厳冬期のテント泊というのは、極寒の地で過ごす予想もできない世界です。
ツェルトというのは、布一枚でテント以上に寒さを感じやすいので、より寝袋の性能を感じられます。
結論から言うと、
めちゃくちゃぬくぬくで大満足でした。
マイナス10度以下ってイメージできない世界だね
・雪山登山用の寝袋の選び方がわかる
・山渓×ナンガのコラボモデルの特徴がわかる
[ナンガ×山渓]のオーロラライト900DXってどんな寝袋
左が圧縮前。右がコンプレッションバッグを使って圧縮した状態です。
3シーズン用のダウンハガー800#3と比べるとこの大きさです。
雪山の寒さをしのぎ切るにはこれだけのダウン量が必要なんです。
ナンガのオリジナル寝袋の比べたデメリット
ナンガ×山渓のコラボモデルは、オリジナルの商品とは別物ですのでデメリットもあります。
・色が黒だけで選べない
・サイズと重さがオリジナルより少し大きい
・受注生産性で購入から商品到着まで数か月かかる
・人気過ぎて売り切れになりやすい
一番の欠点が受注生産性で商品到着までかなりかかるということ
ここが受け入れられないなら、ナンガオリジナルの寝袋にした方がいいよ
ちなみにヤマノは2回ほど山渓×ナンガの寝袋を購入していますが、どちらも1回目は1か月くらい、2回目は3か月くらいかかりました。
注文の状況でいつ届くかは変わってきますので、注意しましょう。
ちなみに注文から到着の間に引っ越ししてしまったときもあって、
転送届を郵便局に出しておいて助かりました。
それじゃ間に合わないという方はナンガオリジナルの寝袋を選ぶようにしましょう。
ナンガのオリジナル寝袋の比べたメリット
そんな「山渓×ナンガ」のコラボモデルですが、オリジナルを選ばないメリットは1点のみのシンプルな特徴です。
・ナンガ寝袋の品質がオリジナルよりも低価格で得られる
メリットは低価格で手に入るというコスパの高さ一点です。
なので価格よりも性能を重視する人はオリジナルの寝袋がおすすめ
デメリットが気にならない人のみ選ぶようにしましょう。
サイズと重さがあるので、
コンプレッションバッグと合わせて使う方が良いかもね。
雪山テント泊の装備はただでさえ高価格だから、少しでも安くという人にはおすすめ
ナンガ×山渓 オーロラライト900DXの使用環境
-10度以下でも何度か使っていますが、上半身の寒さを感じたことはないです。
私はBMI18の貧弱ボディなので、女性より寒がりであることを自負しています。
私が大丈夫ならたいていの人は大丈夫なはず。
ただ足元はどうしても寒さを感じるので、ダウンシューズとハクキンカイロを併用しています。
・八ヶ岳(赤岳鉱泉) :-14度ツェルト泊 爆睡
・八ヶ岳(黒百合ヒュッテ):-10度ツェルト泊 爆睡
・上高地 :-10度テント泊 爆睡
合わせて使うべき防寒装備
・防寒着(必須) ないと死ぬ
・ダウンシューズ(必須) ないと-10度以下で目が覚めやすくなる
・ホッカイロ or ハクキンカイロ(必須) ないと天候等の不確定要素で温度調節ができない
・ナルゲンボトル&バーナー
非常時にゆたんぽにする(寝袋でこぼしてヤバかったため非推奨)
・バラクラバ 就寝時もしておいた方が良い
・テントマット R値が高いものを用意しておくこと
-4度以下となる状況化までは、3シーズン用寝袋の「ダウンハガー800 #3」で耐えられることを検証済です。
>>シュラフの限界温度に挑戦!モンベル ダウンハガー 800 #3(快適温度:4度)で残雪期北アルプスでテント泊してみた
山渓とナンガのコラボ寝袋
山渓×ナンガのコラボモデルは、Amazonの出品はないので、楽天かyahooショッピングで購入することになります。
とにかく安いのですが、安い理由は受注生産性となるからです。
到着するまでに何か月もかかるので、間に合わない場合は普通の「ナンガの寝袋」を検討した方が良いでしょう。
[ナンガ×山渓]オーロラライト900DX
[ナンガ×山渓]オーロラライト750DX
[ナンガ×山渓]オーロラライト600DX
雪山テント泊の寝袋はこちら
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