登山やキャンプでコーヒーに淹れる時、カップラーメンを作る時にお湯が注ぎにくいと感じたことはありませんか？
実はその悩み、ガレージブランド「カルギイ」の0.5gのギアで解決できます。
その名もドリクリップ（Driclip）！
実際に編集部で試して盛り上がりました。地味だけどコツも必要で楽しいありそうでなかった商品です。
この記事の結論
・カルギィは長野県松本市の『軽量化ギアが見つかる』ガレージブランド
・ドリクリップは1g未満で手持ちのクッカーが進化する魔法の道具。
燃料もこぼれず注げるようになる！
・ドリクリップをコツが要るけど使いこなすとコーヒーを淹れるのがもっと楽しい
【ご提供品】
PR.本記事は商品を提供いただき、レビューしています。
この記事を書いた人：ヤマノ ギアをこよなく愛する道具オタクです。
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私は低山で道迷いをしたり、雨のツェルト泊で寝袋が水没して凍えたり、濃霧の暗闇をさまよったり、危ない思いもしてきました。これは私の知識が足りず、愚かだったからです。
素人で失敗を重ねたからこそ、優秀な登山ガイドやプロ登山家に語れない体験を経て、皆さんには装備の失敗も危険な登山もしないで欲しいと強く思います。だからこそこのブログを作りました。
登山は後から始めた方が安全に楽しめるレジャーです。リアルな失敗談を読み、反面教師として活用してくださいね。
結論：山でコーヒーを飲むなら圧倒的に便利
カルギィの注ぎ口はわずか0.5g、荷物が増えたとしても気にならない重さです。
それなのに手持ちのコップやケトルをより便利にしてくれるので、軽量化にこだわるULハイカーや手持ちのケトルを進化させたい人は必見です。
ないと困る道具ではないけど、
あればもっと便利に楽しくなる！それがドリクリップ（Driclip）
検証対象
今回は検証対象として公式サイトで適合モデルとして紹介しているケトルから、登山やキャンプで持っている人が多いメスティン、シェラカップ、燃料ボトルまで多種多様に用意しました。
- ケトル
- メスティン
- マグカップ
- ペットボトル（燃料用パラフィンオイル）
- シェラカップ
ケトル
ケトルはコーヒー用の注ぎ口が細く長いものであれば、注ぎやすい。
でもアウトドア用の軽量重視のケトルでは、そこまで細く狙ったところに注ぐのが難しいことが非常に多い。
今回私が愛用しているロゴスのケトル（LOGOSザ・ケトル）もそうだ。軽く平たく携行性が優れているが、珈琲を淹れるのが少し難しいのだ。
本来、美味しいコーヒーを淹れるなら、
ふちのフィルターにお湯がかからないように、
珈琲の粉にピンポイントで注ぎたい
実際に注ぐ際に細く狙った部分に注ぎやすくなった。ただ注ぎ口の形状が細いので、やや横に曲がってしまった。
素早く傾けると細く注ぐことはできない。ドリクリップの先端に向けてゆっくり傾けるのが上手く注ぐコツのようだ。
トランギア
ケトル 0.6ℓ 、0.9ℓ
コールマン
パックアウェイケトル
ファイヤープレイスケトル
ロゴス
LOGOSザ・ケトル
ユニフレーム
山ケトル 各サイズ
Fire-Maple
ANTARCTI ステンレスケトル
スノーピーク
クラシックケトル
フィールドバリスタ ケトル
キャプテンスタッグ
キャンピングケットル
メスティン
メスティンは、登山やキャンプで人気のクッカー、様々なメーカーから類似形状のクッカーが販売されているので、使っている人も多いだろう。
そんなメスティンの四隅は丸みのある形状になっていますが、ドリクリップはとてもつけやすいことが分かりました。
何ならメスティンの蓋につけても使えました。
100均に売ってる持ち手を組み合わせれば蓋で１杯分のコーヒーを淹れることもできてしまう！
マグカップ
マグカップはスタッキングしやすく、ドリクリップが適合しやすいので荷物を減らす目的なら最も向いている容器です。ピタっと止まって使い易く感じました。
ペットボトル
ただのペットボトルタイプはアウトドアで使用することが少ないので、今回はランタン用のパラフィンオイルを用意しました。
アルコールストーブのアルコールを100mlの小型ペットボトルに入れて持っていく場合も同様です。
なんならガソリン携行缶でも使えます
こぼすと掃除がキツイので、これに使えるのはかなり良かったです。
こぼさずにピンポイントで注げます。
ドクリップを食品と燃料で兼用するのはよくないから、
２つ用意しておくと便利だよ！
シェラカップ
シェラカップは今回試した中で唯一適合しなかったもの。以下のようにふちの厚みがあるので、どうしてもドリクリップが浮いてしまうのです。
こうなると注ぐ難易度がめちゃくちゃ高いので、避けた方が良さそうです。
注げないことはないけど、他のケトルやクッカーと比べてしっくりこない。淵の厚みが細いシェラカップなら使えるかもという実験結果でした。
KALUGII／カルギイは軽量化に特化したガレージブランド
KALUGII／カルギイは長野県松本市のガレージブランドです。
登山やキャンプの軽量化グッズが主な製品で他にはない『ありそうでなかった』が見つかります。
例えばキャンプで人気のゴールゼロ型のランタンを吊るす
ランタンスタンド、アルコールストーブに対応した五徳など、
マニアなら気になる商品が豊富です。
各商品が気になった方は公式サイトを覗いてみましょう
KALUGIIのコーヒードリップ注ぎ口「ドリクリップ」の特徴
ドリクリップは、マグカップやケトルなどに挟んでドリップすることから Driclip（ドリクリップ）と命名されました。
Drip（滴る＝注いで抽出する）にClip（ものを挟む）をあわせた造語になります。
そんなドリクリップは、
チタン製とステンレス製の２種類があります。
それぞれの性能と比較を見てみましょう！
基本性能
見た目の違いはほとんど分かりませんが、
やはり少しでも軽くということでチタン製の方が売れているそうです。
Driclip／ドリクリップ 2nd-T
アルミケース付き
Driclip／ドリクリップ 2nd-S
アルミケース付き
なんと実測結果はカタログスペック以上の軽さ、個体差はあるにしてもここまで軽いと持っても重さを感じませんね。
【アルミケース】
重さ4.1g、直径：約3.8㎝；高さ：約1.6㎝
アルミケースはやや重量あり。と言っても4gです。なくても良いですが失くして買いなおす人が多いようなので、合った方が安心できるでしょう。
ドリクリップ（Driclip）の内容物
箱を開けると本体と収納ケースが出てきます。本体は失くしやすいので、取り出したらすぐに収納しておきましょう。
商品が履いている箱のブランドロゴが可愛くて、
一緒に保管してるよ
- ドリクリップ本体
- 収納アルミケース（付属購入の場合）
- ブランド紹介チラシ
ドリクリップ（Driclip）の外観
ドリクリップの構成はシンプルです。
先端が閉じている状態が注ぎやすいので、広がっている場合は狭くなるように調節します。
クリップ部分は装着するケトルやクッカーに合わせます。
公式サイトの動画が分かりやすいので、
こちらを見てみよう
ドリクリップ（Driclip）の評判・口コミもチェック
チェックポイント
・やっぱコレが注ぎやすい
・どうしても必要かと言われるとアレなんですけどつい欲しくなっちゃう
・クッカーがトリップポットになるなんて凄い！
・買って使ってっみてめちゃめちゃ感動してる。家の小鍋ややかんでも細いお湯が注げるの素晴らしい。純チタン製のハンドメイドなんだとか
「見た目のカッコ良さ」、「携帯性」、「雲台の動作」の評判は共通して高いことが分かります。
また、私も感じましたが、見た目よりも軽く感じます。重厚な見た目なのにかなりの安定感があります。
KALUGII／カルギイのコーヒードリップ注ぎ口を使いこなすポイント
ドリクリップの調整の仕方
ドリクリップを始めて使う時はこちらの調節の仕方を確認しましょう。
少しコツは必要ですが、初回だけ覚えれば難しくありません。
KALUGII／カルギイはその他にも軽量化ギアを展開
今回紹介したのは、KALUGII／カルギイのドリクリップ。
カルギィではそれ以外にも軽量化ギアを展開しています。
例えば従来品よりも高さのあるランタンスタンドや焚き火ハンガーなど、軽量でありながら機能性に優れているので、私も欲しくなりました。
登山・キャンプ好きならぜひチェックしてね
・Instagram：@kalugii_official
・公式オンラインストア https://www.kalugii.com/
・LINE公式アカウント https://lin.ee/O06puWAE
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