冬の空木岳登山ルート(登山口へのアクセス・コースなど)

山域:中央アルプス
オススメコース:林道終点~空木岳山頂ピストン
レベル:上級者向け
標高:2864m 歩行時間(休憩なし時):13時間(夏期10時間45分)
山頂の広さ:狭い
電波:全般で圏外
車でのアクセス:名古屋から2時間

・空木岳ってどんなところ?

空木岳は中央アルプスで最も高い山です。

山名の由来は、麓から空木岳を見ると、頂上だけ雪が残っているのが見えます。その残雪が卯木(ウツギ)に似ているためとされています。 卯木 とは花の名前で綺麗な白い花です。

百名山に選定されていますが、近くの木曽駒ケ岳に比べて山行時間も長くなり、難易度が上がるため、登山者は少なめです。

空木平カールには無人小屋の空木平避難小屋があります。避難小屋なので、必要なときには利用しましょう。

・登山ルート

画像出典:ヤマプラより

林道終点から池山尾根を経由して登るのが一般的なルートです。

池山尾根では大地獄、小地獄といった滑落事故の多い場所がありますが、実際に歩いた人に聞いてみると、それほど危険に思えないといった意見が多いです。(事故のあと足場が整備され、鎖場等も設置されたためと思われます)

過度におびえる必要はありませんが、十分に滑落への注意はしておきましょう。

池山小屋は綺麗な小屋です。山頂近くの分岐点からは、駒石経由で山頂を目指すルートと、空木平避難小屋経由で山頂を目指すルートがあります。

冬期は駒石経由で登るルートの方が一般的です。空木平避難小屋経由で登るルートもコースタイムは5分しか変わらないので、こちらのルートでもokです。

ルートが長く、冬は積雪が多い時期は腰までラッセルになることも多いので、空木平避難小屋で1泊する方が余裕がある計画にできると思います。

積雪が多いので、スノーシューかワカンは必須となるでしょう。

この山を登られている方はすでに持っているとは思いますが、アイゼンとピッケルも必須です。

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最低気温は氷点下(-5℃以下)になります。 十分な防寒装備を用意しましょう。

ホッカイロの活用についてはこちら
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足用のカイロがあると足先が冷えずに過ごせます。
つま先の下じゃなく、上に張りましょう。

雪山登山ならハードシェルは着用しましょう。

稜線沿いを歩くときは、防風性のあるグローブを選びましょう。テムレスは防水性が高いですが、防風性は低いです。

ブラックダイヤモンドのソロイストをインナーグローブと重ねると無敵です。

・登山口へのアクセス

登山口は林道の終点(池山林道終点)です。夏期はマイカーなら中央道の駒ケ根icからここまでアクセスできます。木曽駒ケ岳のロープウェイ乗り場である菅の平からタクシーで4000円でアクセスも可能です。

この林道終点へは、11月下旬から4月下旬は冬期通行止です。しかも雪がない年でも通行止めとなっているようです。

終点林道前には、古城公園(10台ほどの駐車場あり)があるので、こちらに停められます。冬季通行止めが終わっても通行止めの張り紙が剥がし忘れられているときもあるので、要確認です。

通行止めのときは、↓のゲートが閉まってます。

池山口駐車場
15台 無料

観光協会には以下の記載がありますので、やはり終点までは行けないようです。
2020年2月17日確認。林道終点手前の駐車スペースから林道終点までは歩いて30分です。

登山口(林道終点)手前災害箇所工事中のため、終点約1.7km手前の東屋がある駐車場をご利用ください。

駐車台数:約10台    

駒ヶ根観光協会オフィシャルサイトより

・スケジュール例

【1泊2日スケジュール】 4:30 空木岳登山道取付地点 5:30 林道終点 8:00 池山 13:00 駒石 13:30 駒峰ヒュッテ 14:00 空木岳 (休憩30分) 15:30 空木平避難小屋 2日目 7:30 空木岳避難小屋 10:30 空木平カール分岐点 13:00 池山尾根水場 14:00 林道終点 15:00 空木岳登山道取付地点

・周辺施設

空木平避難小屋の心霊話について

怪談話が苦手な人は見ない方が良いです。

幽霊が出ると有名な避難小屋です。夜寝ているときにラップ音や壁をたたかれたりするとのこと。夏期の混雑しているときには何も起きないそうです。

反響音が大きいそうなので、温度差による軋みが原因ではないかといった意見もあります。ただただの軋みにしてはだいぶ音が大きく、大型の哺乳類に叩かれているような印象を受けるそうです。
気温が低下する夜間に特に軋み音が出るのも納得できる理由と言えるでしょうが、そんな状況になったらとても寝れそうにないですね。

この小屋は遭難者の遺体安置所として使われていたことからこのような話が残っているのだと思います。

避難小屋の近くには沢の水がありますが、上流が登山道に面しているので、あまり利用はおすすめできません。

小屋は割れた窓ガラスをテープで補修されていて薄暗いですが、風雨を避けることができるので、しっかりと避難小屋として役目を果たせます。

こんな話をした後ですが、この小屋の辺りはとても綺麗で朝焼けや星を撮るならここに泊まった方が良いと言われるくらいなので、気にしない方にはおすすめです。

こちらの動画を見れば何の変哲もない小屋であることがわかります。

記事の参考元はこちら

こまくさの湯 大人610円、子供300円
露天こぶしの湯 大人610円、子供300円

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