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シュラフの限界温度に挑戦!モンベル ダウンハガー 800 #3(快適温度:4度)で残雪期北アルプスでテント泊してみた

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ヤマノ
ヤマノ

誰もが持っている寝袋でどこまで行けるかは気になるものです

さとし
さとし

真夏と厳冬期はわかりやすいですが、春秋は選択が難しいですね

残雪期の防寒について見なおしてみたくて、燕山荘の小屋開きの日にテント泊をしてみました。

残雪期の燕岳 テント場

最新モデルのシームレスダウンハガーは、更にダウンが偏りにくくなっていますので、おすすめです。

ヤマノ
ヤマノ

最新モデルの方が安いことも多いので、敢えて古いものを選ぶメリットはないよ

この記事を書いた人:ヤマノ

この記事を書いた人:ヤマノ ギアをこよなく愛する道具オタクです。

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私は低山で道迷いをしたり、雨のツェルト泊で寝袋が水没して凍えたり、濃霧の暗闇をさまよったり、危ない思いもしてきました。これは私の知識が足りず、愚かだったからです。

素人で失敗を重ねたからこそ、優秀な登山ガイドやプロ登山家に語れない体験を経て、皆さんには装備の失敗も危険な登山もしないで欲しいと強く思います。だからこそこのブログを作りました。

登山は後から始めた方が安全に楽しめるレジャーです。リアルな失敗談を読み、反面教師として活用してくださいね。

モンベルのダウンハガー800#3ってどんな寝袋?

ダウンハガー800#3の基本性能は、
快適温度:4℃、使用可能温度(限界温度):-1℃です。

寝袋を選ぶときは快適温度を基準に選ぶべきで、限界温度は死なないだけで快適とはほど遠いというのが通説です。

とはいえ自分の体で試したことがなかったので、やるしかないと思い今回実験してみました。

ダウンハガーシリーズについては、以下の記事で解説しています。
わかりにくい寝袋を解説!モンベルのダウンハガーシリーズの選び方

残雪期の北アルプスってどのくらいの気温?

今回は北アルプスの燕山荘の小屋開きに合わせて、燕岳で検証しました。

2021/4/25(土)の夜は-2度、朝方は-4度になる時間帯もありました。

風はやや強く、耳栓をしていても風の音が少し気になる気候でした。

その翌日は-11度の予報もあったので、残雪期は天候によっては厳冬期に逆戻りとなるので、慎重な判断が重要になる季節です。

あすか
あすか

日によってずいぶん違うんだ!?

けんた
けんた

事前によくチェックしておきたいね

就寝時の防寒装備は何が必要?

今回は検証のために過剰ぎみにいろいろ持って行きました。

まず第一に寝袋、そしてマット

オプションで追加しやすいものに、ナルゲンボトルを使った湯たんぽやテントシューズ、ホッカイロ、ハクキンカイロなどがあります。

サーマレストのマットは身長に合わせてカットしているので、やや短めです。

寒すぎた時のためにミニブランケットまで持って行きました。

参考までに、私は外気温-5度以下の気温では、ナンガのオーロラライト900DXを使っています。
妻より寒がりなので、私(BMI:18の痩せ型)が大丈夫ならたいていの人は大丈夫だと思っています。

種類 メーカー 登山道具 重さ(g)
防寒着 モンベル ダウンパンツ モンベル 350
寝袋 モンベル ダウンハガー800#3 550
テントシューズ コールマン テントシューズ コールマン 175
テントシューズ イスカ テントシューズ イスカ 180
ホッカイロ マグマカイロ ×2わきした 70
防寒着 ユニクロ ウルトラライトダウン 220
防寒着 ワークマン ワークマンフリース 400
防寒着 ホグロフス ハードシェル 440
防寒着 不明 バラクラバ 90
防寒着 RISE ブランケット 380
マット シートゥーサミット ウルトラライト インサレーティッドマット 450
マット サーマレスト Zライトソル 300
シュラフカバー SOL エスケープビビィ 155

防寒の道具の使い方

日中の気温はかなり高く、フリースやダウンジャケットは日没まで使わなかったです。

日が沈むと次第に風が強くなり、寒さを感じ始めました。

テント内で撮影した写真が暗すぎたので、帰宅後にわかりやすいように撮影しなおしました。

シュラフカバーとなるエスケープヴィヴィの中に、寝袋、エアマット、ミニブランケットをすべて突っ込みます。

フォーム材のサーマレストのZライトソルを一番下に敷き、シュラフカバーとなるエスケープヴィヴィの中に、
シートゥサミットのエアマット、寝袋の順に詰め込みます。

エアマットの横幅がデカイと中に入らないので、このあたりはお使いのマットに合わせて考えると良いです。

シートゥサミットのマットは横幅狭めなので、中に入れるには最適です。

私の場合はフォーム材のマットは身長に足りないくらいにカットしてしまっているので、足部分はザックにつっこみます。

実際に一晩過ごした感想

暖かさについて

結論、暖かさは問題ありません。

かなりあったかかったので、ブランケットは要らなかったかもしれません。

厳冬期ほどの寒さではなかったので、テントシューズも1つだけに減らせそうです。

一方で外気温が-5度を下回るような日は、ナルゲンボトルの湯たんぽやホッカイロをあと2つ内股あたりに追加しないと、足元の寒さを感じそうな雰囲気がありました。

ホッカイロは、脇か股下あたりでないと、血管が集まっていないので効率が悪いです。

足が寒くて足に張っても温まりません。足が寒くてもホッカイロを張るのは脇か股下がおすすめです。

快適さ

テントシューズの2枚重ねをして、マットもシュラフカバー内に抑えているので、めちゃくちゃ窮屈でした。

厳冬期用のシュラフでは多少の余裕がありましたが、今回はシュラフ内に詰め込みすぎて身動きがしづらく、腰が痛くなりました。

快適さを考えるならやはりダウンハガー800#2を選んだり、ワンランク保温性が高いものを選択した方が無難です。

3シーズン用の寝袋の見直しについて考える人はこちらもご覧ください。

01.登山道具寝袋
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