あなたはお気に入りのキャンプ道具はありますか?
キャンプを長く続けていると、買って良かったもの、買うべきでなかったもの、ある程度分かってきます。
この記事では特に買ってよかったものを紹介します。
単なる紹介で済ませず、皆さんの道具選びに役立つポイントも解説しますので、
ぜひ最後まで御覧ください。
これを読まれている皆さんの中には私よりもずっと経験豊富な方もいらっしゃいますと思うので、こんな道具良かったよとかfacebookやtwitterでコメント頂けますと嬉しいです。
ヤマノが買ってよかったもの
- 焚き火台:tokyo crafts マクライト
- テント :tomount パップテント
- バーナーテーブル:スノーピーク フラットバーナー& waku fimac アウトドアテーブル
- ランタン:フェアーハンドランタン276
- ランタン:ベアボーンズ レイルロードランタン
- 棚 :キャプテンスタッグ 3段収納棚
- ユニフレームのタープ
- アウトドアワゴン:ヴァストランド
- 扇風機:KEYNICE アウトドア扇風機https://amzn.to/43wJg8d
- 薪ストーブ:SENQI 薪ストーブ
- 寝袋:ナンガオーロラライト900DX
焚き火台:tokyo crafts マクライト
似た形式の焚き火台は何個も使用しましたが、圧倒的に利便性が高い。
そしてパーツの数が少ないので『めんどくさがりの私には刺さる商品』でした。
このザックが何故そこまでおすすめなのかというと、様々な用途に使い易いということです。
とにかく組み立てが簡単
燃焼効率も良い。比較的大きく家族でもソロでも使い易いのがイチオシポイント
市販の薪がそのまま使えるサイズで快適だよ
注意点は安さ重視なら4980円で985gの
tokyo campの焚き火台の方が良い。
それでもマクライトを推すのはデザインと焚き火のカッコ良さ
ピコグリル型は量産品も多くて人と被るから、
被りにくいデザイン性も魅力だよね
>>【使用感レビュー】TOKYO CRAFTSの焚き火台「マクライト」
テント :tomount パップテント
パップテントはいくつか使用してきましたが、
tomountのパップテントが一番のお気に入りです
正直言って、縫製は粗くて糸が出ている部分はあるし、インナーテントの取り付け部分の紐も何回か使っていてちぎれました。
それでもおすすめするのは価格が安く、初めてのパップテントでは同価格帯の品質に比べて妥協できるレベルだからです。
前提として高品質モデルではない。
長く使えるモデルを選ぶならバンドックのソロベースEX一択(約28,000円)一択だろう
でもTOMOUNTのパップテントは約16000円、それでいて生地は丈夫だし、インナーテントの取り付け紐以外はそうそう壊れるようにはできていない。
コットを入れても居住スペースが確保できていて過ごしやすい環境が手に入ります。
メーカー推奨ではありませんが、一応薪ストーブの利用もできそうでした。
(就寝時は必ず火を消しましょう)
他にナイロン系のパップテントも試してみましたが、生地の質感が安っぽく見えてしまうので、重量は重いですが日に強いTC素材の方が魅力的に感じました。
(下の写真はTOPGEARと言うメーカーのパップテント)
夜のイメージはこちら。
隣のサイトが陽気な大学生のグループで、男のソロで映えテントにするのは勇気が要りましたがそれなりに雰囲気も出ます。
インナーテントのおかげで虫の侵入におびえることなく、野営スタイルを楽しめるテントです。
バーナーテーブル:スノーピーク フラットバーナー& waku fimac アウトドアテーブル
スノーピークのフラットバーナーを埋め込みできるテーブルの人気が高まっています。
我が家でも使用してみて便利で快適ということが本当に分かりました。
埋め込み可能なフラットテーブルはたいてい高価格帯で購入時もかなり迷いましたが、「waku fimac」のアウトドアテーブルは割安でありながらもおしゃれな雰囲気を感じるので気に入っています。
追加購入できるユニットやハーフユニットを使えば
調味料やカトラリーの収納もできるので日帰りはなし、宿泊時は追加する等の
自由なレイアウトが可能なのも魅力です。
特にスパイスボックスはおしゃれさが際立つオプション。
後半で紹介しているスパイスボックスよりも最初からこっちを買えば良かったよ
収納も天板を個別に入れて机を畳むだけ。スノーピークのフラットバーナーも空きスペースに押し込んでおけます。
ランタン:フェアーハンドランタン276
フェアーハンドランタンは昔ながら人気の高いランタンです。
オイルランタンの楽しさを知るなら一番おすすめのランタンです。
この原始的な明かりを見たいがために何度もキャンプに出掛けました。
それだけでは足りずに時には家でも使ってみたりしました
LEDに比べて芯を入れ替えたりオイルを入れたり手間が多いのに、
なんでこんなに愛されているんだろう
そもそもキャンプが不便を楽しむ遊びだからね
キャンプの魅力を引き出す最高のランタンだよ
オイルランタンは性能にこだわるものではないと思いますので、デザインが気に入るものを見つけるようにしてくださいね。
ランタン:ベアボーンズ レイルロードランタン
ベアボーンズのレイルロードランタンは、LEDであるにもかかわらず落ち着いた色合いで温かみを感じるランタンです。
LEDなので火事の心配もなく、テント内で使いやすいのが特徴。
家の中でも夜寝る前の明かりとして常に使っています。
ややかさばるのが難点ですが、電池もちも良く、
満足できること間違いなしです。
我が家では寝ぼけて蹴っ飛ばしてしまったことがあり、ガラスが割れて買いなおしています。
ガラスが割れるケースは通常使用の範囲ではほとんどないと思いますが、大切に扱うようにしましょう。
キャプテンスタッグ 3段収納棚
上段に取りやすいもの、中段にポータブル電源、下段にストック系のものを置くことが多いです。
夜も上段にランタンを置きやすく利便性が高いのが特徴。
様々な棚を比較検証してみましたが、3段棚としては一番使い易かったです。
折り畳みに癖があり、初回は迷うことは難点ですが、それ以外は困ったことはありません。
フィールドラック系は、安さではキャンピングムーンのフィールドラックが一番でしたが、収納時に指を挟むので家の収納用となってしまいました。折り畳みしたくないので出しっぱなしです。
その弱点を克服したフィールドラックとなると、ユニフレームのフィールドラックで3段揃えたら1万3000円ほどになるでしょう。トート付きなら1万千円ほど。
その点キャプテンスタッグの棚は5000円未満
コスパを含めて満足度が高いラックでした。
家でも利用しやすいのが特徴で、育児中のベッドサイドでも活躍しました。
別に育児に限らずリビングにも置ける落ち着いたデザインがおすすめの理由です。
家での使用については以下記事でも記載しています。
【ベビーベッドに早変わり!?】アウトドア用キャリーワゴンの代用術
アウトドアワゴン:ヴァストランド
アウトドアワゴンは地味ですが活躍の出番が多い道具です。
ソロキャンプではまず使いませんが、ファミリー世帯なら1つ持っておくと良いでしょう。
我が家で使っているのはヴァストランドのアウトドアワゴン。ワゴン自体にそこまで差はないので、コールマン等のワゴンでも良いと思います。
1歳以上の子供を載せるなら
メーカー記載のある商品が安全だから以下の記事も見てね
本当に安全!?「子供が乗せられる」アウトドア用キャリーワゴン
この底面の紐を引っ張ると折り畳みできます。移動時は持ち手を伸ばして引っ張ります。
ヴァストランドのワゴンはタイヤの幅が広め
タイヤ幅は広いほど悪路に強いけど、収納は幅を取るから、好みで選ぼう
>>【ベビーベッドに早変わり!?】アウトドア用キャリーワゴンの代用術
育児用としてのベビーベッドとして6か月くらいは活躍しました。
我が家は乳児期にもキャンプに出掛ける特殊な家庭ですが、外でも家と変わらない環境を作ることができます。
KEYNICE アウトドア扇風機
アウトドア扇風機は子連れキャンプから普段使いまで利用頻度が高い道具です。
特にKEYNICEの扇風機は脚を伸ばして方向を変えやすく、天井からつるして使うなど、サーキュレーターとして衣類乾燥にも利用しています。
多用途で使用しやすいからこそ「ザ キャンプ用品」という感じではありませんが、万人におすすめできるものとなっています。
SENQI 薪ストーブ
続いてはSENQI 薪ストーブ。
やはり冬季のロマン装備ということで利用しています。
「SENQI」はマイナーメーカーなので知る人は少ないでしょう。
ぼくがこのストーブを選んだのは『側面に窓があり炎が見えるもの』『価格が安いもの』『熱でゆがみが発生しにくいもの』という条件に当てはまったからです。
廉価品の薪ストーブでは「TOMOUNT」や「soomloom」等のコスパブランドの方が人気です。
ですが、ゆがみの大きさや使用時のトラブルもまた多いのです。
安いのに評価が高いのが「SENQI 薪ストーブ」なのです。
ちなみに価格を気にしないなら約5万円の「Winnerwell Nomad View」が他社にない拡張オプションが豊富で最強です。(「SENQI 薪ストーブ」の2~3倍の価格)
デメリットは設置後に横に引きずると足が畳まれてしまうこと
火を入れてから動かすことは稀なのでよほど気になりません
価格が安い薪ストーブの中に「ホンマ製作所」の薪ストーブもありますが、調理には便利ですが、収納サイズが大きすぎて倉庫行きになりました。
ストーブを載せるとかなり積載量が圧迫されるので、薪ストーブはコンパクトさも重要だと実感しました。
「SENQI 薪ストーブ」の凄いところは煙突が細いおかげでストーブ内にすべて収まるということ。このおかげでだいぶ収納サイズが小さくなります。
なんと19800円、今ならクーポン利用で2500円off
僕の場合はスパークアレスター(火の粉防止)と煙突ガード(テント保護)で延長できるようにしています。テントが溶けるので、煙突ガードは2つほど追加しておくと安心してご利用できます。
ナンガオーロラライト900DX
高性能な寝袋は季節を問わないキャンプの楽しみを増やしてくれます。
ぼくにとってはナンガのオーロラライト900DXでした。
-10度以下で暖房なしでも過ごせる最高の相棒です。
正確にはナンガと山渓とのコラボモデルで色が黒しかないのと、納品に数か月かかるというデメリットの代わりに安いのです。
サイズは通常のオーロラライトよりも大型ですが、圧縮すれば2/3くらいになります。
注意点としてソロならこの寝袋がおすすめですが、
ファミリーなら石油ストーブを併用した3シーズン用の寝袋の方が割安になるので、
上手く使い分けましょう
より具体的な情報は以下にまとめていますので、合わせて御覧ください。
登山ブログが伝える登山のアクションカメラの選び方(Gopro・insta360・DJI pocketなど)
買ったけど使わなくなったもの
前提としてでどれも凄い好きな商品なんですが、自然と利用頻度が下がってしまったものを紹介します。
FIELDOOR スパイスラック
映え重視で料理をガッツリしたい時に使っているスパイスラック
使用しなくなった最大の理由は『重量 (約)2.9kg』と重いこと。もう少し小さいサイズで良いから軽いものを選べば良かったかもしれません。
大きい方がカッコイイから悩みどころです。
結果的に自宅用になり、キャンプでの出番は下がってしまったのです
FIELDOOR 焚火スクリーン
焚火スクリーンは焚き火を反射して保温効果を高めると共にプライベート空間を作る道具です。
こちらも使用頻度が下がった原因は『重量: (約)1.5kg』であることと、『なくても問題なくて設営がめんどうな』ことが多かったから。
冬季に利用頻度が増えると思っていましたが、薪ストーブを幕内で使うことも多く、出番がなかったのも理由になります。
結果、時間と積載量に余裕があるキャンプ時だけしか使わなくなってしまいました。
まとめ
キャンプを続けていると買って良かったと思える道具が増えてきます。
今回紹介したのは私が気に入っている道具のほんの一部。あなたにとっても役立つ道具が見つかれば幸いです。
当ブログでは数多くの道具をレビューしていますので、微妙だった道具は取り上げていないこともあります。
厳選された登山道具は自信をもっておすすめしていますので、ぜひ道具選びのヒントとしてご活用ください。
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