデル :3kg前後
安定感重視モデル:5kg前後
重さ:3,340g(総重量)
重さ:2,640g(ロースタイル:レッグポール抜きの重さ)
スタイルは2way(ロースタイルとハイスタイル両用)
ウルコナのコットはロースタイルでもハイスタイルでも切り替えて使うことができます。
ファミリーキャンプのときはハイスタイルでベンチとして使って、
ソロキャンプの時はロースタイルで寝具として使うこともできます。
・ローコットスタイルは落下の危険が少なく天井が低いテントでも使いやすい
・ハイコットスタイルはベンチとしても利用でき、虫も寄り付きにくい
耐荷重
ウルコナのコットは耐荷重350kg、大人4人でも耐えられるだけの安心感があります。
コットは全身を預けるものなので耐荷重は重要な要素です。
耐荷重:350g(80kgの大人4人でも座れる強さ)
ウルコナのコットを選ぶメリット
軽く持ち運びがしやすい
ウルコナのコットはハイスタイルで使うなら3.3kg、
ロースタイルで使うなら2.6kgでかなり軽いです。
これは女性が持っても苦にならない重さです。
コットの中には5kg以上あるものもあるので、これは嬉しい点です。
ベンチとしても使うならハイスタイルの方がいいけど、
そうでなければロースタイルでも十分。
状況に合わせて荷物を減らしたいね
安いコットにはない安定した寝心地の良さ
ウルコナのコットは安定した寝心地が魅力です。
最近の安いコットでは寝返り時にギシギシ音がでることがあるので、
ここは特に注意してチェックしました。
このあたりは商品ごとに個体差がある可能性がありますが、私の場合は少なくとも店頭(企業展)で1回チェック。
購入した商品もチェックと2つ見ていますがどちらも変わらず安定していました。
ウルコナのコットの安定感の秘密は4本のレッグフレーム。
多くのメーカーが3本フレームを採用していることが多いのですが、4本にすることで腰の沈み込みを減らし、寝心地の良さを実現しています。
道具オタク目線では4本にフレームが増えているのに、軽さも両立していることが魅力ですね。
ハイスタイルとロースタイルを場面に合わせて使い分けることができる
ウルコナのコットはいわゆる2way使用ができるようになっており、レッグポールを差し込めばハイコットとして使うこともできます。
私の場合はソロキャンプではロースタイルなので、ローコット
ファミリーキャンプではベンチとして使うためにハイコットとして使うのが良いと感じています。
あなたのキャンプスタイルに合わせて選択してみよう!
ウルコナのコットを選ぶデメリット
サイドポケットやカラビナループなどの追加収納は付いていない
よほどこれが気になる人はいないと思いますが、コットの収納機能というのはありません。
収納機能を持たせたコットはほとんどありませんが、あれば便利なものです。
カラビナにちょっとしたミニライトをつるしたり、スマホを置いたりできます。
そのような追加収納はデメリットと言えるでしょう。
機能が多ければ多いほど重くなるから、軽いのが好きなら最良の構造だね
ウルコナのコットの組み立て方法
①フレームポールを組み立てる
ウルコナのコットの組み立てはとても簡単です。
とはいえ難しいポイントもあるので、要点だけチェックしておきましょう。
②組み立てたポールを並べておく
③フレームポールをベッドシートに差し込む
フレームポールを差し込むときは途中で外側に飛び出さないように、
内側に向けて押し込んでいくのがコツです。
④レッグポールを組み立てる
ここが一番の重要ポイント!!
他は直観でなんとかなりますが、ここは知っておかないと分かりにくい部分です。
レッグフレームは自由自在に動くので組み立て方が間違っていても気づきにくいです。
広いM字のような形になるように組み立てましょう!
ここを逆向きにしてしまうと、組み立てた時にロックがかからず不安定になってしまうんだ
レッグポールを取り付ける
固定するときは少し力が必要です。
しっかりと音がするまで押し込もう!
12本のレッグポールを装着すればハイコットに変身できるよ
ウルコナのコットを来客用の椅子や寝具として使う場合
我が家では急に友人が遊びにきたときの椅子が足りないので、そういったときにコットを利用しようと考えています。
コットを部屋の中で使う場合、以下に注意する必要がありますので、参考までに記載します。
・キャンプで使用したとき、収納前に足とフレームを濡れふきんで拭いておく
・部屋でコットを置く場所にはカーペットやラグを強いておく。
(直接置くとフローリングでは傷が付きやすいため)
ウルコナのコットがおすすめできる人
ウルコナのウルコナ4レッグ2ウェイコットは
初めてのコットを探している人におすすめしやすいコットでした。
凄い軽いコットとか、ものすごい収納できるコットとか、
極端な性能があるわけではないですが、その分誰でも使い易いからです。
コットに少しでも興味を持てたならぜひチェックしてみてくださいね
・ロースタイルとハイスタイルどちらでも使えるため、
自分のスタイルを模索している初心者キャンパー
・軽さと安定感を両立した手ごろなコットをお探しの方
・カーキやグリーンなどナチュラルな色合いの道具を揃えたい方
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