みなさんはキャンプでの楽しみで焚き火を楽しんでいますか?
焚き火には当然焚き火台を使うことが多いと思いますが、そんな中に「ロケットストーブ」と言う種類があることを知っていますか?
ロケットストーブは迫力満点の火力でかつ、煙が少なく豪快な焚き火を楽しむことができます。
まだロケットストーブの楽しさを味わったことない方はぜひ挑戦してみてください
この記事の結論
・ソロ向けの小型ロケットストーブなら「ロケットストーブ LucaSng A5サイズ」。
折り畳みできて持ち運びがしやすいです。価格も安いので最初の1台に最適。
・ファミリーにおすすめなのは「BUNDOK(バンドック) ロケット ストーブ BD-497」。
2か所で火を使えるので、調理で大活躍。価格も安めでコスパが良いです。
・子供連れなら煙突レスタイプの「ペトロマックス ロケットストーブ rf3」が火傷のリスクを減らせます。価格が少し高いのがネックですがその分満足できるでしょう。
この記事で比較したロケットストーブ
画像 | ブランド名 | 商品 | どんな人におすすめか |
---|---|---|---|
LucaSng | ロケットストーブ | ソロ向けの小型ロケットストーブをお探しの方に最もおすすめ | |
バンドック | ロケット ストーブ BD-497 | 2カ所で火が使えるので、ファミリーにおすすめ | |
HRイノベーション | Folding Stove | 強風時でも使用可能な安定感を重視する方におすすめ | |
TAFEIDA | ロケット ストーブ エリート | 耐久性重視の方におすすめ | |
– | – | 小型薪ストーブ ロケッター SD-100 | 値段を気にせずピザやオーブン料理を楽しみたい方におすすめ |
ペトロマックス | ロケットストーブ rf33 | 煙突レスタイプで火傷のリスクが少ないので、安全性重視の方におすすめ |
ロケットストーブがあるとキャンプはどう変わるか?
ロケットストーブの最大の特徴は燃焼効率の高さです。
薪ストーブが穏やかな火なのに対し、ロケットストーブは激しく燃えます。
この強く立ち上る焚き火を利用して、チャーハンなどの高火力だからこそ美味しくできる料理を楽しめます。
料理の選択肢が広がるのが大きなメリットです。
そして、ロケットストーブは化石燃料を使わなくても、その辺に落ちている松ぼっくりや木の枝を燃料にできます。
キャンプだけでなく、いざというときの非常用として購入する人も多いです。
ロケットストーブを焚き火台として選ぶデメリット
ロケットストーブを焚き火台として選ぶと、デメリットや注意しなければならないことがあります。
これらのデメリットも踏まえて使用してください。
火力が強すぎるから火災や火傷に注意
ロケットストーブは火力の高さがウリなのですが、この火力が諸刃の剣となります。
火災や火傷に注意しなければなりません。
本体がとても熱くなるので、触れてしまうと火傷します。
また、可燃性のものを近くに置いてしまうと、そこから引火して火災に発展してしまう可能性もあります。
ロケットストーブを使うときは安全を確保して、注意を怠らないようにしましょう。
火力の調整が難しい
ロケットストーブは、火力が高く良く燃えるのですが、弱火など、火力の調整がしにくいのがデメリットです。
基本強火なので、中火や弱火で調理したいときは、他の焚き火台などを用意する必要があります。
そもそも、特に火力が必要でないのなら、普通の焚き火台で問題ないです。
暖房としてなら薪ストーブの方が良い
ロケットストーブの構造上、熱が上部に集中します。
火力が必要な調理などで大活躍しますが、暖房として考えると薪ストーブの方が良いです。
ロケットストーブは熱が上部に集中しますが、薪ストーブは本体から全体に放熱します。
暖房器具として考えると、ロケットストーブよりも他のストーブや焚き火台の方が暖かいです。
ロケットストーブを焚き火台として選ぶメリット
ロケットストーブを焚き火台として選ぶとメリットもあります。
これらのメリットや特性を活かしてキャンプを今まで以上に楽しんでください。
燃料が少なくても良く燃える
ロケットストーブの最大のメリットは火力です。
煙突効果により酸素が供給されるため、燃料が少なくても良く燃えます。
強火を活かした料理ができる
ロケットストーブの高火力という特徴を活かしてチャーハンを作って楽しむ人が多いです。
中にはパンを焼く人もいます。
煙が出にくい
ロケットストーブは煙が出にくいのも大きな特徴です。
二次燃焼が可能なため、未燃焼ガスも燃やすことができるので、燃焼効率が良くなり煙が少なくなります。
災害時にも活躍
ロケットストーブはキャンプだけでなく、災害時など、いざというときにも活躍してくれるのが隠れたメリットです。
電気やガスが止まってしまっても、ロケットストーブがあれば調理ができます。
燃料は薪を使うのが普通ですが、薪以外でも燃料になりそうな可燃性のものだったら燃やすことが可能です。
ロケットストーブはレンガやペール缶で自作する方法もある
ロケットストーブはレンガやペール缶、一斗缶などを使用して自作することもできます。
自分だけのオリジナルのロケットストーブを作って楽しむ人も多いです。
ただ、誰でも加工できるようなものではないので、初心者は失敗する可能性もあります。
結局最初から買った方が安かったと後悔することになるかもしれません。
初心者は完成度が高い既製品を選ぶ方が得策です。
ロケットストーブの選び方・評価基準
ロケットストーブの選び方ですが、ソロなのかファミリーなのか、車なのかバイクなのかでもかなり変わってきます。
自分に合ったロケットストーブを探す評価基準についても解説しますので、参考にしてみてください。
重量
ロケットストーブの重量は大事な要素です。
たとえば、女性の方やバイクで移動される方は、軽くて持ち運びしやすいものが良いです。
逆に重量が重いタイプのロケットストーブは、車で運搬しなければなりません。
しかし、自重があるため、置いたときに安定しやすいというメリットがあります。
基本的には扱いやすい軽めのタイプを選んでおけば良いです。
収納時のコンパクトさ
ロケットストーブを選ぶときに注意したいのが収納時のコンパクトさです。
収納時の運びやすさや組み立てのしやすさも、キャンプを楽しむ上で大事なポイントとなります。
できるだけシンプルな構造のものを選ぶと、初心者でも負担が少なく楽しめます。
収納バックが付いていると運ぶときもとても楽です。
煙突の有無
ロケットストーブには、煙突があるタイプとないタイプがあります。
構造的に煙突があった方が、燃焼効率が良く高火力です。
調理のときに活躍してくれます。
一方、煙突がないタイプは、煙突があるタイプと比べて燃焼効率は低いです。
しかし、煙突に触れて火傷をする危険がないため、子供連れのキャンプでリスクを減らせます。
煙突ありの方がロケットストーブの長所を活かせるので、基本的には煙突ありの方で良いです。
でも子供とキャンプを楽しみたいという方は、煙突がないタイプも検討してみてください。
おすすめのロケットストーブ
画像 | ブランド名 | 商品 | どんな人におすすめか |
---|---|---|---|
LucaSng | ロケットストーブ | ソロ向けの小型ロケットストーブをお探しの方に最もおすすめ | |
バンドック | ロケット ストーブ BD-497 | 2カ所で火が使えるので、ファミリーにおすすめ | |
HRイノベーション | Folding Stove | 強風時でも使用可能な安定感を重視する方におすすめ | |
TAFEIDA | ロケット ストーブ エリート | 耐久性重視の方におすすめ | |
– | – | 小型薪ストーブ ロケッター SD-100 | 値段を気にせずピザやオーブン料理を楽しみたい方におすすめ |
ペトロマックス | ロケットストーブ rf33 | 煙突レスタイプで火傷のリスクが少ないので、安全性重視の方におすすめ |
LucaSng:ロケットストーブ
価格が手ごろでコンパクト。組み立ても簡単。
収納時はA5サイズの大きさまで畳める。
軽めで持ち運びもしやすい。初心者にもおすすめできます。
この小ささで驚くほどの火柱が上がります。
迫力あるロケットストーブなのでぜひ試してみてください
重さ :770g
使用サイズ :23.6cm×18.8cm
収納サイズ :26cm×16.6cm×1cm
耐荷重 :記載なし
バンドック:ロケット ストーブ BD-497
火力を3段階の空気調整ができ、2か所で調理できる。
まるで小型の薪ストーブのような見た目のロケットストーブ
台の上に乗せて調理もできるので、利便性も高い
重さ :3kg
使用サイズ :67cm×15cm×70cm
収納サイズ :50.5cm×15.5cm×17cm
HRイノベーション:Folding Stove
組み立てが簡単。安定性があり強風時でも使用可能。
耐久性のあるカーボンスチールを採用。
私一人で持つには少し重かったけど、
重さ以外の使用感は問題なし。
高級感のあるロケットストーブだね
>>【使用感レビュー】HRイノベーション: コンパクトストーブ「Folding Stove」
重さ :5.3kg
使用サイズ :42cm×18cm×55.5cm
耐荷重 :60kg
TAFEIDA:ロケット ストーブ エリート
オープニングコンロデザインにより、鍋やフライパンも使用可能。
インレットが45度傾斜しているからより多くの薪を保持できる。
脚があるから芝生を焦がしにくい。
5.9kgとかなり重いのがネック。
底面が短いので灰が溜まったときに書き出さないと酸素の通りが悪くなるのは気を付けよう。
値段もそれなりだが、そこそこ人気です。
重さ :5.9kg
使用サイズ :35.6cm×12.7cm×53cm
オーブン内蔵 小型薪ストーブ ロケッター SD-100
ロケットストーブみたいな小型薪ストーブ。
3サイズから選べる。
焼き芋、ピザ、鍋料理など、3品同時調理も可能。
中の炎を窓から見ることができる。
収納箱が付属で付いている。
楽天でしか出品がなく入手難易度が高い
加えて約5万円前後と高価ですが、ピザやオーブン料理を楽しめる最強ストーブです。
重さ :15kg
使用サイズ :30cm×40cm×59cm
ペトロマックス:ロケットストーブ rf33
煙突レスタイプのロケットストーブ。
煙突が無いため火傷のリスクを減らせるので、子供と一緒に楽しみたい人におすすめ。
重さ :7.5kg
使用サイズ :33cm×23.5cm
収納サイズ :33cm×23.5cm
まとめ
ロケットストーブをまだ使ったことがない初心者の方は、
- ロケットストーブ LucaSng A5サイズ
- バンドック ロケットストーブ BD-497
このどちらかで試してみてはいかがでしょうか。
軽くて持ち運びしやすく、組み立てや片付けが簡単で、何より価格が手ごろです。
子供がいる方は、価格は高くなりますが「ペトロマックス ロケットストーブ rf3」も検討してみてください。
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ファミリーキャンプ用 / ソロキャンプ用
選び方別
おしゃれさ重視 / コスパ重視 / 軽さ重視(チタン製)
タイプ別
メッシュタイプ / 二次燃焼タイプ / ロケットストーブ
メーカー別
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