・熱中症の原因がわかる
・熱中症の対策がわかる
本記事の内容
皆さんは登山中に飲み物が不足したり、暑さからバテてしまったことはありませんか?
必要な水分量や行動時間を見誤ることで困ることも多いのではないでしょうか。
多くの初心者登山家が、直面しやすい問題だと思います。
私は夏に標高1000mくらいの低山に水3lを抱えて登ったこともありますが、それでも足りなくなり、七号目で登頂を断念したこともあります。暑さの前には体力があっても勝てないことを知りました。
熱中症とは何か改めて調べてみましょう。
・熱中症の症状
・熱中症の症状は以下のような記載がありました。
めまい、失神、頭痛、吐き気、強い眠気、気分が悪くなる、体温の異常な上昇、異常な発汗(または汗が出なくなる)などがあります。
出典:wikipedia
症状が軽いうちは自覚症状は少ないですが、重症化すると歩くのも困難になります。私も一度、熱中症になったことがありますが、歩くのが困難になり、吐き気を伴うまで自覚していませんでした。
複数人で登山をするときは、同行者に熱中症の症状がないか気を付けるといいと思います。
・熱中症になったら
熱中症になってから水を飲むと悪化する場合があります。
熱中症の症状が出ているほとんどの場合、汗をかき、体内の水分とともに塩分やミネラルが失われています。
その状態で水分補給だけを行うと、血液中の塩分・ミネラル濃度が急激に下がり、熱中症が重症化します。
実際に私が熱中症になった際には水をいくら飲んでも吐き気が収まりませんでしたが、梅干しを食べたら治りました。
塩分も合わせて摂取することが重要なのです。登山に梅干しを持ち歩くのは難しいので、塩分チャージのタブレットがおすすめです。
意識がはっきりしている場合は、涼しい日陰で適切な水分・塩分補給を行い、安静にする。下山後には医療機関へ
意識がない場合は、無理に水分をとらせることはやめましょう。
・熱中症の対策
水分をこまめにとりましょう。喉が乾いてからでは遅いです。こまめな水分補給には、ハイドレーションが便利です。
冷たい川でタオルを濡らして首に当てていたら、周辺の植物が悪かったのか、被れたことがあります。皆さんもご注意を
また、登山中の予防としてタブレットを摂取すると良いです。
但し、熱中症の初期症状が出るときは食欲がなくて何も食べる気がおきないので、ゼリー飲料も合わせてもっておくと安心です。登山に持っていくならカロリーオフ製品は避けましょう。
ウイダーなら180kcalあるので安心です。スポーツドリンクのみを持っていくと塩分糖分過多で逆に喉が渇くので、少し薄めるかこのような水メインでゼリー飲料を合わせて持っていくのがおすすめです。
インナーは半そででなく、長袖を選び、肌の露出を避けた方が良いです。薄い長袖の上に半そでを着るのが日焼けも避けられておすすめです。
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気温の高い7月、8月は標高が高めの山をおすすめします。初心者の方に多いのですが、標高の高さは難易度に比例しません。
標高が高くても簡単な山もありますので、ぜひ探してみてください。
まとめとして、注意点は3点です。
・塩分補給できるタブレットやゼリー飲料を用意しておく
・こまめに水分をとることができるハイドレーションを活用する
・肌の露出を避け、ドライ生地のインナーを使用する
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