登山好きにおすすめの初めての渓流釣りに必要な装備

この記事を書いた人

登山歴7年。夏の長期縦走から-10度以下の厳冬期テント泊まで、季節を問わず山を駆けまわっています。

ヤマノをフォローする

渓流釣りの魅力

渓流釣りはほかの釣りでは味わえない独特な雰囲気を持っています。

静かな大自然の中で、沢の流れる音だけがし、その中で突如「ピンっ」と糸を張り詰めたような瞬間がやってくる。

水から顔を出すのは、イワナやヤマメなどの美しい魚たち。

美しい魚や滝などの素晴らしい景色に出会えるのはとても魅力的です。

渓流釣りに行けば何にも代え難い時を過ごすことができるでしょう。

渓流ってどんなことろ?

渓流とは山の中を自然なままの形で流れている沢のことを指します。

町中にある川のように護岸工事などはされておらず、気が生い茂るところ、岩がごろごろしているところを流れています。

自然のままの姿をしているので美しい一方、自然の影響も受けやすく、土砂崩れや鉄砲水など発生する場合もあります。

美しく、また危険な場所であるのが渓流です。

渓流釣りの種類

渓流釣りには大きく分けて4種類の釣りの仕方があります。

エサ釣り、ルアー釣り、フライ釣り、そしてテンカラ釣りです。

エサ釣り

渓流でのエサ釣りはとてもシンプルです。

釣り竿に釣り糸を付け、その先に針、そしてエサを付けます。

エサは川虫など渓流にいる虫を付けます。

ルアー釣り

渓流でのルアー釣りは珍しいですが、大物が潜んでいる沢ではよりアグレッシブな釣りを楽しむことができます。

ルアー選びが難しいですが、うまく当たれば川の主を釣り上げることができるかもしれません。

フライ釣り

フライフィッシングはロッドの尻にリールがついており、釣り糸の先にはフライ、つまり疑似餌がついています。

ルアー釣りのようにテクニックが必要である一方、季節によって違うフライを使うなど知識や経験を問われる釣法でもあります。

そのような難しさが楽しい釣りです。

テンカラ釣り

テンカラはエサ釣りのようにシンプルです。

エサの代わりにフライフィッシングで使うような疑似餌を使います。

テンカラの場合この疑似餌を「毛バリ」といいます。

そのシンプルさから近年人気が出ており、海外でもテンカラをする人が増えています

渓流釣りではどんな魚が釣れる?

渓流に生息する魚は数種類います。

一般的なのはイワナとヤマメになります。

ただし、ヤマメは西日本では少なく、代わりにアマゴがいます。

その他ニジマスが生息する地域もあります。

漁業券やスポットのルールを知っておこう

渓流釣りをする場合、多くのエリアで釣りができる場所を指定しています。

漁業協同組合が管理をしていますが、釣りをする場合事前に漁業券の購入が必要となります。

購入していないと罰金を取られるなど罰則がありますので、気をつけましょう。

また、生態系の保護という観点から、渓流釣りのシーズンは概ね3月から9月のなっていますので、それ以外の時期での釣りは絶対にやめましょう。

必要な装備

渓流釣りではあまり人が入り込まないようなところに行くため十分な準備が必要となります。

特にテンカラの場合、道具が最小限なため、身軽になり、より山奥まで行くことができます。

その分リスクも高まりますので、必要なものはしっかりと揃えるようにしましょう。

ヤマノ
ヤマノ

初めてのテンカラ釣りはどうでしたか?

しんご
しんご

事前に釣り堀に通って練習したので、ポイントは意外にわかります

渓流に出てすぐに釣れるようになったので、嬉しかったところです。

一方で慣れるまでは仕掛けを木や岩によく引っ掛けていました。

そのせいで毛鉤をなくしたり、竿を折ったりしていましたので、やはり予備は大事だと思います。

ヤマノ
ヤマノ

確かに渓流は岩や木が多いのでひっかけて破損することも多そうです。
予備も大事ですね。

渓流釣りの登山靴

渓流釣りでは山登りも伴う場合が多いため、山登り用の靴が必要となります。

ただし、普通の登山靴ではなく渓流足袋や沢登りシューズが適当です。

フェルトソールやゴム底のものがありますが、状況に合わせて使いましょう。

渓流釣りの服装

服装は速乾性のあるものがいいです。

沢登りで使う服装を参考にするといいですが、急に冷えることもありますので、レインジャケットダウンを持っていくのもいいと思います。

渓流釣りの偏光サングラス

偏光サングラスは必ずしも必要なものではありませんが、上から水中にいる魚を見つけるにはとても便利です。

渓流は薄暗いことが多いので、色の薄目なサングラスがあるといいでしょう。

渓流釣りの帽子

帽子は頭を保護するうえで大切です。

渓流では日差しはそこまで強くなりませんが、木や石が落ちてくる場合もあります。

場合によってはヘルメットをかぶる必要もあるでしょう。

小物入れ

ウエストポーチなども小物入れがあるととても便利です。

毛バリや釣り糸を入れておくことができるため、よく使うものに関しては小物入れに入れておくといいでしょう。

グローブ

渓流を歩く際、木や岩をつかむことがあります。

グローブをつけておけば、手の保護ができるので、あるといいでしょう。

また、滑り止めの役目もしますので、特に濡れた岩などをつかむ際は非常に便利です。

渓流釣りのタックル

テンカラにおけるタックルは毛バリ、ロッド、ライン、ハリスとなります。

それぞれ十分な予備があると、途中で帰らざる負えなくなることがなく、十分に釣りを楽しむことができます。

ロッドに関しては、木などに引っ掛かり折れることもあるので、可能であれば予備があるといいでしょう。

渓流釣りの仕掛け(毛バリ)

毛バリは予備も含め、10~20個程度用意しておくといいです。

毛バリは市販で買えるものもありますが、自分で作ることもできます。

自作の毛バリで釣れた時は喜びも一入なので、是非挑戦してみてください。

渓流釣りのロッド(竿)

ロッドは2本持っていければベストです。

長さは3.5m前後が標準となります。

初心者の方は折ってしまう可能性が高くなるので、できるだけ安価なものを使うようにしましょう。

また、川の大きさによって必要な長さも変わりますので、経験を積んだらほかのロッドにも挑戦してみましょう。

ライン

ラインは一巻きまるまる持っていけるといいでしょう。

ただし、ラインはあまり切れることがないので、多く持っていく必要がないというのも事実です。

必要な長さに切ったものを何本か持っていくというのでもいいと思います。

ハリス

ハリスに関しては一巻きまるまる持っていきましょう。

ハリスはよく切れるので、十分な量が必要となります。

また、あらかじめ切って用意すると、その細さのせいで絡まったりし、余計煩わしさが増えます。

渓流釣りの熊対策

渓流釣りでは山奥に入っていく場合もあり、その分熊に遭遇する確率が上がります。

熊対策はしっかりしていくようにしましょう。

ラジオや熊鈴・熊スプレー

熊を避ける上で最も効果的な方法は「私はここにいるよ」と熊に教えてあげることです。

そのためには「音を出す」ことがとても大切です。

仲間がいれば、しゃべりながら歩いたり、一人の場合はラジオや熊鈴を鳴らしながら歩きましょう。

万が一遭遇してしまった時には熊スプレーがあると心強いです。

ザックやポーチなど取り出しやすい場所にいれて持ち運びましょう。

より詳しい対策を考えたいなら、以下の記事も合わせてご覧ください。

渓流釣りの仕掛けの作り方

テンカラの仕掛けはいたってシンプル。

必要なものは「竿」「ライン」「ハリス」そして「毛バリ」です。

まず竿は曲がり方、しなやかさに違いがあります。

「調子」と言いますが、7:3や6:4など硬さがあります。

これは好みの違いになってきますので、いろいろ試してみて選ぶようにしましょう。

次にライン。

ラインにも数種類あり、素材や形状、太さによって変わってきます。

自分の好みに合わせて切って使いますが、長さは竿の長さと同じくらいが標準と言われています。

さらにハリスも素材や太さによって変わってきますが、標準の長さは1mくらいです。

最後に毛バリですが、数多くの種類がありますが、狙う魚の種類や季節、時間帯などによって使い分けます。

市販の物を使う人もいれば、自作する人もいます。

それぞれのパートを接続する際には、特別な結び方があります。

多少複雑ではありますが、慣れてしまえばすぐに結ぶことができます。

専門書などを見て勉強しましょう。

渓流釣りの歩き方と釣りをする場所

渓流釣りは通常下流から上流に向かって歩きます。

歩く際は水流の中ではなく、川沿いを静かに進みましょう。

渓流魚は非常に警戒心が強いので、できれば背をかがめながら歩くといいでしょう。

また、場所によっては滑りやすいので、足元も気を付けながら歩きましょう。

釣りをする場所は釣りが許可されている渓流で、かつクリアランスがあるところがいいでしょう。

その中でも流れが集まるところや反転するところなどは魚が集まりやすいので、絶好のポイントとなります。

岩陰に隠れたり、ポイントから離れて竿を振るとヒットの確立も上がるでしょう。

泊まりではツェルトが便利

渓流釣りは泊りで行くとさらに楽しむことができます。

その際には泊りの装備が必要となりますが、テントを持っていくと大きな荷物になってしまいます。

ツェルトがあると便利ですが、焚火ができれば夜も快適に過ごすことができると思います。

釣った魚の食べ方

泊りで釣りに行って、釣った魚を食べるのは渓流釣りの大きな楽しみです。

最も渓流釣りらしい食べ方はやはり串打ちでしょう。

魚を軽く洗って串を刺し、軽く塩を振ったら、焚火にかけます。

新鮮で香ばしく、そしておいしい。

自然の恵みに改めて感謝する、そんな瞬間を楽しむことができます。

ほかには刺身で食べたり、ムニエルにしたりなど様々な食べ方があります。

いろいろと試してみるといいでしょう。

まとめ 渓流釣りを楽しもう

渓流釣りは自然の雄大さを感じられるとてもユニークは遊びです。

普段の生活では味わえない楽しみを得ることができます。

一方で自然の中ゆえに危険も伴います。

渓流釣りに行く際は知識と経験、そして万全な準備が必要となります。

決して無理することなく、安全に渓流釣りを楽しんでください。

きっとあなたも渓流釣りの虜になってしまうことでしょう。

コメント

タイトルとURLをコピーしました