【使用感レビュー】スナグパックのシュラフ「ベースキャンプ」はオールシーズン対応の万能寝袋

1.キャンプ道具

キャンプを始めようと思ったとき、寝袋って何を選ぶのが正解か疑問に思いませんか?

寝袋選びに失敗すると、季節ごとに多くの寝袋を用意しないといけないので、注意が必要です。

シーズンごとに寝袋をそろえるのにはお金がかかりますし、道具も増えてしまうとお家での収納も大変です。

本記事ではスナグパックの「シュラフベースキャンプ」という寝袋を紹介します。

「シュラフベースキャンプ」は2枚の寝袋が入っていて、2枚を重ねて使用することで冬用の寝袋になります。

それぞれ1枚ずつでも使うことができるので春夏秋用の寝袋になり季節を問わず使うことができます。

どのくらいの気温まで使えるか実際に使って検証した結果をまとめました。

編集部ライター
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スナグパックのベースキャンプを愛用している私が
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スナグパックシュラフの特徴

スナグパックはイギリスのブランドで、軍隊で実際に採用されている寝袋や上着などを作っています。

軍隊でも使われるように、究極の環境下でも機能する強さを兼ね備えていることがスナグパックのキャンプ道具の特徴です。

スナグパックベースキャンプは初めて取り外し式で二重構造のレイヤーシステムを取り入れた寝袋です。

基本性能

  • インナーとアウターの2枚セットの寝袋
  • 2枚重ねると、快適外気温度:-12度、下限外気温度:-17度
  •  内側:マリナー同様(オリーブ/封筒タイプ)快適外気温度:-2度
  •  外側:ノーチラス同様(デザートタン/RHスクエア)快適外気温度:3度
  • 重量:3100g

外側の寝袋が秋用、内側の寝袋が春夏用になっています。

冬は2枚の寝袋をジッパーで連結して使うのでずれることなくスムーズに出入りできるようになっています。

化繊中綿で濡れても保温性が落ちにくくてお家で洗濯ができるのでお手入れが簡単です。

外観・サイズ感

カラーは外側の寝袋がデザートタン、内側の寝袋がオリーブです。

どちらも自然になじむカラーになっているのでどんなサイトにも合わせやすいカラーです。

収納時のサイズは直径30㎝/長さ50㎝で大きめなので、軽量性を求める方には向いていません。

外側の寝袋のサイズは展開時の長さ220㎝/周囲160㎝

内側の寝袋のサイズは展開時の長さ180㎝/周囲154㎝

シュラフベースキャンプは2枚の寝袋どちらとも縦長の四角形の寝袋の封筒型で圧迫感なく寝ることができます。

2枚を重ねても窮屈に感じることはありません。

スナグパックシュラフベースキャンプの位置づけ

この寝袋を使用したときに、ほとんどの人が快適だと感じた時の外気の温度が快適温度です。

快適温度はスナグパックから提示されています。

私自身は寒さに弱い方ですが、実際に使ってみて快適だと思った温度も合わせて記載します。

2枚重ねの寝袋での使用時は快適温度が-12度ですが、実際は-3度が限界ですね。外側の寝袋のみでの使用時は快適温度が3度ですが、実際は5度~10度でちょうど良いです。

内側の寝袋のみでの使用時は快適温度が-2度ですが、実際は0度~5度で快適に寝ることができました。なので、スナグパック提示の快適温度は参考までにして、-3度以下の寒い場所ではおすすめしません。

-3度以下で使用する場合は電気毛布やストーブを合わせて使うと良いです

スナグパックを選ぶデメリット

デメリットはジッパーの滑りにくさと収納袋へ入れにくさです。ジッパーの滑りがあまり良くなくて慣れるまで布を挟んでしまったりしてうまく締められないです。

寒くて手がかじかんでいる時などは少し厄介に感じます。それと、収納する時になるべく小さく丸めるようにしても収納袋に入れるのがとても大変です。

女性1人では難しいと思うので何か縛れて小さくできるような紐やベルトを購入すると収納しやすくなります。

スナグパックを選ぶメリット

なんといってもメリットはコストパフォーマンスで、オールシーズン使えて金額16,500円(税込)は破格です。

冬にも対応できる高い保温性をもっていて、お手入れも簡単なのでキャンプを始める方にはぴったりだと思います。

足元までフルオープンなため布団のように使うこともできるので、暑い時には体温調節がしやすいところも便利です。

スナグパックのベースキャンプの使い方

天気予報で気温を確認してどの寝袋を持っていくのか決めています。

0度以下は2枚重ねの寝袋、0度~5度は内側の寝袋のみ、5度以上は外側の寝袋のみを持っていくようにしています。

2枚重ねの寝袋は真冬の夜中で-6度になっていた時はさすがに足元が寒くて電気毛布を重ねました。

スナグパックのベースキャンプの気に入っている点

まず、外側の寝袋も内側の寝袋もどちらのカラーも合わせやすく、おしゃれな所が気に入っています。

汚れや匂いが気になった時にはコインランドリーで一気に洗ってベランダで干して、お手入れが簡単なところも気に入っています。

まとめ スナグパックのベースキャンプはオールシーズン使えておすすめ

寒さの感じ方は人それぞれかと思いますが、スナグパックシュラフベースキャンプでは-3度~10度の範囲で快適に使用することができました。

これから季節を問わずキャンプをやってみたい方には、この寝袋1つ持っていれば良いので是非検討してみてください。

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