2020年登山用レインウェアの徹底比較

道具

結論から言うと、
・1回きりの登山でコスパ優先ならワークマン:イージスシリーズ
 複数回登山をする方は、
・予算を抑えたい方なら、モンベル:ストームクルーザー
・性能が高く長く使えるものを選びたい方なら、ファイントラック エバーブレスフォトンジャケットかノースフェイス スーパークライムジャケット
・冬も使えるものが欲しい方は、ホグロフス ROC SPIRIT JACKET 
がおすすめです。

私がもし今買いなおすなら エバーブレスフォトンジャケット です。

詳しい性能や理由については記事をご覧ください。
デザインはおすすめの理由に入れていませんので、見た目で決めるのもアリです。

・レインウェアは、登山三種の神器の一つ

レインウェアは、登山三種の神器の一つです。
でも何故必要なんでしょうか?
雨が降ることがわかっていたら登山しないし、要らないんじゃないと思っていませんか?
私は登山を始めるときに疑問で仕方なかったです。
ところが始めてみるとその必要性が理解できました。

山の天気は変わりやすく、快晴予報だったのに急な雨があることも少なくないからです。

山では平地の常識はあてはまりません。意外なことに夏に雨に濡れることで低体温症になる方もいます。安全のために必ず用意したい道具です。

それにレインウェアは登山だけでなく、旅行やキャンプ、釣りから普段使いに様々な場面で役に立ちます。
台風中継のリポーターも登山用のレインウェアを使ってることも

そんなレインウェアについて調べて見ましょう!

・レインウェアに必要な性能

レインウェアに必要な性能に耐水性と透湿性があります。どの程度の性能があれば十分かというのは、以下の記事をご覧ください。

登山レインウェアの耐水性と透湿性 必要な性能は?

・レイウェアは防寒着と兼用にすると無駄が少ない

レインウェアは防寒着と兼用にすると無駄が少なく、荷物も少なくできます。初心者の方は特に体力に自身がないことが多いので、
そういった方でも安心して選べます。

レインウェアを防寒着として常用すると、透湿性(蒸れにくさ)が低く蒸れて暑いなどのデメリットはありますので、山頂や稜線上で休憩するときだけなど、限定した使い方が多いです。
保温力のあるダウン、ドライウエアとの組み合わせもおすすめです。

・レインウェアとして使えるものについて

この画像には alt 属性が指定されておらず、ファイル名は leaves-1804646_1920-1024x683.jpg です

本記事で紹介するのはレインウェアですが、同じような用途で使えるウェアが2種類があります。こちらの内容は補足程度なので、読み飛ばして構いません。

・レインウェア
レインウェアとして販売されているものです。
当然ながら防水性を重視しています。ある程度風も防げるので、防寒着として兼用するとコスパが良いです。

・ウインドシェル
雨を防ぐものではなく、風を防ぐウェアです。
レインウェアより軽いですが、防水性は低いです。
若干の防水性を持つものもあるため、登山ではなくトレイルランニングをする方が利用することが多いです。
レインウェアを持っている人が行動の選択肢を増やすためにもつことが大半でしょうか。まだレインウェアを持っていないならレインウェアを買いましょう。

・ハードシェル
レインウェアの上位互換のようなイメージで雪山登山に使います。夏山で使うには過剰な性能かもしれません。その名の通り、固い生地で厳しい環境下でも丈夫です。風も雪も雨も防ぎます。その分値段は高い!

・レインウェアの徹底比較

登山に慣れた人ならレインウェアはいくつも持っていることもあります。防水性が低いが軽いものや防水性が高いが重いものなど、山行の長さや降水の多い地域に行く場合で変えたりします。

初心者の方はいきなり2つもレインウェア入りません。どんな場面でも使えるレインウェアを選ぶとおすすめです。

レインウェアは上下揃える必要がありますが、上と下で同じレインウェアで揃えなくても構いません。

予算が許すならどちら性能が高いものをそろえたほうが良いですが、厳しければジャケットだけでも良いものを購入しましょう。

まずは定期的に登山をする方におすすめのモデルを紹介します。
昨年2019年の実績で最も売れたという上位5つのレインウェアを比較してみました。

 mont-bell ストームクルーザージャケットTHE NORTH FACE スーパークライムジャケットファイントラック
エバープレスフォトン
アークテリクス
ゼータSLジャケット
Teton Bros. ツルギライトウィズアクアブレス
防水性
蒸れにくさ
ベンチレーションありありあり
快適性
耐久性
重さ254340(Lサイズ)280310225
価格
収納2左右2左右2左右2左右1胸

やはり人気あるモデルはどれも防水性は高いので決める点にはなりにくそうです。私が特に注意すべき点は通気性だと思います。

ベンチレーションというのは、脇の位置にジッパーがあり、服を脱がなくても通気性を調整できる機能です。これがあると行動中の利便性が凄く上昇するので、もし私が次にレインウェアを買うなら ファイントラックエバープレスフォトン か ノースフェイスのスーパークライムジャケットです。

これにより防寒着としても積極利用できるので、初心者が選ぶ最初の1着におすすめです。
ヘルメットの上から着用できるタイプなので、使用できる場所を選びません。

どちらもストレッチ性が高く、岩場にも向いています。エバープレスフォトンの方がストレッチ性は高いようです。ストレッチ性が高いといってもレインウェアの中ではという前置きがあるので、過大な期待はご注意ください。

難点は、その軽さゆえの生地の薄さでしょうか。耐久性は スーパークライムジャケットの方が高いと思います。
普通に使っていて破れたとは聞いた事がないので、少し気をつければ十分でしょう

迷ったらmont-bell ストームクルーザージャケットというくらい最も売れているレインウェアです。
難点は売れすぎて人と被ること
タウンユースもしたいなら、おしゃれなアークテリクスゼータSLジャケット
ベータSLから名前が変わり、価格はそのままなのに2019年に性能が上がったのが人気の1つです。

Teton Brosのツルギライトウィズアクアブレスについては、価格が高めですが、シンプルなデザインが人気です。
手に入りにくく、楽天もamazonも出品が見当たりませんでした。

迷ったら選ぶべきモデル

モンベル:ストームクルーザー
ジャケット:257g、パンツ:191g
耐水圧50,000mm以上、透湿性35,000g/m

レインウェアといえばこれです。街で見かけることも多く、スキー場でボードをしている人が着ていることもあります。
その人気の理由は、値段が安いのに性能が高いことです。


デメリットは、人気過ぎて人と被ることです。人気のある定番モデルですので、迷ったらこれで間違いないと思います。

耐水圧50,000mm以上、透湿性35,000g/m と破格の性能にも関わらず、重さも軽いという驚き、レインウェアが何でこんなに高いのかわかる気がしますね。

一般のレインウェアは、耐水圧1000mくらいです。
耐水圧10000mmが大雨レベルを指すそうなので、嵐でも防げる性能ということです。透湿性は、蒸れにくさを指しています。

登山用は、5000g/m以上の性能が必要、8000g/m以上が推奨と言われていますが、大きく超える性能ということがわかります。

【中古】mont-bell◆ストームクルーザージャケット/ナイロンジャケット/S/ナイロン/ORN【メンズウェア】

ファイントラック エバーブレスフォトン ジャケット

ジャケット:280g

性能を重視するならこれで決まり
ストレッチ性があり、ベンチレーションもあって温度調整がしやすいモデル

280gという軽量でありながら、お値段もお手ごろ

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finetrack(ファイントラック)
¥25,300 (2020/09/24 07:12:46時点 Amazon調べ-詳細)

THE NORTH FACE スーパークライムジャケット

ジャケット  340g( Lサイズ)

まだ雨の日に着ていないので、防水効果などについてはまだ未知です。
そのため、普通に着用した感じでのレビューになります。
172cm/85kgとお腹がでている体型になりますが、Lサイズでキツイこともなく、ぴったりでした。

ただ、冬にインナーダウンを着るなど考えている方は、一つ上のサイズにした方がいいと思います。かなりタイトな作りで、体周りは、全くゆとりがない作りになっています。

ただ、肩周りは作りがいいみたいで、これだけぴったりなのに、腕を動かしても全くストレスがありません。
定価よりも1万円以上安く買えましたし、届いた商品も全く問題ないため、非常に満足です。

amazonレビューより

ARC’TERYX アークテリクス Men’s Beta SL Jacket 

ゼータSLの前バージョン。ゼータSLの下位互換版なので、
コスパ重視でなければゼータSLを選びましょう。

ARC`TERYX(アークテリクス) ゼータ SL ジャケット

ジャケット:310g

使用しているGORE-TEX生地もかなりしっかりしています。胸回り、脇の下も理想的なゆとりが有り、軽くてとっても着やすいジャケットです。強いてリクエストするとすれば、胸ポケットもしくは内側のポケットが欲しいと思いました。

amazonレビューより
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ARC'TERYX(アークテリクス)
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ピクシーサンクチュアリレインスーツ

ジャケット +パンツ 437g( Mサイズ)

・耐久撥水DWR加工
・肘部分にマチを設けた立体的な裁断
・胸ポケットの開閉による衣服内の換気機能
・収納用スタッフバッグ付き
・ポケット内にエクストラポケット

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Columbia(コロンビア)
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ザ・ノース・フェイス:レインテックスエアロ
ジャケット +パンツ 550g( Mサイズ)

素材や着心地は期待通り、さすがノースフェイスです。

ただ、レインウェアなので仕方ないですが、上着の左右ポケットの位置が高く、寒さしのぎに入れようと考えると膝がかなり高い位置に来て実質入れるのは不可能です。

濡れたくないものを入れておくには、作りも雨が入らないので安心です。

ズボンもポケットないのを見落としてました💦まぁ、基本は重ねばきするものなので不要という人もいると思うので…

ものは☆5ですが、自分のリサーチ不足だ、1つへらします。

amazonレビューより

ミズノベルグテックEXストームセイバーVレインスーツ
ジャケット +パンツ 550g( Mサイズ)

100回洗濯しても 水をはじく、耐久撥水加工

■100洗耐久撥水加工
■耐水圧30,000mm以上、透湿性約16,000g/m2-24h
■40dナイロンリップストップ3L
■フルシーム
■フード内簡易収納機能
■フードを折り畳んで衿に収納できる仕様
■収納袋付

https://item.rakuten.co.jp/kobeya-sp/a2jg4a0112/?scid=af_pc_etc&sc2id=af_103_0_10000991

モンベル:サンダーパス

ジャケット:340g、パンツ:250g

モンベル独自の防水性素材を使用しています。ストームクルーザーより防水性能は低いですが、その分価格は抑えめです。

冬にも使うならこれ

ホグロフス: ROC SPITZ JACKET 

ジャケット約470g、パンツ記載なし

冬でも使えるモデルです。ヘルメットを着用したままでも着れるので、どんなときにも使えます。夏に使うには少し重いので注意

マウンテンハードウェア

・性能は二の次、とにかく安いものが欲しい方向け

あまりおすすめしていませんが、
価格重視の方にダントツでおすすめできるものはこちらです。

おすすめしない理由は私自身が最初のレインウェアにワークマンを選択し、
結果すぐに性能の不足を感じて買い換えた経験があるからです。
もちろん登山メーカーに及ばないものの、お値段以上の性能はありますので、
一度きりの富士登山などにはおすすめできます。
(長く登山を続ける方は、価格は少し上がりますが、登山メーカーの方がおすすめです)

ワークマンプラス:イージス 2.5レイヤージャケット 参考価格3900円 280g

カラーバリエーションが少ないのが難点ですが、とにかく安く、軽い。
ここ数年で急激に性能が上がったワークマンのレインウェアです。私が5年前に使用していた重くて性能の低いレインウェアよりも安く、性能もかなり上がっています。

ホームページでは釣り向けでアピールしていますが、アウトドア向けの最低限の性能は持っています。但し、登山メーカー並みの性能はないので、ご注意ください。

画像出典:ワークマン

特徴は以下の通り。

・裏は凹凸のラミネートフィルム
・耐水圧 15,000mm
・透湿度 3,000g/m24h
・アクティブカットで動きやすい。
・耐水性に優れたYKKピスロンファスナーを使用。
・サイドファスナーポケット。
・軽量&反射材付き。
・フードの左側にリフレクター付き。
・コンパクトに持ち運びできる便利な収納袋つき。

よく分からない用語や数値が混じっているので、それぞれ説明していきます。

ラミネートフィルムというのは、べたつき防止の生地のことです。撥水生地+防水ラミネート+べたつき防止凹凸プリントで構成されています。

画像出典:ワークマン

耐水圧 15,000mm とはJISが定めた耐水圧の表記は、10000mmが大雨レベルなので、嵐に近いような状態を耐えるレベルの性能と言えるでしょう。台風が来ても登るような人でもない限り問題ないほどの性能があります。

但し、一般的に登山のレインウェアは耐水圧20,000mm以上と言われていますから、やや性能が足りていないと思います。少しでも不安を感じたら、下で紹介している登山メーカーの中から選びましょう。

続いて透湿度 3,000g/m24h というのは、蒸れにくさを指しています。

登山用としては5000g/m以上、8000g/m以上が推奨とされていますので、汗で暑くなるのは耐えねばならないでしょう。但し、上の方の画像にあるように、凹凸プリントやポケットの内側のベンチレーション(蒸れを防ぐ換気機能)がついていて、性能を補う工夫がされています。

一般のレインウェアは1000g/mくらいのものが多いように感じます。

アクティブカットで動きやすいということは登山のように動きがあるスポーツでも問題ないということです。

耐水性に優れたYKKピスロンファスナーというのは、 YKK製のファスナーのことでしょう。通常、ファスナーの隙間から雨が進入してくるのですが、そのファスナーまで防水処理がされているということです。

画像出典:ワークマン

ワークマン レインパンツSTRETCH(ストレッチ) 1,900円 228g/S
・耐水圧 10,000mm
・透湿度 5,000g/m2 24h

も合わせて買っておきましょう。

商品点数約10000点、作業用品の総合ショップ
店舗受取なら送料・手数料無料!
ワークマン

アマゾンで手軽に購入できるレインウェアの中で最もコスパが良い5000円以下のレインウェアについて調べた結果も以下にまとめています。

こちらも合わせてみてみてくださいね。

関連記事
登山レインウェア最も安いものはこれだ!

・レインウェアの洗濯方法

レインウェアのお手入れ方法についても気になりますよね。

レインウェアには洗濯が必要です。こまめに選択することで透湿性の低下を抑え、長く使うことができます。レインウェアの種類によっては洗濯できないケースもありますので、製品のタグを確認しましょう。

洗濯 NGの場合はドライクリーニングになるので、クリーニング店への持ち込みになります。だいたいは洗濯できます。

ファスナーは全て閉めて、中性洗剤か専用の洗剤を使いましょう。

化繊、フリース、ゴアテックスに使える洗剤としてニクワックスの評判が良いです。

以下の記事で実際に私が持っているレインウェア、雪山で使うハードシェルを洗濯して、その前後の撥水性能を比較してみました。

メンテナンス手法も大切なことなので、覚えておきましょう。

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