
万能な焚き火台ってなんだろう?そう考えたことはありませんか?
『調理がしやすい』『ソロでもファミリーでも使い易い』『組み立てやすい』。
そのどれもを満たし、さらに『No Trace(自然に跡を残さない)』という環境への優しさまで実現した新しい焚き火台が登場しました。

今回は「ZEN CAMPS」の新しい焚き火台について検証してみました
横幅が広く、調理時の休憩スペースができることからとても使い易い焚き火台です
この記事の結論
・「焚き火台(NT Fire Stand)」は1台で様々なキャンプシーンに対応したい人におすすめ
・「焚き火台(NT Fire Stand)」は『自然を大切に』キャンプするすべてのキャンパーに知って欲しい1台
【ご提供品】
PR:本記事は商品を提供いただき、レビューしています。
(消費者庁の景品表示ガイドラインに基づく表記)
ZEN CAMPS 焚き火台(NT Fire Stand)」の特徴
基本性能
- サイズ: 展開時 : 51.3cm X 奥行き22.5cm X 高さ29.0cm <発売前>
- 折り畳み時:幅26.5 X 30.0cm 高さ約3.5cm
最新情報公式 LINEをチェック
収納時: 38cm X 31cm https://lin.ee/7TDWgLc 素材:ステンレス - 重さ: 焚き火台単体(五徳無し 場合):約 975g
- 五徳2本有り、収納袋に収納時:約 1.24kg
- 付属品:フレーム、火床、遮熱板 2枚、五徳2本(全てステンレス製 )
- 収納袋( 600Dポリエステル)
焚き火台(NT Fire Stand)」の内容物
箱を開けると各パーツがそれぞれ出てきます。

基本性能は以下の通り。ここまでたくさんのパーツがわずか3.5cmの厚みで収納できるのって凄いですよね。
- サイズ: 展開時 : 51.3cm X 奥行き22.5cm X 高さ29.0cm <発売前>
- 折り畳み時:幅26.5 X 30.0cm 高さ約3.5cm
最新情報公式 LINEをチェック
収納時: 38cm X 31cm https://lin.ee/7TDWgLc 素材:ステンレス - 重さ: 焚き火台単体(五徳無し 場合):約 975g
- 五徳2本有り、収納袋に収納時:約 1.24kg
- 付属品:フレーム、火床、遮熱板 2枚、五徳2本(全てステンレス製 )
- 収納袋( 600Dポリエステル)
収納袋

シンプルなロゴでカッコイイ収納袋。
ちなみに下に敷いているシートは別売りのZEN CAMPSの遮熱シート
アルミ遮熱シート

眩しいくらいには光を反射しているのがアルミ遮熱シート。このシートが焚き火の熱が地面に伝わるのを防ぎます。
フレーム

フレームを広げると縦長な全体像が見えます。
遮熱版

焚き火の灰を受けることになる遮熱版 兼 灰受けは2枚の板で構成されています。それぞれ左右からスライドさせて設置します。
火床(ロストル)

火床は2枚セットになっており、はめ込んで上から下に押すだけで固定されます。
設営で詰まるとしたらこの火床の設置で、「6つの金具の下に入るようにはめ込む」ということだけ覚えておきましょう。
五徳

ゴトクは付属で2本ついてきます。ダッチオーブンのような重量のあるものも支えられる安定感があります。
ただし、長さは焚き火台の横幅の長さより少し大きい程度なので、薪の継ぎ足しなどで落下させないように気を付けましょう。

五徳の配置は焚き火台の1段目、2段目を好きに選ぶことができるよ
2段目を使うと火に近いから強火で調理できる。料理に合わせて選択しよう!

「焚き火台(NT Fire Stand)」の外観

「焚き火台(NT Fire Stand)」を選ぶべき理由

あえてデメリットも絞り出して考えてみました。
どうしても環境に優しくするために、必要なパーツが増えるので、
『最軽量ではないこと』『組み立てが面倒』は抑えておくと良いでしょう

数百gの増量すら許せない、数秒の組み立て時間増加も許せないという人でなければ、
メリットの方が遙かに大きいから安心してね!
圧倒的な遮熱効果で地面を守り、焚き火シートも長持ち

検証として火が大きすぎるくらい薪をくべて確認しましたが、片付け時に下に敷いた遮熱シートの下には熱はあまり伝わっていないように感じました。
そもそも燃焼効率も悪くないので、灰の落ちる量も少なかったように思います。
肉を焼いた時に油が落ちることがありますが、下にこぼれるのを防いでくれるので、サイトを汚さずに済む焚き火台と感じました。
(写真では火床⇒遮熱版⇒遮熱シート⇒遮熱シート(別売り)のようにして利用。灰や調理でのこぼれ汁も地面に落ちることを防ぐ)
コンパクトで組み立てが簡単
「焚き火台(NT Fire Stand)」の凄いところは、『No Trace(自然に跡を残さない)』を実現するためにかなりパーツが多いのにも関わらず、組み立てを簡単にしているところです。
さすがに本体とフレーム×2だけで構成されている他社焚き火台と比べると、パーツ数の違いから組み立て時間の差はありますが、数秒程度の差でした。
説明のために丁寧に組み立てしていますが、慣れればもっと早く組み立て可能です。
動画では素手で作業していますが、安全のためにグローブや軍手を利用すると良いでしょう。
焚き火も料理も楽しめる広々サイズ
横長なので右側は中火、左側は弱火となるように薪を調整することもできます。
以下の写真では左側は「ポーチドエッグ」、右側では「トマトスープ」を作っています。
正方形型の焚き火台やソロ用の小さい焚き火台だとこのように自由に調理を楽しむことは難しいので、扱いしやすさを感じました
(ゴトクは付属は2個。3個以上使用したい場合は、追加購入となります)

こちらの例では左側でガーリックトーストを焼いています。火が強すぎると焦げてしまうものですが、右側で強火で調理していても左側は焼けるほどの熱は伝わりません。
少し焼きたい時は鍋側に寄せて火加減を調整することができます。
調理中の薪の追加も簡単に行えるので困ることはありませんでした。

頑丈で安定感に優れている
多くの焚き火台はフレームは左右を柱として自立する構成となっていることが多いですが、「焚き火台(NT Fire Stand)」は中央にもフレームが入っています。
横長となることで中央部の強度が落ちることを防ぐどころか、左右が柱の焚き火台よりも強固になっています。
重いホーロー製鍋でも安定して利用できたので、本格的なダッチオーブンでも利用しやすい焚き火台と言えるでしょう。

薪や灰が遮熱シートにこぼれたらなるべくすぐに拾おう


実際にここまで薪を積み上げることはないけど、
この安定感は安心だね
他社製品との比較

(写真の網はホームセンターにて市販のものを利用しています)
メーカー | ZEN CAMPS | SxoSyo | Tokyo camp | TOKYO CRAFTS |
商品名 | NT Fire Stand | 焚き火台 | 焚き火台 | マクライト |
環境への優しさ | とても優しい | 一般的 | 優しい (廃受けを追加可能) | 一般的 |
組み立てのしやすさ | パーツは多いが、簡単 | 正解が分かりにくい | パーツが少なく、 とても簡単 | パーツが少なく、 とても簡単 |
安定感 | 高い | 低い | やや高い | 高い |
料理のしやすさ | とても調理しやすい | やや難しい | やや難しい | 調理しやすい |
価格 | 2,280円 | 4,980円 | 12,980円 | |
重さ | 1,100g | 657g | 985g | 794g |
設営サイズ | 51.3 X 22.5 X 29.0cm | 38.5 x 20Wx 27 cm | 40.2 × 21.2 × 26.8(cm) | 40 x 36 x 32 cm |
収納サイズ | 26.5 X 30.0 X3.5cm | 21cm×29.7cm | 22 × 32cm | 21 x 40 x 2.5 cm |
タイトル | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る |
比較表から分かること
・「NT Fire Stand」は重さや収納サイズは最強ではないものの、使い勝手の良い汎用型で1台で様々な場面で活躍できる
・環境への優しさは「NT Fire Stand」が圧倒的に優れている
・安さで選ぶなら「Tokyo camp」や「ピコグリル類似品」が向いている
収納サイズのイメージが伝わりやすいものとして以下の写真を用意しました。真ん中がzen campsの焚き火台です。

ピコグリル型

ピコグリル型の焚き火台と比べると、ZENCAMPSの「NT Fire Stand」がかなりサイズが大きく、収納サイズにも差が出ています。
もしソロで料理は全くせず、焚き火台は鑑賞用とするならピコグリル型が向いていますが、少しでも調理をしたりソロだけでなく複数人で使う方なら、サイズが大きく収納サイズも比較的小さい「NT Fire Stand」が向いています。

ソロで軽さだけを重視するなら小型モデルが向いている
ただ大型の薪しか置いてないキャンプサイトもあるので、
万能なのは「NT Fire Standの方だろう」
Tokyo camp:焚き火台

TOKYO CRAFTS :マクライト

1台で料理も焚き火も楽しむなら「焚き火台(NT Fire Stand)」
総評として「焚き火台(NT Fire Stand)」は自然に優しく、調理や焚き火の利便性の高い万能な焚き火台と感じました。
長さのある焚き火台なので、大型の薪しか置いていないキャンプサイトでも豪快な焚き火が楽しめるのも魅力でしょう。
安定性が高く、火加減の調整もしやすいので、キャンプ飯を楽しみたい方には特に満足度の高い一品だと思います。
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