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私はこれまでサボテンから花、アボカドの水耕栽培、屋内のバキラからに至るまで様々な植物に挑戦し、枯らしてきた。
そんな中どうにか簡単な野菜の育成ができるようになったところだったので、「元植物を枯らすタイプ」のみゆきさんの本は気になって仕方がありませんでした。
登山を楽しむ中では高山植物やその土地特有の花々を研究するのは日常となっても、いざ普段の生活の中で植物と暮らそうと思っても難しいものなのです。
![ヤマノ](https://hikingnagoya.com/wp-content/uploads/2021/08/0c6d4530a242585846499e07c8e8d236.png)
このずぼらガーデニングは、そんなぼくのような「ずぼら」でもできる庭作りが分かる一冊。
家を不在にしやすいアウトドア派必見のアイデアも知ることができるので、ぜひ読んでほしい。
紹介する書籍「ずぼらガーデニング」とは?
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ずぼらガーデニングの著者は「みゆき」さん。インスタグラムのフォロワーは7万。
「ずぼら庭作り」の情報を分かりやすくまとめている方です。
元々小学校の教員をされていたということも影響しているのか、とにかく分かりやすく教えてくれています。
「元植物を枯らすタイプ」がいかにして素敵なガーデニングを実現してきたのか、ずぼら人間でも挑戦しやすい手法がとても参考になる1冊です。
ずぼらガーデニングで特に刺さった部分とヤマノの所感
![ヤマノ](https://hikingnagoya.com/wp-content/uploads/2021/08/d59c7687b28f2d1c25a170f17a8dca7e.png)
ここで出てくる”刺さった部分”は私の心に残った部分です。
どんな文脈でこの話が出てきたかはぜひ「ずぼらガーデニング」を手に取り確かめてくださいね
チェックポイント
・旅行中の水やりは、3つの回避策で対応する
・摘んだカモミールでカンタンにカモミールティーが飲める
・グランドカバーには「クラピア」が有効
・雑草対策は早めが吉
旅行中の水やりは、3つの回避策で対応する
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長期不在中の水やりは私の課題です。アウトドア好きなら誰もが経験があるかと思いますが、どうしても家を空ける期間が長くなりがちです。
そのような時に水やりをどうしたら良いのか毎年悩んでいたので、この回避策はとても参考になりました。
それは「日陰への移動」「鉢受け皿を使う」「給水キャップを使う」の3つです。
特に給水キャップは大切な注意点もありますので、ぜひ本書で見て欲しいです。
![ヤマノ](https://hikingnagoya.com/wp-content/uploads/2021/08/0c6d4530a242585846499e07c8e8d236.png)
我が家は鉢植えだけじゃなくて直接植えている野菜もあるので、
給水キャップの方法は使える!と思いました。
摘んだカモミールでカンタンにカモミールティーが飲める
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私が好きなことに「外で飲み物をこだわること」があります。
コーヒー、紅茶、チャイなど様々なものを試していますが、好きなものに「ハーブティー」があります。
特に早朝や夜はカフェインのない飲み物が欲しいので、「いつでも自宅でカモミールティーが飲める」というのは非常に魅力的に見えました。
![ヤマノ](https://hikingnagoya.com/wp-content/uploads/2021/08/cb7b5e742bfe120eddb50b65d58b425e.png)
気になったのは、「こぼれ種」で増えたカモミールでも
同じようにカモミールティーが楽しめるかと言うこと
![ヨメノ](https://hikingnagoya.com/wp-content/uploads/2022/05/1589694534147d15604c65b0a14b52d3.png)
ミントテロでおなじみのミントは、
多種と自然交配するから、雑草化すると香りがなくなっちゃうんだよね。
カモミールは大丈夫なのか気になったんです
結論から言うと問題ありませんでした。念のため「みゆきさん」にもお伺いしましたが、本書に載っていたカモミールティーの写真は増えたカモミールで撮ったそうです。
お子さんと一緒に楽しんでいるとのこと。
![ヤマノ](https://hikingnagoya.com/wp-content/uploads/2021/08/372aee3bb8593bbf847fbdbe3bbec600.png)
これは我が家でもやるしかない!
![ヨメノ](https://hikingnagoya.com/wp-content/uploads/2022/05/f26ae32183518909c83bb968c6918736.png)
ジャーマンカモミールは高さのある品種で一年草のハーブ。
一方でローマンカモミールは多年草で背が低くグランドカバーにもなるので、ローマンが良さそうだね
グランドカバーには「クラピア」が有効
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我が家の庭は、雑草化した大葉がちょこちょこ生えているのと、雑草のタンポポとスギナに浸食されており、毎年春になると終わらない草狩りが始まります。
雑草防止用のシートは台風で剥がれ、結局雑草が浸食しています。
この状況を打開するにはグランドカバーになるものを植えたいと思っています。
私が本書でいいなと思ったのは、白とピンクがカワイイ「クラピア」です。
![ヤマノ](https://hikingnagoya.com/wp-content/uploads/2021/08/0c6d4530a242585846499e07c8e8d236.png)
芝生の10倍の成長スピードで、しかも手入れは踏むこと。
踏めば蜜に生えてくる上に肌ざわりが良い最高の花
![ヨメノ](https://hikingnagoya.com/wp-content/uploads/2022/05/1589694534147d15604c65b0a14b52d3.png)
これなら我が家でも試せそうだね!
雑草対策は早めが吉
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雑草対策は早めが吉というのは、分かっていても後回しになりがちな私にはとても刺さりました。
我が家の雑草は「タンポポ」と「スギナ」が2台巨頭として君臨しています。あと時々謎キノコが生えてきます。
タンポポは根が深いくらいですが、スギナは何度抜いても生えてくる地獄です。
地獄の果てまでつながっているというのも頷けます。
時間がなければ葉をむしるだけでも光合成を防げるというのは励ましになりました。
![ヨメノ](https://hikingnagoya.com/wp-content/uploads/2022/05/ffddf5f80cb6bb79f0450b5e22e4ea53.png)
グランドカバーになる花を植えることと、
早めの草むしりでどうにか対策していきたいです。
![ヤマノ](https://hikingnagoya.com/wp-content/uploads/2021/08/96877bb0fc9f68d99b6d0317ed61606b.png)
タンポポもスギナもいざとなったら食べられるから後回しにしてます
特にスギナはほうれん草の155倍のカルシウム
ただビタミンB1を壊すから過剰摂取になるほど生えるのは困るんだ
ヤマノおすすめのずぼら植物
多肉植物
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100円ショップで販売されている多肉植物はめちゃくちゃ増やしやすい。
一人暮らしをしていた時期、ベランダで管理していてこぼれ株から増えまくって怖いくらい増えました。
人によっては増やした株をメルカリで販売したりしていますので、ガーデニングする庭がない方はお試しください。
大葉
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家庭菜園の野菜の中でも特別簡単なのが大葉です。
特に夏の時期の成長速度は異常で、我が家の庭ではこぼれ種から増えて雑草化しています。
弱点として本来は半日蔭くらいじゃないと硬くなって食用としては美味しくなくなってしまうこと。
豊富な水がないと育ちませんが、意外に丈夫なので虫にやられなければ放置していても育ちます。
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登山で1週間不在でも生き残った強者です。
美味しいので新芽はバッタにたべられがち。ネットを被せておくのがおすすめ
まとめ
本書で紹介したのはアウトドア派で飲み食いできるものを優先して育てる「自給自足ブロガー」の目線で気になった本の一部です。
おしゃれでゆとりのあるガーデニングを目指すなら書ききれていない魅力がたくさんある「ずぼらガーデニング」をぜひご覧ください。
![ヨメノ](https://hikingnagoya.com/wp-content/uploads/2022/05/1589694534147d15604c65b0a14b52d3.png)
我が家はスペースの問題で試しきれないものが多いけど、
広いお庭がある方はぜひ試してみてね
季節に合わせて取り入れるべき多年草が一目でわかるから、ガーデニングレイアウトを考える上でとても分かりやすく感じました。
![ヤマノ](https://hikingnagoya.com/wp-content/uploads/2021/08/0c6d4530a242585846499e07c8e8d236.png)
植物を育てる人ならおすすめです
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