冬キャンプに行きたいけど、どんなテントを選べば良いのか分からない。
防寒対策で気を付けるポイントや冬用テントの評価基準を知りたい。
そんなソロキャンパーのために、おすすめの最強ソロテントを紹介します。
冬キャンプ初心者の方は参考にしてみてください。
この記事の結論
・薪ストーブが使えるおすすめのソロテントは「ROC SHIELD ポリコットン」
・コスパで選ぶ薪ストーブテントは「ヨカ:ティピ ワンポールテント」
・薪ストーブにこだわらないなら「バンドック:ソロ ティピー 1 TC BDK-75TC」
冬キャンプで選ぶべき最強のソロテントとはどんなテントか?
冬キャンプでは防寒対策が大事です。
テントを選ぶときは、煙突穴付きかどうかやスノースカートの有無、通気性にも気を付けましょう。
薪ストーブやテント内での暖房器具との相性
テントには薪ストーブのための煙突穴付きのモデルもあります。
そのようなタイプを選べばテント内でも薪ストーブを使用することが可能です。
しかし絶対安全ということはないので、換気に気を付け、一酸化炭素中毒や火災にも注意してください。
もし煙突穴付きのモデルでないなら、テント内での薪ストーブの使用は避けましょう。
火災になりにくい難燃素材であるか
テントが耐火性のあるTC素材(ポリコットン)なら、焚き火の火の粉が多少テントに飛んでも燃えにくいです。
全体でなくても、フライシートがTC素材というテントも多いので、難燃素材のモデルを選ぶと火災のリスクを減らせます。
テントの軽さ
ソロキャンプならテントの軽さも重要なポイントです。
持ち運ぶだけでなく、設営や撤収も1人で行わなければならないので、扱いやすい軽いモデルを選びましょう。
雪に耐えるスノースカートの有無
スノースカートがあると、冷気が中に侵入しにくくなり、暖房効率が高くなります。
そして、雪の侵入を防いでくれるのはもちろん、雨の跳ね返りも防いでくれるので、スノースカートがあると快適です。
酸欠を避けるための通気性能
冬キャンプ用のテントを選ぶときは通気性にも注目しましょう。
ベンチレーション付きを選ぶと、暖まった空気を排出してくれて空気が循環するので、酸欠を避けやすいです。
さらにTC素材のものだと耐火性に優れながら通気性もあるので、結露も軽減してくれます。
防寒おこもりテントは狭い方が暖房効率は高くなる
ソロ用の小さいテントには隠れたメリットがあります。
それは狭い分、暖房効率が高くなることです。
複数人用の広いテントだと、全体を暖めるために強力な暖房器具が必要になりますが、狭いテントならほどほどでも十分暖かくなります。
テント内で無理して薪ストーブを使う必要はありません。
多少暖房効率が低くなっても、他にも選択肢として有力な暖房器具があるのでそちらも検討してみてください。
電源があるならホットカーペットや電気毛布も有力な選択肢
電源サイトのあるキャンプ場なら、ホットカーペットや電気毛布も有力な選択肢になります。
電源サイトがなくても、消費電力が少ないモデルを選ぶことでポータブル電源での使用も可能です。
湯たんぽも侮れない
湯たんぽは、お湯を入れるだけという手軽さが魅力です。
電源が必要ありません。
ただ、湯たんぽは小さめのモデルを選ぶと冷めやすいので、大きめのサイズを選びましょう。
冬キャンプで使える最強のソロテント
冬キャンプで活躍する最強のソロテントを紹介します。それぞれに長所と短所があるので参考にしてみてください。
編集部のお気に入り:TOMOUNTのパップテント
ぶっちゃけTOMOUNTのパップテントは万人におすすめできるテントではありません。
圧倒的にワンティグリスやバンドック、コールマンの方が人気ですし、実際に機能性も優れています。
人気度で言えばSoomloomのちょっと下くらいと言えば分かる人にはピンとくるでしょう。
それでも好きなのは、初めて使ったパップテントだからです。
「TOMOUNT」のパップテントは他社に比べて数千円安いです。
代わりにインナーテントの吊り下げ縫製が甘かったり、ほつれ糸が開封時に出てきますが、
テント自体の完成度は高いです。もしパップテントを一度試してみたいという方はぜひ試してください。
長く使うなら、
ここより下で紹介しているものの方がおすすめだからね
価格の安さで選びたい方だけ選ぶように!
ワンティグリス:ROC SHIELD ポリコットン 軍幕 TCタープ
薪ストーブ前提で設計されたパップテント。
TC素材で燃えにくく扱いやすいので、人気が高まっているモデルです。
冬に強いスカート搭載なのはレンジャーグリーンカラーの方で、ブラウンカラーはスカートなしです。
どちらも煙突穴はありますが、冬に使うならグリーンの方がおすすめ
バンドック:ソロベースEX
サイドウォールとスカートが付いたソロベーステント。
フライシートがTC素材だから焚き火にも強い。
ミリタリーテイストなデザインがカッコイイ。
薪ストーブが使えるか:不可
難燃素材であるか :フライシートがTC素材
重さ :5.2kg
スノースカート :スカート付き
通気性能 :記載なし
収納サイズ :W47xD24xH24cm
展開サイズ :フライ/W360xD190xH110cm、インナー/W190xD85xH100c
テンマクデザイン: 炎幕TC DX
炎幕TCにサイドフラップが付いたDX版。
薪ストーブが使えるか:記載なし
難燃素材であるか :TC素材
重さ :4.93kg
スノースカート :スカート付き
通気性能 :記載なし
収納サイズ :62×26cm
展開サイズ :330×190×130cm
MSR:アクセス2
オールシーズン使えるテント。
強度があるクロスポールを採用、耐荷重は12kg。
コンパクトで軽いからソロキャンプ向き。
薪ストーブが使えるか:不可
難燃素材であるか :難燃素材ではない
重さ :1.86kg
スノースカート :記載なし
通気性能 :記載なし
収納サイズ :46×15cm
展開サイズ :2.69m²、高さ107cm
ヨカ:ティピ ワンポールテント
薪ストーブ用の煙突穴が空いているワンポールテント。
薪ストーブが使えるか:可能
難燃素材であるか :難燃素材ではない
重さ :記載なし
スノースカート :スカート一体型
通気性能 :記載なし
収納サイズ :記載なし
展開サイズ :W270×D270×H175cm
バンドック:ソロ ティピー 1 TC BDK-75TC
シンプルでミリタリー感のあるデザインがカッコイイ。
ポール1本で自立や設営ができるワンポールテント。
設営が簡単で初心者にも人気のモデル。
フライシートがポリコットンの難燃素材。
フルクローズもできる。
薪ストーブが使えるか:不可
難燃素材であるか :フライシートがTC素材
重さ :4.8kg
スノースカート :スカート付き
通気性能 :ベンチレーション付き
収納サイズ :44x24x24cm
展開サイズ :フライ/240x240x150cm インナー/220x100x135cm
テンマクデザイン:パンダTC+
フライシートがTC素材のモノポールテント。
天井部にベンチレーターが2か所。
薪ストーブが使えるか:不可
難燃素材であるか :フライシートがTC素材
重さ :6.28kg
スノースカート :スカート付き
通気性能 :ベンチレーター付き
収納サイズ :53×27×19cm
展開サイズ :フライ/270×270×170(H)cm、インナー/250×115×155(H)cm
ランドフィールド:ワンポールテント
価格が安いティピー型テント。
煙突穴付きだから薪ストーブも使える。
薪ストーブが使えるか:使用可能
難燃素材であるか :煙突穴部分が防炎布
重さ :1.5kg
スノースカート :なし
通気性能 :ベンチレーター付き
収納サイズ :幅41×奥行15×高さ15cm
展開サイズ :直径320×高さ160cm
スノーピーク:ミニッツドーム Pro.air
耐久性のある素材を使った高級テント。
ツーリングでも使える軽さとコンパクトさも良い。
薪ストーブが使えるか:不可
難燃素材であるか :難燃素材ではない
重さ :2.95kg
スノースカート :記載なし
通気性能 :記載なし
収納サイズ :20×20×59(h)cm
展開サイズ :235×230×116(h)cm
まとめ
冬キャンプ用のソロテントを紹介しました。
その中でもコスパ重視なら「バンドック:ソロ ティピー 1 TC BDK-75TC」。
テント内で薪ストーブを使いたいなら「ヨカ:ティピ ワンポールテント」がおすすめです。
Amazonでの評判も加味してこの2つを選びました。
価格だけで見ると「ランドフィールド:ワンポールテント」の方が安いですが、スカートが付いていないので最推しにはしませんでした。
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