【持ち運びがしやすい】キャンプでおすすめのコーヒーミル

1.キャンプ道具

まず結論からお伝えしますと、最近のインスタントコーヒーはコーヒーとして十分なクオリティがあります。(ドリップ歴3年談)ましてやキャンプで飲むなら安いインスタントコーヒーでも十分おいしく感じるものです。

なぜなら、外で飲む、自然の中で飲むというシチュエーションがおいしさを倍増するからです。目の前に焚き火や仲間がいるならなおさらでしょう

ただ、一手間かけてミルで豆を挽いて淹れるコーヒーはさらにおいしいのは想像できるのではないでしょうか。味や香りはもちろん、豆を挽く音も味わいの一つです。

この記事ではキャンプに最適なコーヒーミルが見つかります。

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キャンプで使うコーヒーミルの選び方

持ちやすいサイズか:どのメーカーも大差ない。成人男性が握りやすい太さが多い
分解して洗いやすいか:手挽きミルの構造はどれもおおよそ同じ。専用の刷毛があるのでそれを使おう
挽いた豆の大きさは均等か:3万円以下の見るならどれも大差ない。エスプレッソを淹れたいなら高額ミルを選びましょう
手挽きか電動か:時間と雰囲気を楽しむなら手挽き。手軽に飲みたいなら電動がよい

持ち運びやすいサイズか

サイズは挽ける最大量が影響します。

単純に多ければ大きくなりかさばります。

挽ける最大量が多くなれば本体も大きくなってしまうので、1~2杯で揃えるとよいでしょう。

分解して洗い易いか

ミルの清掃ですが、キャンプで使う円筒形の見るならどれも大差ありません。

臼を外して刷毛で粉を払ってあげましょう。

臼を外す際はバネ無くさないように注意。

分解した順に組み垂れれば大丈夫です。むずかしくありませんよ。

挽いた豆の大きさは均等か

正直、3万円以上のミルではない限り挽いた豆の均一さを求めるのは酷です。

だからと言って味が落ちるかというとそんなことはなく、比べないと分からないレベルです(編集部では比べても分からない)

豆の均一さにこだわるなら、鮮度にこだわった方がおいしいコーヒーを淹れられますよ。

手挽きタイプと電動タイプ

下に手挽きミルと電動ミルの長所短所をまとめました。

一言で言えば雰囲気の手挽き、手軽さの電動です。

手挽き電動
メリット豆を挽く楽しみ
味がよい
手軽
早く挽ける
デメリット時間がかかる音がうるさい

タイプ
手挽きタイプ

電動タイプ
キャンプの雰囲気に馴染むか◎良く馴染む△あまり馴染まない
豆を挽く早さ△遅い◎早い
豆を挽く際の音の大きさ〇小さい×大きい
コンパクトさ◎小さいものが多い〇小さいものは一部
事前準備◎なし△充電が必要
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キャンプ用コーヒーミル選びの成功例・失敗例

成功例
失敗例
  • 挽目の調整が簡単
  • 小窓の付いているモデルが多い
  • 収納袋のあるモデルも
  • はじめてで上手くいかなかった!
  • 細挽きには向かない。エスプレッソは難しいでしょう

キャンプ用コーヒーミル選びの成功例

キャンプ用コーヒーミルの成功例を調査すると、概ね使いやすさに関する物でした。

使いやすさは自宅で使う際も大きなポイントになるのでチェックしておきましょう。

キャンプならではという点では収納袋の有無。

食品に関する物なので衛生管理には気を付けたいですね。

  • 挽目の調整が簡単
  • 小窓の付いているモデルが多い
  • 収納袋のあるモデルも

挽目の調整が簡単

挽き目はコーヒーの味を決める大切な要因。

はじめは求める味になるまで頻繁に調整することになります。

キャンプ用の多くは本体を開ければすぐに調整ネジがあるので、困ることは少ないでしょう。

小窓の付いているモデルが多い

挽き目が決まっていない時、掃除をしたあとは挽きながら豆の様子を確認します。

その際に小窓が付いていると便利。

正確にはお皿などに挽いた豆を出して確認しますが、おおよそのチェックはできます。

収納袋のあるモデルも

ミル本体とハンドルは分離されるものがほとんどです。

ハンドルを本体に差し込めるモデルもあるので収納には困らないでしょう。

けれど使ったあとに出しっぱなしにしておくのも衛生上よくありませんね。

ほこりが臼に入り込むのも避けたいです。

収納袋の付属している商品もあるので、気になる人はチェックしてみてください。

キャンプ用コーヒーミル選びの失敗例

キャンプ用コーヒーミル選びの失敗例をTwitter、ECサイトで調べてみました。

結論としては失敗の体験談は少なかったです。

ここに挙げたのもミルが原因というより、経験の少なさから来るものに思われます。

経験は積み重ねることで習熟できるので、成長の過程を楽しんで欲しいと思います。

  • はじめてで上手くいかなかった!
  • 細挽きには向かない。エスプレッソは難しいでしょう

はじめてで上手くいかなかった!

はじめは上手くいかないものです。編集部も納得できるコーヒーを淹れるまで3年かかりました。

繰り返し淹れているうちに精度が高まります。

キャンプもはじめは上手くいかなかったはず。

でもそれが楽しいし、思い出になるのです。

細挽きには向かない。エスプレッソは難しいでしょう

結論から言うと1万円以下の手挽きミルでエスプレッソに使用できる細挽きは難しいです。

おいしいエスプレッソを飲みたいなら3万円ほどの予算をみましょう。

どうしてもアウトドアでエスプレッソを飲みたいのであれば、焙煎所で挽いてもらうのが確実。

以下の器具を使うとアウトドアでおいしいエスプレッソが飲めます

キャンプ用コーヒーミルの使用感・評判・クチコミ

悪い口コミ

セラミック刃なので個体差なのでしょうか内刃の軸がブレてて外刃との隙間が一定ではありませんでした。デザインが気に入って購入しただけに残念でした。

Amazonレビュー

ビアレッティでコーヒーを入れるために購入したのですが正直、安かろう悪かろうです。上刃と下刃の間隔が一定でないため、極細挽きにしようとしても微粉~粗挽きが混在するような状態になります。

Amazonレビュー

良い口コミ

ロマンを感じるために、キャンプ用に購入。商品到着後、早速キャンプで男のロマンを感じてきました。外で飲む、挽きたて、淹れたてのコヒーは格別です。

amazonレビュー

初めてのミルでしたが、精巧な作りに感動しました!電動は電動は静電気がすごいとか。レトロな感じのミルは分解掃除が出来ない、調整が難しい。ならば自分はキャンプにも行くし、評価の高いこちらを購入。家キャンで友達数人が遊びに来た時は、挽く回数は増えますが全然苦にならないです!

amazonレビュー

使用感のまとめ

編集部では約3年いろいろなコーヒーミルを使ってきましたが、1万円以下の商品であればどれをとっても性能的に大差ないというのが本音。

それでも値段に違いがあるのは回転のスムースさや、筐体に使われている素材(ステンレス、プラスチックなど)の違いです。

また、1万円以上になると味に違いが出るかと言われると、初心者にはわからないレベルです。

たしかに均一に挽けますが、味に何万円の違いがあるかとなるとそうでもありません。

それよりも新鮮な豆を使った方がグッとおいしいコーヒーを淹れられますよ。

おすすめのキャンプのコーヒーミル

キャンプで使えるコーヒーミルを手挽きと電動に分けて紹介します。

いずれもキャンプで使うことを考慮し、コンパクトな1~2杯用をです。

自然の中で香り高い優雅な時間をお過ごしください。

手挽きタイプのコーヒーミル

まずは音と時間をゆっくり楽しむ手引きタイプです。

お手ごろな物から、高級感のあるミルまで6つ紹介します。

HARIO(ハリオ): コーヒーミル セラミックスリム MSS-1TB

性能
持ち運びやすいサイズか :成人男性が握って少し余る太さ。ハンドルホルダーが無い。
分解して洗い易いか   :清掃自体は簡単。分解する際に順番を覚えておこう。
挽いた豆の大きさは均等か:バラツキがある
タイプ         :手挽き

お求めやすい価格が魅力の商品。

編集部も野外に持ち出す際はもっぱらこれです。

挽きムラがありますが、味に大きな差はありません。

良い点
悪い点
  • お求めやすい価格
  • 軽く冬の野外でも冷たくならない
  • クリアボディで挽き加減が確認しやすい
  • プラスチックなので落とすと割れるヒビが入る
  • 挽きムラがある
  • 見た目に高級感がない

キャプテンスタッグ: 18-8ステンレス ハンディー コーヒーミル S(セラミック刃)

性能
持ち運びやすいサイズか :コンパクトでソロキャンプ向き
分解して洗い易いか   :小さいので組み立て時に注意が必要
挽いた豆の大きさは均等か:極細挽きは難しいが中挽きなら問題ない
タイプ         :手挽き

一杯取りのコンパクトなミル。

手のひらサイズでソロキャンプで使いやすいです。

エスプレッソは難しいですが、中挽きは問題なくこなします。

良い点
悪い点
  • コンパクトで収納しやすい
  • お求めやすい価格
  • 価格の割に高級感のある見た目
  • 滑り止めのゴムが伸びやすい
  • 複数杯を一度に挽けない
  • 極細挽きはむずかしい

スノーピーク(snow peak) :フィールドバリスタ ミル CS-116

性能
持ち運びやすいサイズか :ハンドルが一体型で紛失することなく持ち運べる
分解して洗い易いか   :ハンドルが一体型なのでそこだけ注意
挽いた豆の大きさは均等か:極細挽きは難しいが何とかエスプレッソはできる
タイプ         :手挽き

一体型のハンドルでアウトドアでも無くすことがありません。

価格はスノーピーク価格ですがファンならアリ。

高級感のある見た目はさすがスノーピークです。

良い点
悪い点
  • 高級感のある筐体
  • 品質の高い臼
  • ハンドルは外さずにたためる
  • 木製の取っ手は汚れが目立つ
  • 滑り止めがない
  • 高めの値段設定

ポーレックス :コーヒーミル2

性能
持ち運びやすいサイズか :ハンドルが外れるので携帯性はよい
分解して洗い易いか   :四点突起のダイヤルでスムーズにに分解できる
挽いた豆の大きさは均等か:1クリックの差が従来品の約1/2で細かく調整可能
タイプ         :手挽き

アウトドアミルと言えばポーレックス。

スマートな見た目で大人な雰囲気です。

豆の状況は見えませんが、一度セットすればそうそう変えないので問題ありません。

良い点
悪い点
  • スマートな見た目
  • 角度の付いた回しやすいハンドル
  • 四点突起のダイヤルで挽き目が調整が楽
  • 一部鉄を使用し重さが322gある
  • ステンレスの本体は冬場は冷たい
  • 豆の状態が見えない

ポーレックス :コーヒーミル2ミニ

性能
持ち運びやすいサイズか :1杯取りでコンパクト
分解して洗い易いか   :臼の構造がシンプルで洗いやすい
挽いた豆の大きさは均等か:高品質な臼で細かく調整可能
タイプ         :手挽き

ソロキャンプに最適な一杯取りミル。

コンパクトな本体でザックの隅に入ります。

挽き目の調整はクリック感で数えます(クリック音がします)

良い点
悪い点
  • ソロキャンプに適したサイズ
  • 高品質で低価格
  • 挽目も揃っている
  • 複数杯挽くには容量不足
  • 豆の状況が見えない
  • 挽き目の調整は音と感触で

タイムモア :C2 手挽きコーヒーミル

性能
持ち運びやすいサイズか :サイズ感は標準的。ローレット加工の滑り止めがキレイ
分解して洗い易いか   :清掃時は刷毛を使用しましょう。品質を維持できる
挽いた豆の大きさは均等か:挽いた豆の制度はさすがタイムモア。価格以上の品質
タイプ         :手挽き

初心者からステップアップすると欲しくなるタイムモアの商品。

本体から臼まで精巧な造りで品質の高いコーヒーを楽しめます。

表面に施された凸凹の滑り止めは人によっては痛いことがあります。アウトドアではグローブをすると作業がしやすいです。

良い点
悪い点
  • 回しやすいハンドル
  • 滑りにくい本体
  • 極細挽きから粗挽きまで対応
  • 蓋がプラスチック
  • 収納袋がチープ
  • 凸凹の表面が痛い人もいる

電動タイプのコーヒーミル

手軽さが魅力の電動ミル。

音が気になる人もいますが、早く挽くことができ忙しい日常でも使いやすいです。

HARIO (ハリオ) :スマートG電動ハンディーコーヒーグラインダー

性能
持ち運びやすいサイズか :モーターが分割できるのでコンパクトになる
分解して洗い易いか   :本体は手動ミルと同じ。モーター部は清掃できない
挽いた豆の大きさは均等か:コーヒーメーカーの臼なので品質は高い
タイプ         :電動

手動ミルのハンドルを外しモーターを取り付け電動にしたアイデア商品。

本体はセラミックスリムの発展型なので、品質の高い挽き具合です。

価格の大半がモーター代なので手軽さに価値を見出せるなら魅力的な商品です。

良い点
悪い点
  • 手挽きと電動マルチで使える
  • 豆の挽き具合を確認しやすい
  • 電動の割にコンパクト
  • プラスチックは落とすとヒビが入ることがある
  • 音がうるさく感じる
  • 四角い本体は持ちにくい人もいる

Delimo 電動コーヒーミル コードレス 臼式

性能
持ち運びやすいサイズか :充電式で2泊くらいのキャンプで十分使える
分解して洗い易いか   :臼は水洗い可だがモーター部は洗えない
挽いた豆の大きさは均等か:価格相応。ペーパードリップ用には十分使える
タイプ         :電動

商品名に水洗いとあるりますが、臼部のみです。モーター本体は洗えません。

価格は安いですがセラミックの挽き臼でペーパードリップには十分使える品質です。

手軽で低価格な電動ミルが欲しい人におすすめです。

良い点
悪い点
  • 臼は水洗い可
  • 充電式で経済的
  • 挽き加減はダイヤルで簡単調整
  • モーターは洗えない
  • 一杯取りの割に大きい
  • スピードは速くない

オーシャンリッチ コードレス自動コーヒーミル G2 

性能
持ち運びやすいサイズか :モーター部が少し大きいが安定感はある
分解して洗い易いか   :円錐の受け皿は刷毛が入りにくい
挽いた豆の大きさは均等か:挽き具合は5段階。初心者でも迷わず挽ける
タイプ         :電動

円錐の受け皿は安定感があり女性でも扱いやすいです。

シックな見た目はアウトドアでは浮くこともありますが、家でも使うことを考えるとよい雰囲気。

価格と性能のバランスの良い電動ミルです。

良い点
悪い点
  • 安定感のある受け皿
  • シックで高級感のある本体
  • 安定感のある受け皿
  • 本体と受け皿が合わせにくい
  • 豆を入れにくいと感じる人も
  • アウトドアの雰囲気に合わない

OYUNKEY: コニカル式電動コーヒーミル コードレス

性能
持ち運びやすいサイズか :スマートな本体で持ち運びやすい
分解して洗い易いか   :ステンレス製臼で水洗いOK
挽いた豆の大きさは均等か:挽き具合の品質は高い
タイプ         :電動

モーターの耐久性に不満が聞こえるが、精密機器なので乱暴な扱いは厳禁。

ステンレス製臼で水洗いできるので長く清潔を保てます。

この価格でエスプレッソに対応し、電動は魅力的です。

良い点
悪い点
  • ステンレス製臼
  • 粗挽きから極細挽きまで対応
  • シンプルでおしゃれな見た目
  • モーターの耐久性が不足
  • 組付けが固い
  • 落下の衝撃に弱い

ブルーノ:電動ミルコーヒーメーカー

性能
持ち運びやすいサイズか :オールインワンなので少し大きい
分解して洗い易いか   :部品点数は多いが組み立ては簡単
挽いた豆の大きさは均等か:挽き制度は標準的
タイプ         :電動

ミル・ドリッパー・カップが一つになったオールインワンモデル。

荷物を少なくしたいアウトドアやオフィスのデスクに置いても邪魔にならないです。

商品自体は少し大きいですが、単体で揃えるよりもずっとコンパクトになります。

良い点
悪い点
  • これ一つでコーヒーが飲める
  • 充電式でオフィスでも
  • アウトドアで映える見た目
  • 音が大きい
  • 一度で挽ききれない
  • 挽き制度は標準的

まとめ

自然の中でゆっくりコーヒーを淹れる。

アウトドア好きなら一度は憧れるシチュエーションではないでしょうか。

音と時間も楽しむ手動ミル。

自宅でも使いやすい手軽な電動。

あなたの好みはどれですか?

最後におすすめを確認しておきましょう。

この記事の結論
・キャンプの雰囲気を重視するなら「手挽き」、手軽さなら「電動」を選ぶと良い

おすすめの電動コーヒーミルは
・安さで選ぶなら老舗の「ハリオ:コーヒーミル MSS-1TB」
・性能で選ぶなら豆の均一さに定評のある「タイムモア:C2」
・軽さで選ぶなら「ポーレックス :コーヒーミル2ミニ」
・おしゃれさで選ぶなら「スノーピーク:フィールドバリスタミル CS-116」

おすすめの電動コーヒーミルは
・安さで選ぶなら「Delimo 電動コーヒーミル」
・軽さで選ぶなら「BRUNO 電動ミルコーヒーメーカー BOE080 [ カーキ ]」
・性能で選ぶなら「ハリオ:スマートG電動ハンディーコーヒーグラインダー」
・おしゃれさで選ぶなら「ブルーノ:電動ミルコーヒーメーカー」

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