キャンプでは欠かせないクーラーボックスですが、「かさばること」はどうしようもない欠点です。
あなたは、押し入れがキャンプ道具で溢れていてクーラーボックスがかなりの場所を取っているということはありませんか?
我が家ではただでさえレビュー用に大量のキャンプ道具を持っているので、
使わなくなったものが倉庫に溢れています。
特にハードクーラーと呼ばれる折り畳みできないものは
かなり場所を取るのよね
そんなときに役立つのが本記事で紹介する「紙でできたクーラーボックス」です。
紙を知り尽くした日本紙通商でないとできないクーラーボックスで、素材は「ほぼ紙」でありながら、防水耐水性を持った機能的な商品です。
秋は真夏の日中ほど暑くないので、七輪でサンマを焼いたり、焼き芋を作ったりと、
デイキャンプが楽しい季節です。そんなデイキャンプに最適なクーラーボックス。
仲間からもそのクーラーボックスどこで買ったの?と話題が弾むこと間違いなし。
実際に開発元の日本紙通商様から商品をお借りして検証してきましたので、ぜひ最後までご覧ください。
この記事の結論
・紙のキャンプ道具はエコで環境に優しい素材で作られた機能的ギア
・「ほぼ紙のクーラーボックス」は分解してコンパクトで持ち運びできる軽量クーラー
・「紙の折りたたみテーブル」は約100gの軽量さで登山やソロキャンプで活躍
makuake 見たことない!?ほぼ紙のクーラーボックス&超軽量コンパクトな折りたたみテーブル
日本紙通商株式会社ってどんな会社?
日本紙通商は紙やパルプ業界を担う専門商社です。言い換えれば紙業界を知り尽くした会社です。
紙はみなさんの日常にあふれ、新聞紙や印刷物だけでなく、様々な商品のパッケージや建材など多岐にわたり利用されています。
その中の包装資材(段ボール)が今回の主役、ほぼ紙で作られた変わったキャンプ道具をぜひご覧ください。
紙でできることは紙で実現するというこだわりを感じる商品です
紙でできた軽量クーラーボックスの特徴
クーラーボックスと一口に言ってもハードタイプとソフトタイプ、キャスター付きなどいろいろなタイプがあります。
いくつも買うものではないので間違いのない物を購入したいですよね。
ここではクーラーボックスを選ぶ際に見ておくポイント、迷ったときここで選べばいいよというポイントを解説します。
サイズ(容量)はデイキャンプから1泊までが目安
「ほぼ紙のクーラーボックス」の容量は13Lです。デイキャンプや1泊のキャンプで使い易いサイズです。
内部に防水性がある為、水を張って釣り用として使用もできますが、水漏れがしないことをメーカーは保証していませんのでご注意ください。
一般的なアルミ缶は2段重ねで入る
2Lペットボトルは縦に入るが、蓋が閉まらない
2Lのペットボトルを入れる場合は斜めに倒して入れるとよいです。
隙間に食材や保冷剤を置けば無駄なく使用できます。
保冷力が高いクーラーボックスではないことはおさえておこう
保冷力はハードタイプ>ソフトタイプが一般的です。
また素材では発泡スチロール<発泡ウレタンになります。
保冷力は、サイズが大きくなるほどクーラーボックスが大型になります。
2泊3泊するようなキャンプであれば保冷力重視のモデルを選ぶべきですが、多くの方はそこまでの保冷力は必要ないでしょう。
過剰な保冷力はクーラーボックスの大型化に繋がり、
ここまで要らなかったと後悔する原因になります
「ほぼ紙のクーラーボックス」は保冷力は高い方ではありませんが、デイキャンプや秋の1泊キャンプで使い易いクーラーボックスと言えます。
気になる保冷力は、実際に30度を超える炎天下の中で検証してみた
今回の検証はクーラーボックスの表面温度が最大で40度を超える残暑の厳しい日に行いました。
午前10時にチェックイン、午後16時に撤収というデイキャンプを想定しましたが、最後まで凍ったペットボトルは解け残りました。
検証では保冷剤もなければ1本だけしか入れてなかったので、溶けやすい状況。
デイキャンプなら余裕で使えることが確認できたね。
検証開始時に気温は30度
ペットボトルの氷は1/4が溶けていた
正午には表面温度は40度を超えた
午後4時時点でもこれだけの氷が残っていた
午後4時には日が傾き、日光が当たらなくなった
表面温度は30度以下、涼しくなってきた
「ほぼ紙のクーラーボックス」の魅力
「ほぼ紙のクーラーボックス」の魅力は、ほとんどが紙である段ボールで構成されているため、扱いやすく、汚れたり不要になったら処分もしやすいということです。
特に魅力的なポイントは3点!
どれも他者のクーラーボックスではなかなか見られない魅力なので、ぜひご覧ください
・分解可能でコンパクトに持ち運ぶことができる
・紙だから燃えるゴミで処分可能
・紙なのに防水・耐水性能がある
分解可能でコンパクトに持ち運ぶことができる
「ほぼ紙のクーラーボックス」の最大の魅力は分解して保管、持ち運びができるということです。
クーラーボックスは普段使いするような道具ではないので、
どんなにキャンプ頻度が多い方でもさすがに使用していない時間の方が長いと思います
我が家では棚の隙間に入れておくのが良いという意見でまとまりました
狭い場所にも収納できるのでとても便利です!
しかも収納ができるだけでなく、組み立てがとても簡単なんです。
説明を探さずに直観で分かるくらい簡単で驚きました。
紙だから燃えるゴミで処分可能
保冷力の高いハードクーラーは処分が大変なことが多いのですが、「ほぼ紙のクーラーボックス」は燃えるごみで処分できるので、とても簡単です。
段ボールはお住まいの地域により、資源ごみとして回収できるのでより環境にやさしいクーラーボックスと言えるでしょう。
断熱材は、でんぷんと紙が50%以上、残りはPP(ポリプロピレン樹脂)ですので、有害素材は一切含んでおらず、また燃えるゴミとして廃棄できます
makuakeより引用
段ボール部分だけででなく断熱材部分もでんぷんと紙が50%以上というのが凄いです。
もちろん発砲スチロールと比べて保冷力も負けていません。
紙なのに防水・耐水性能がある
クーラーボックスは冷やしたいものだけでなく、保冷剤や氷を一緒に入れることが多いと思います。
そのような場合、溶けてきたり気温差で結露が起き、クーラーボックスの底が濡れてしまうことがあります。
ほぼ紙のクーラーボックスは防水・耐水性があるので、多少の濡れでもへっちゃらです。
実際に水を張ってみて浸みてこなかいことが確認できました。
ただ底が大きく濡れた場合は一度分解して乾かさないとカビやクーラーボックスの劣化を早めてしまいそうなので、注意しましょう!
ほぼ紙のクーラーボックスの基本性能
外寸
・縦:318㎜、横:305㎜、高さ:325㎜
内寸
・縦:278㎜、横:220㎜、高さ:220㎜
展開サイズ
・縦:965㎜、横:965㎜
重量
・約1.3㎏(実測1309.8g)
材質
・本体: 段ボール、蓋: 段ボール
・断熱材: でんぷん、紙粉、PP
保存方法
・高温多湿を避け、屋内にて保存を推奨
廃棄方法
・一般可燃物として廃棄可能
その他
・断熱材の原料に澱粉を使用している為、水に濡れるとでんぷんが水に溶けだす可能性があります。安全性には問題ありませんが、食品等を入れる場合は袋に入れるなどを推奨します。
紙の折りたたみミニテーブル
紙の折りたたみテーブルは段ボール素材で1枚の段ボールから切り出して作られています。
薄い板状なので持ち運びが非常に楽で、私が今まで使っていたロゴスのミニテーブルと比べると圧倒的に軽くコンパクトでした。
ソロ用にちょうど良いサイズで、
この日は外でコーヒーを楽しみました
お湯をこぼしてしまうこともありましたが、撥水してくれました。
紙の折りたたみテーブルの組み立て方
紙の折りたたみテーブルの組み立てはとても簡単です。
左右に差し込み口があり、そこにパーツを差し込むだけです。
コツとして差し込み口は2つある方から差し込むと、組み立てがし易かったです。
左右それぞれにパーツを差し込めばミニテーブルが完成します。
パーツを差し込めばあっという間にテーブルが完成します。
自然の中になじむデザインでアウトドアの雰囲気を高めてくれるでしょう
まとめ
今回取り上げたクーラーボックスとミニテーブルはどちらもほぼ紙でてきており、コンパクトに扱うことができます。
私もキャンプ仲間に自慢したくなるくらい気に入りました。
期間限定で入手できるチャンスを逃さないでください。
この記事の結論
・紙のキャンプ道具はエコで環境に優しい素材で作られた機能的ギア
・「ほぼ紙のクーラーボックス」は分解してコンパクトで持ち運びできる軽量クーラー
・「紙の折りたたみテーブル」は約100gの軽量さで登山やソロキャンプで活躍
makuake 見たことない!?ほぼ紙のクーラーボックス&超軽量コンパクトな折りたたみテーブル
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