・白根三山がどんな山かわかる
・登山ルートとスケジュール例がわかる
・白根三山とは
白峰三山(しらねさんざん)は、南アルプス国立公園内の赤石山脈(南アルプス)にある北岳、間ノ岳、農鳥岳の三山の総称。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
北岳は富士山に次ぐ、日本第2位の標高。間ノ岳も日本第3位の標高を誇ります。
白根三山の縦走とは日本百名山で第2位、第3位に登る景色が楽しめ、変化に富む魅力的な縦走ルートといえます。
それぞれの標高はいずれも3000mを超える山です。
北岳:標高 3,193m
間ノ岳:標高 3,190m
農鳥岳:標高 3,026m
・スケジュール例
広河原から奈良田へと至る登山ルートでは2泊3日となります。奈良田から芦安に戻るバスは本数が少ないので、逆ルートで奈良田から広河原を目指すルートでも良いと思います。
1日目
広河原山荘~大樺沢~右俣コース~小太郎尾根分岐~北岳肩の小屋~北岳~八本歯分岐~北岳山荘
2日目
北岳山荘~中白峰山~間ノ岳~農鳥小屋~西農鳥岳~農鳥岳~大門沢下降点~大門沢小屋
3日目
大門沢小屋~八丁坂~大門沢登山道入口~奈良田第一発電所~南アルプス公園線ゲート
・登山口へのアクセス方法
北岳までのアクセスは、電車やバスやマイカーで芦安・奈良田・戸台まで移動し、そこからバスやタクシーを利用し広河原まで移動し、広河原から北岳へ登山するのが一般的です。
芦安~広河原間、奈良田~広河原間、戸台~広河原間はマイカー規制で一般車両は入ることができません。
マイカー規制区間はバスを利用しての移動になります。(芦安~広河原間はタクシーあり)
おすすめのアクセス方法は、奈良田、芦安までマイカーで行き、バスでアクセスする方法です。
(現地で働いている方に聞いたところ、そこより先は繁忙期は毎週のように交通事故が発生するような山道であるため)
バスの時刻表
http://yamanashikotsu.co.jp/
問い合わせ先 マイカー規制全般:山梨県観光資源課 Tel 055-223-1576
林道情報 山梨県中北林務環境事務所治山林道課: Tel 0551-23-3864
・登山ルート
登り口と下山口が別でokな人向け(横の時間は気にしないでください。あくまでルートの確認用です)
※下山が奈良田側になるので、車は奈良田に停めることを推奨します。
※2日目の出発時間を早めれば1泊2日に変更可能です。
1日目
広河原山荘~大樺沢~右俣コース~小太郎尾根分岐~北岳肩の小屋~北岳~八本歯分岐~北岳山荘
2日目
北岳山荘~中白峰山~間ノ岳~農鳥小屋~西農鳥岳~農鳥岳~大門沢下降点~大門沢小屋
3日目
大門沢小屋~八丁坂~大門沢登山道入口~奈良田第一発電所~南アルプス公園線ゲート
・八本歯のコル周辺は梯子が多いので、下山時のルートにはおすすめしません。
・北岳山荘から農鳥岳間は尾根上で遮るものがなく、暴風雨時は厳しいルートとなる。
・広川原山荘から白根御池小屋への分岐までの間は熊の目撃量が多い。
・バスの乗り場は始発からものすごい行列になるので,30分前には並ぶことをオススメする。芦安からの乗り場では、おにぎりなどの販売もある。
・登山ルート
・宿泊場所
白根御池小屋 混雑していなければ、+5000円で個室も可能。
北岳山荘 ごはんがおいしい。混雑時は2人で1枚の布団。水が無料
北岳 肩の小屋 富士山や星が綺麗に見えます。
農鳥小屋 ご主人が厳しい方で有名。山の知識が豊富だそうです。
大門沢小屋 水が豊富なため温水シャワーも完備
・1泊2日日程で可能か?前泊が必要か?
今回ご紹介したルートは、人によってコースタイムが大きく変わります。体力に自身があるのであれば、2日目に下山まで完了することも可能です。ご自身の体力に合わせた余裕のあるプランを計画してください。
必ずしも前泊は必要ではありませんが、以下で紹介するロッジは実際に宿泊して、温泉が別館にあったりしてよかったのでおすすめします。自販機があるので飲料の補給も可能です。
南アルプス温泉ロッジ 大人素泊(1泊)4,000円
https://www.city.minami-alps.yamanashi.jp/sisetsu/shisetsu/lodge/
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