八ケ岳(天狗岳) 冬(12月-3月) 渋の湯~黒百合ヒュッテ~東天狗岳
オススメコース:渋の湯 ~黒百合ヒュッテ (1泊)~東天狗岳~西天狗岳~唐沢鉱泉
レベル:中級者向け
歩行時間(休憩なし時):1日目:2時間半、2日目:4時間半
山頂の広さ:狭い 車でのアクセス:名古屋から3時間30分
電波:ドコモ回線は4G回線入ったり入らなかったり(山頂は入ります)4G
・八ケ岳(天狗岳)ってどんなところ?
天狗岳は標高2646 mで冬期でも山小屋(黒百合ヒュッテ)が営業していることもあり、雪山入門向けの山として人気です。
この黒百合ヒュッテの居心地が良くて、暖かい飲み物もあるので、
おすすめの山です。
2019/11/29時点 昼過ぎで-8℃、黒百合ヒュッテ付近で5cmの積雪
2020/01/25時点 昼過ぎで-5℃、早朝は-12度、
黒百合ヒュッテは60cmの積雪(水分はあまり含んでいない)
気温目安
12月 朝: -6度、昼0度、 小屋周辺で10〜50cm
1月 朝:-10度、昼-5度、 小屋周辺で50〜60cm
2月 朝:-11度、昼-5度、 小屋周辺で1m
3月 朝:-5度、 昼0度、 小屋周辺で80cm
地図は必ず携行しましょう。
岩場はあるのと、稜線上は風もあるので、
ヘルメットとゴーグルは必須です。
防風性を供えたハードシェルもないと寒さに震えることになります。必ず用意しましょう。ハードシェルって何?という人はこちら
・登山ルート
登山口は4箇所。全て温泉があります。
この温泉だけでも入りに行く価値があると思います。
①唐沢鉱泉
②渋ノ湯
③稲子湯
④本沢温泉
今回ご紹介するのは、
①渋の湯 ~黒百合ヒュッテ (1泊)~東天狗岳~西天狗岳~唐沢鉱泉
です。
東天狗岳では滑落による救助が発生していますので、
12本アイゼンとピッケルが必須です。アイゼンの選び方なんかはこちら
こんな感じで表面が溶けて凍ってを繰り返してつるつるです。グローブを落としたりすると凄い勢いで落ちていきます。転びどころが悪いと真っ逆さまなので、ヘルメット+アイゼン+ピッケル推奨です。
黒百合ヒュッテまでの登りはチェーンスパイクだけでも登れますが、 渋の湯から登り始めは氷結しているのでアイゼン推奨です。
東天狗岳~西天狗岳の稜線上は風が強いことも多いので、
暖かい飲み物とネックウォーマーやバラクラバなどの用意があると安心です。
山専用ボトルの比較はこちら
こちらの動画でも道がわかりやすいです。
全体のルートはこちら
・登山口へのアクセス
渋の湯の駐車場は勝手に停めてはいけません。渋の湯で受付をして、案内してもらいましょう。ロープで通行できないようになっているので、外してもらって停めましょう。
こんな感じで結構広い駐車スペース×2と温泉前のスペースで50台くらいは余裕です。朝9時着でも停められました。
・スケジュール例
スケジュール
09:00 渋の湯
11:30 黒百合ヒュッテ
(宿泊) 07:00 黒百合ヒュッテ出発
08:30 東天狗岳
(休憩30分) 09:25 西天狗岳
(休憩30分) 11:25 黒百合ヒュッテ
(休憩1時間) 14:25 渋の湯
・周辺施設
黒百合ヒュッテの注意点はこちら
・テント泊の人は夕食、朝食不可。山小屋内での休憩は有料250円 or お茶付き300円
・電波がほぼ入らない。docomoなら時々入る。
・山小屋泊は、16時半ごろに部屋の案内がされます。
夕食はハンバーグなど、朝食は栄養バランスの良い食事。
(ごはんはおかわり自由)
・軽食メニューは9~15時。コーヒーやじゃがばたー、ビーフシチューやカレーなど。有名なシチューはもちろん、牛丼もとても美味しいです。
15時以降は酒メニューのみ可能。
サングリアやホットワインなど
温泉は、渋の湯 がおすすめ
日帰り1000円で歴史を感じる温泉に入れます。露天がないこと、脱衣所が寒いこと、ドライヤーがないことといった難点もありますが、車を停めさせてもらっているので、できれば利用したいところです。
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