「ヨッセンスクール ブログ科」というオンラインコミュニティで700名以上のブロガーを指導してきたヨスさんが発売した『読まれる・稼げるブログ術大全』
結論から言うと、「ブログ術大全」はこれからブログを始める人に読んで欲しい1冊です。
私もこのブログを始めて3年、独学で学んだ期間も長かったので、変な癖が付いていました
もし始めた当初に読んでいたらもっと早く読者のためになる記事が書けていたと思うのです。
それほど有益な情報が盛り込まれているのは、
ヨスさんが「ヨッセンスクール ブログ科」というオンラインコミュニティで700名以上のブロガーを指導してきたからではないかと感じました。
たくさんの初心者ブロガーに刺さる内容が盛りだくさん
あなたがもしこれからブログを始めるならぜひ読んでみて欲しいな
監修を行っている「ヨスさん」とは?
ヨスさんは月間125万PVをも達成するプロブロガーで、オンラインサロン「ヨッセンスクール」を運営されています。
ブログを本気で書く人のために発信をしていて、本書もその中で培ってきた経験を元に監修されていることが読み取れました。
私のような平凡なブロガーからすると雲の上の人で、3年もブログを書いているのに、改めて学びに気付く部分も多くありました。
そのすべてをお伝えすることはとてもできないので、本レビューでは私が特に気に入った部分について紹介します。
ブログ術大全で特に刺さった部分とヤマノの所感
ここで出てくる”刺さった部分”は私の心に残った部分です。
どんな文脈でこの話が出てきたかはぜひ「ブログ術大全」を手に取り確かめてくださいね
チェックポイント
・読者は誰かの「日記」ではなく「知りたい情報」を求めている
・人は「他人の自慢話」は大きらいですが、「他人の自虐ネタ」は大好き
・ブログは「いつでも自由に書き直せる」メディアで、以前書いた「過去記事」は宝の山
・「同じ 時期 に ブログ を はじめ た 人」 を 仲間 に しよ う
読者は誰かの「日記」ではなく「知りたい情報」を求めている
私はブログを始めて1年くらい、読者が知りたい情報をよく理解していませんでした。
「検索意図」という言葉すら知りませんでした。ブログ術大全ではバスケのシュートを例に説明していますが、私の場合は登山がテーマなので山情報で考えてみます。
例えば、私が2019年頃に執筆した愛知県にある「猿投山」という山を登るための記事があります。
山を登るためのルートや駐車場の情報など、自分用のメモのように書いていました。
ですが全く見られていませんでした。なぜなら、読者が求めるルートや駐車場の情報は常に最新の情報だったからです。
山の近くは通行止めも多いので、
グーグルマップで見た方が確実だし、
ルートは大手企業のアプリで直近に人が登ったルートを見る方が確実だったのです。
つまり、私のブログでは読者の検索意図が満たせなかったのです。
それ以降、グーグルマップにも載ってないマイナーな山に限定して価値提供できるように変えたところ、「読者から参考になりました」の声を頂けるようになりました。
ブロガーは自分が他の誰よりも読者の検索意図を満たせる記事を書けばいいんだね
人は「他人の自慢話」は大きらいですが、「他人の自虐ネタ」は大好き
「他人の自虐ネタ」は大好きということも実際にブログを始めて初めて気づきました。
読者は凄い話には興味はありません。
失敗したことにこそ興味があるのです。
私の場合、標高の山で道に迷い遭難しそうになったり、雨の日に寝ていたら寝袋が水没して首まで浸かって飛び起きたり、深夜の濃霧の雨の中さまよって死にかけたり、危ない体験はよく読まれました。
そして実際に私の失敗体験を読んで読者の安全意識が高まった部分もあると思うのです。
失敗やダメなところをあえて伝えることで、読者が同じ失敗をしなくて済むので、失敗経験ほど有益なものはないと考えています。
私の記事を見て助かる命があれば、これ以上の喜びはありません。
ブログは「いつでも自由に書き直せる」メディアで、以前書いた「過去記事」は宝の山
ブログは「いつでも自由に書き直せる」というのは非常に重要でありがたいことです。
私は独学で間違ったブログ運営をしていました。にもかかわらず現在もブログ運営ができているのは、ブログが「いつでも自由に書き直せる」からです。
失敗したっていいんです。今から「ブログ術大全」を読んで試してみれば良いのです。
私のブログの名前は3年前と比べると2回も変わっていますし、書いている内容もだいぶ変わっています。
昔から見てくださっている読者の方に良くなったと言われることもありますし、実際により有益な内容が発信できるようになったと思います。
失敗を恐れずに挑戦できるのがブログの良いところと考えています。
「同じ 時期 に ブログ を はじめ た 人」 を 仲間 に しよ う
私はブログを始めて1年半は一人で孤独に運営を続けていました。
ですがオンラインサロン等でブログ仲間に出会い、人の意見を取り入れることの重要性を知りました。
「ブログ術大全」でもこのことに触れており、小手先の技術だけでなく、仲間の大切さを説明されていました。
これは本当にその通りで自分ひとりの目で見て有益なブログよりも、10人から見て有益なブログの方が読者の「検索意図」を満たし、満足してもらえるからです。
もしあなたがブログ仲間がいないと感じているなら、著者のヨスさんが手掛けるヨッセンススクールや、ヤマノが在籍するABCオンラインで探してみても良いでしょう。
探す場所に拘る必要はありませんので、一緒に切磋琢磨できる仲間を見つけることが大切です。
まとめ
ブログ術大全を読む上で意識しておきたいのは、正解のブログ運営法なんてどこにもないということです。
この書籍ではブログ運営を行う上で最低限理解しておきたい考え方が網羅されているので、その考え方を使ってあなた自身の運営方法を見つけていく手助けをしてくれます。
本記事で紹介したのは”ほんの一部”なので、ぜひブログ術大全を読んであなたのブログ運営に役立ててくだいね。
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