北アルプスの雲ノ平ってどんなところ?
雲の平は、 最後の秘境と呼ばれている北アルプスの最奥に位置します。
雲ノ平までの道は、穂高などの危ない箇所もなく、
最高の景色をのんびり楽しむことができる縦走ルートです。
宿泊情報
雲ノ平山荘
1泊2食:10000円
1泊1食(夕):8400円
1泊1食(朝):7600円
素泊まり:6000円
テント泊:1000円/1名
テント泊朝食:1800円
テント泊夕食:2600円
前日、三俣山荘・水晶小屋のいずれかにご宿泊の方、500円引き
水500ml:50円、お湯500ml:100円、お茶500ml:200円
https://kumonodaira.com/stay/index.html#scrollPoint3
薬師岳山荘(薬師峠キャンプ場)
1泊2食:10000円
素泊まり:6800円
弁当:1200円
売店は、カレー、牛丼、うどん、おでんが食べられる
ホットコーヒーや一押しの抹茶など
白玉あんみつやフルーツポンチなどのデザートもあります。
水500ml:500円
http://www.yakushidake-sansou.com/2015/0925/115228/008-6/
テント100張:1000円/1張
黒部五郎小舎
1泊3食(弁当つき):11400円
1泊2食:10300円
素泊まり:7300円
テント30名:1000円/1人
水代が含まれています。
コーヒー、ラーメン、うどん、カレーライス、卵丼 など
http://www.sugorokugoya.com/kurobe/ryokin/kurobe_ryokin.html
雲ノ平の登山口へのアクセス
雲ノ平へ向かうには、富山側の折立登山口か、岐阜側の新穂高温泉へのアクセスが必要です。
雲の平への行き方(登山ルート・コース)
雲ノ平への最短ルート
雲ノ平へ最短で至るには、折立登山口からになります。
健脚者が無理すれば日帰りでも行けなくはありませんが、かなりリスクのある日程になるので、テント泊でゆっくり楽しむ方がおすすめです。
雲ノ平の周回ルート
①折立から薬師峠キャンプ場、雲ノ平テント場、黒部五郎小屋テント場での宿泊を通る秘境を楽しむ登山ルート
1日目
折立→(90分)三角点→(180分)太郎平小屋→(20分)薬師峠→(100分)薬師岳山荘
→(60分)薬師岳→(40分)薬師岳山荘→(70分)薬師峠
2日目
薬師峠→(20分)太郎平小屋→(140分)薬師沢小屋→(140分)アラスカ庭園→(40分)祖母岳分岐→(15分)雲ノ平→(20分)雲ノ平キャンプ場
3日目
雲ノ平キャンプ場→(40分)祖父岳分岐→(60分)徒渉点→(50分)三俣山荘→(50分)三俣山荘→(30分)巻道合流点→(60分)黒部五郎小舎
4日目
黒部五郎小舎→(120分)黒部五郎岳(中ノ俣→(60分)中俣乗越→(80分)北ノ俣岳(上ノ岳)→(90分)太郎平小屋→(120分)三角点→(60分)折立
・アクセス情報
折立登山口、新穂高温泉登山口、高瀬ダム登山口の3つの登山口からアクセスが可能です。
折立
富山駅からバスが出ています。(富山駅前-JR富山駅前バスターミナル2番のりばです。)
出発は5時30分から出ています、値段は3,500円。
https://www.chitetsu.co.jp/?page_id=741
事前に電話で予約
・富山地鉄乗車券センター TEL : 076-442-8122
※ご予約は乗車日の1ヶ月前より承ります。
※受付時間 9:00~17:00
新穂高温泉登山口
マイカーの場合、新穂高温泉駐車場 230台、鍋平高原駐車場 790があります。
新穂高温泉へのアクセス(高山から路線バス)※名古屋発
STEP1
名古屋→(2時間35分)高山 高速バス or 特急
STEP2
高山→(1時間30分)新穂高温泉
JR松本駅からバスに乗り換えて新穂高温泉までという方法もあります。
・登山スケジュール例
高瀬ダム登山口
マイカーの場合、 七倉山荘前に市営駐車場あり。(無料、50台)
数が少ないので、繁忙期には公共交通機関でのアクセスの方が良いかも
高瀬ダム登山口へのアクセス(高山から路線バス)※名古屋発
STEP1
名古屋→(2時間5分)松本 [特急]
STEP2
松本→(1時間)信濃大町 [大糸線]→七倉山荘(45分)[タクシー]→高瀬ダム登山口(15分)[タクシー]
番外編
登山問題について考える
2019年7月下旬現在、多くの山小屋の現場で重大な異変が起こっている。営業物資、生活物資が突如として届かなくなったのだ。数年前から主要なヘリコプター会社のA社やN社が山小屋の物資輸送から事実上の撤退を示唆し、大幅値上げや契約拒否などに踏み切っていることは問題として顕在化していたが、ここにきて現状北アルプスの8割方の物資輸送を手掛けている、最後の砦とのいうべきT航空が、一昨年来相次いだ事故やそれに誘発された人材流出、直近の機体トラブルなどによってついに機能不全に陥ってしまったのである。
雲ノ平山荘ホームページより
上記のような山小屋の存続の問題があるようです。山登りをするときは登山道を整備してくださっている方、山小屋の管理をされている方に感謝して登るように心がけたいですね。
コメント