【比較調査】テントサウナの自作はどれくらい安い?

1.キャンプ道具

テント内を高温にしてサウナを楽しめる「サウナテント」をご存知でしょうか。

テントを張るだけなので自宅の庭やキャンプ場ですぐにサウナと同じ環境を作ることができます。

「銭湯に行ってもいつも人がたくさんでゆっくりできない」

「サウナに人があふれていて入ることすらできなかった」

という経験がある方も多いのではないでしょうか。

サウナテントは自分専用であり、思う存分サウナを楽しむことができます。

川沿いのキャンプ場で使用すれば、サウナテントと川で大自然の中で整うことも可能です。

しかし、

「市販のサウナテントは高い」

「テントは持ってるから改造してサウナテントを作れないか?」

と考えている方に自作した場合にどの程度の費用がかかるか紹介します。

この記事の結論
・安全性の面からもコスパの面からも自作はやめた方がいい
その理由
・市販のサウナテントは人気メーカーで15~20万円程度
・ブランドにこだわらない場合はセットで8万円程度
・個別に購入する場合、4.5万円程度
・自作の場合は5万円以上で市販品を個別購入するより高い

この記事を書いた人

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サウナテントの相場感

定番の人気メーカーの相場としては20万いかないくらいが多いです。

モビバ :14万前後

モルジュ:18万前後

ブランドにこだわらないなら、サウナテントは薪ストーブやサウナストーン込だと約8万くらい

セット品ではなく個別購入なら約45,000円くらいです。

内訳 テント本体の価格は一番安いものだと2万円代である

薪ストーブは16000円くらいのものもあります。

他には

サウナストーン:約8000円

ストーン用のかご:約2000円 一酸化炭素チェッカー:2680円

※サウナハットや温度計、サウナベンチ、水着やサウナベンチ、リクライニングチェアなどは費用から除いています。

レンタルの場合の相場感

ヤマサウナ

35,000~50,000円で1泊2日レンタル可能です。

前日から配送してもらうことやキャンプ場への直接配送も可能です。

ヤマサウナ公式サイト

PoikaSauna

60℃程度でサウナを楽しむことができるテントが1泊2日:15,000円でレンタル可能です。

100℃まで対応可能なテントの場合は1泊2日で20,000円となっています。

ロウリュウセットは10,000円で追加レンタルすることが可能です。

PoikaSauna公式サイト

テントサウナを自作で代用する場合の相場感

合計:約45000円

タープテントのサイドシート4枚付き:15000円

理論的には1万円くらいのタープテントを購入してブルーシート等でサイドシートを自作した方が安いですが、隙間が多くなるし縫い付ける用のミシンや道具が必要になっているので、おすすめできません。

薪ストーブ:16000円
サウナストーン:約6000円
ストーン用のかご:約2000円
一酸化炭素チェッカー:2680円
耐火加工用スパッタシート:2880円

自作の場合、煙突付近のテントは火事にならないようにスパッタシートで耐熱補強が必要です。

薪ストーブ

人気なのは本間製作所。コスパ重視ならノーブランドがおすすめ。

重要なのはサウナストーンが載せられることと、市販の薪が入ること。

中には小型のサウナもあるが、利便性を考えると使いにくいのです。

サウナストーンとかご

ロウリュウを楽しむためにはサウナストーンは必須です。

石のサイズが大きいと温度が上がるまでに時間がかかり、小さいとロウリュウの時に温度が下がりやすいです。大小様々な石が含まれている不揃いのサウナストーンを選ぶことをおすすめします。

種類は火成岩という溶岩が固まってできた石が適しています。他の種類の石を使用すると高温になることで割れたり爆ぜたりすることがありますので注意してください。

※ロウリュウとはサウナストーンに水をかけて水蒸気を発生させて体感温度を上げる方法

石が転がり落ちてくる危険があるため、かごも必須です。

高温となるため金属製が適しており、水をかけることを考慮して、底が網状になっているものを選びましょう。

一酸化炭素チェッカー

一酸化炭素は無臭のため薪ストーブ等に異常があっても気づくことが難しいです。そのため、一酸化炭素チェッカーをテント内に設置する必要があります。防災グッズの一酸化炭素チェッカーで問題ありません。

テントサウナ内のベンチ

テントサウナ内は高温となるためプラスチック製では溶けてしまうことがあります。

逆に、金属製の場合は高温で座れなくなってしまいます。銭湯のサウナも木製の椅子であることが多いですよね。テントサウナでも同様におすすめは木製の椅子です。

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サウナベンチを買うと値段が10倍なので、
木製椅子を複数組み合わせるのが現実的でしょう

屋外の「ととのい」空間

リクライニングできるチェアがあると快適なので、コールマンのインフィニティチェアが定番です。

河原サイトで利用するのでなければ、屋外で利用できるシャワーを設置すると便利です。

テントサウナを自宅の庭やキャンプ場で利用する場合の注意点

燃えやすいものが近くにないことを確認する

テント内で薪を燃やすため、周囲に燃えやすいものがあると危険です。また、テント内にいるとテントの外の状況がわからなくなるため、テントの外周も確認しましょう。

一酸化炭素チェッカーは必ず使用する

一酸化炭素は無臭ですので、気づくことができるのは一酸化炭素チェッカーのみです。万が一のことを考えてしっかり使用しましょう。

キャンプ場の利用規約を確認

火気厳禁のキャンプ場の場合は使用できません。事前に利用規約を確認するかキャンプ場に問い合わせをしましょう。

水分補給をしっかりと行う

通常のサウナと同様に水分補給はしっかりとしましょう。

日没後は使用しないように

暗い中での使用は危険ですので、日が出ている明るい時間に使用しましょう。

強風時は使用しない

強風の場合はテントが不安定となり、薪ストーブの転倒やサウナストーンが落下してやけどや火事になる可能性があります。

結論:自作テントは安全性に不安がある上に対して安くならない

サウナテントは密室内で薪を燃やしているため、一歩間違えると大きな危険を伴います。自作する場合、そのような危険性がある中で使用することになります。

自作でも5万円程度は必要となりますが、ノーブランド品であればセットで約8万円、個別に購入する場合は4.5万円程度で購入することが可能です。

安全面とコスト面の両方から、自作するよりも既製品の購入をおすすめします。

個別で買うのがめんどくさい方は、サウナテント、薪ストーブ、サウナストーンがセットとなっているi以下のセットがおすすめです。

少しでも安くしたいという方は個別で購入することをおすすめします。

サウナテントは下記で紹介します。

安さで選ぶおすすめサウナテント

万俵商店:テントサウナ用テント本体

サイズ:幅180cm×奥行180cm×高さ200cm

1~2人向け

設営1分

SaunaSelf:テントサウナ用テント本体

サイズ:幅220cm×奥行220cm×高さ200cm

3~4人向け

設営1分

MGC JAPAN TRADE:ワンポールテント

サイズ:幅320cm×高さ160cm

1~2人向け

まとめ

どこでも気軽にサウナを楽しめるサウナテントについて紹介しました。

自作した場合も既製品を購入した場合も費用は同じ程度であり、制作する労力や安全性を考慮すると既製品を購入することをおすすめします。

様々な選択肢がありますので、自分にあった方法でサウナテントを導入してみてはいかがでしょうか。

・まずは試してみたい ⇒ レンタルで試す

・安く使用したい ⇒ 個別で既製品を購入

・個別で買うのがめんどくさいけど安くしたい ⇒ ノーブランド品のセットを購入

・高くてもしっかりした物が欲しい ⇒ ブランド品を購入

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