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【九死に一生】ソロ沢登り登山の危険体験 

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登山歴7年。夏の長期縦走から-10度以下の厳冬期テント泊まで、季節を問わず山を駆けまわっています。

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経験豊富な慢心さが生んだ、沢登りでの滑落危機

ヤマノ
ヤマノ

登山の危険体験は初心者ばかりではありません。
経験豊富だからこそある危険をしっておきましょう

山岳ライターBさん
山岳ライターBさん

私の登山歴は約10年ほどになります。

ニュージーランドで登山ガイドをしたことがきっかけで、日本に帰国後は山岳会に入り、様々な登山を経験しました。

普通のハイキングに始まり、縦走、そして、冬山登山、クライミング、沢登り。

当時は若かったこともあり、いろいろなことに挑戦したく、かなり無茶したこともありました。

今思えば、今生きていることが不思議なくらいです。

そんな私の経験の中で、特に危険だと思うことを今回はお話させていただきます。

遭難当時の状況

海外でのガイド経験を経て日本に帰り、十分な経験を積んだ後の話です。

当時はいろんなことに挑戦していて、特に沢登りにハマっていました。

最初は毎週のようにパーティで沢に入っていましたが、そのうち一人でも行くようになっていました。

そして、いつしか「今シーズン中に単独沢登り20本」という無茶な目標を立てていました。

目標達成だけしか頭になく、当時は危険に対する意識がかなり薄くなっていたように感じます。

そんなある日東京・奥多摩のとある沢に入りました。

滝の多いその沢の雰囲気や景観にどんどんテンションが上がり、一種のクライマーズ・ハイのような状態になりました。

そして、その沢の関門である大滝に到達。

両側は切り立った崖、滝そのものは落差が大きい上、高巻きするところもありませんでした。

この関門を突破するためには左側の崖を行くしかないと判断し、登攀開始。

最初はホールドもしっかりしており、順調に登れましたが、上に行くほど細かくなり、気が付けば崖の側面に一本だけ這っている頼りない木の根っこに辛うじてつま先立ちになって捕まっていました。

「ヤバいな」と思ったのもあとの祭り、当然登ってきたルートを後戻りすることはできません。

冷や汗が一気に吹き出し、足もガクガク震えだしました。

唯一の方法として出てきたのが、届くか届かないかのところにある滝の落口にジャンプすること。

体力的にも精神的にもいよいよヤバくなってきた時に意を決してジャンプ。

何とか右足がつきました。

必死の思いで足を踏んばり、ヘッドスライディングするように滝の上に倒れ込みました。

「助かったぁ」気の抜けたようなため息が出て、改めて沢登りの怖さを知った瞬間でした。

この遭難・体験記を踏まえてどう思ったか


この経験を通して思ったことは自分の力を過信してはいけないということでした。

沢登りのルートは普通の登山道のように整備されているわけではありません。

ルート取りは動物的勘がかなり必要です。

いわば鹿のようなセンスを持っていなければいけません。

そしてこの勘はクライミングをやっている、とか、沢登りの経験がある、くらいでは得られません。

沢登りを熟知した経験者と沢登りに行きながら少しずつ経験値を上げていくことが大切です。

その中で少しずつルートのレベルを上げていけば、安全に楽しめるのではないでしょうか。

もっともどんなに経験を積んでいても、沢登りに一人で行くこと自体自分の墓場を探しに行くことと言ってもいいでしょう。

沢登りの遭難・危険にどう備えたらよいか


まず沢登りに一人で行ってはいけません。絶対。

山の沢はその独特な雰囲気や景観が美しいですが、一方、危険に満ち溢れています。

危険な状況に陥った時、一人では何もできません。

ただ死ぬだけです。

ですので、まずパーティで山行に行くことを大前提とします。

ヤマノ
ヤマノ

事件の後、一緒に登る仲間をどこで探されたのですか?

山岳会やその仲間の横のつながりで見つけました

ヤマノ
ヤマノ

やっぱり沢登りなどレベルの高い山仲間は、山岳会が良いのですね。

最初に事前準備をします。

予備食の用意、エスケープルートの確認、家族や友人に登山計画書を渡しておく、そして登山届の提出。

事前準備をいかにできるかがまず鍵です。

山行中の遭難に関しては、エスケープルートで脱出する、ハーケンやスリングを残置しながら沢を下る、そして沢では携帯が通じないので、家族や警察が気付いてくれるまで待つ、です。

なにはともあれ、まず経験者と登り慣れた沢に行くことが一番安全に楽しめる方法でしょう。

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