冬期富士山の危険度と滑落事件 冬山登山での遭難をどう防ぐか

冬期富士山の危険度と滑落事件 冬山登山での遭難をどう防ぐか

2019/10/28に動画撮影中に富士山から滑落する男性がいたとのことで、登山の危険性を呼びかけるような報道が広がっています。

本記事では、こうした冬期登山の滑落を防ぐために、どのような対策が必要かを考えていきます。

滑落した男性を非難する意図はありませんので、同じような事件を防ぎ、安全な登山ができるように考えて見ましょう。

事件のその後
一時、なりすましたものの動画が出まわるなどのデマ報道もありました。
10/30に滑落した方か確認できていませんが、7合目で亡くなった方が見つかったそうです。

28日、富士山に登る様子をライブ配信していた人が滑落する姿が流れ、警察が捜索したところ、30日午後、7合目付近で遺体が見つかったということです。警察は、ライブ配信をしていた人の可能性もあるとみて、身元の確認を進めることにしています。

NHKニュースより

配信の動画はこちらの動画で確認できます。

・滑落事故の原因

動画でお話されている内容からは、装備はフリース地のジャケット、デニムのズボン、運動靴 であったことが伺えます。カイロもないとのことなので、冬山に備えた準備を十分にしていなかったことがわかります。

また、携帯で動画を配信していることから、片手がふさがっていて、ピッケルやアイゼンなどの滑落防止の装備がなかったものと思われます。

私自身、雪山で数メートル滑落したことがありますが、ピッケルがないと一度滑り始めると本気で止まれません。

もっと言うと、ピッケルを持っていても滑落停止の姿勢を迅速にとり、速度が乗る前に停止しないと、技術があっても止まることはできません。

もう1つの原因として登山計画書を提出していないことがあります。
朝10時に登り始め、午後15時頃に山頂。

もし滑落していなかったとしても、日が落ちるまでに下山できない時間なので、提出していれば注意喚起の連絡があったかもしれません。

(山梨県では、 夏山期間以外に登山する場合は登山計画書の提出が必須。但し提出しなくても罰則はなし)

【まとめ】
大きく2点が原因だとは思いますが、
一番は登山についてよく知らなかったことが原因と言えるでしょう。
・十分な装備がなかった
・登山計画書を提出していなかった

「知識なしで間違った登山」を減らしたいというのは、私がブログを始めた大きな理由の1つです。

こうした事件を防ぐために、当サイトを利用して頂けたらと思います。
サイトがわかりにくかったら、直接お問い合わせ頂ければ可能な限り疑問にお答えします。

・冬の富士山ってどんなとこ?

雪山の富士山は、国内でも有数の危険な山として登山家には知られています。
夏は観光の安全な山であるにも関わらず、冬はベテラン登山家でも命を落とすこともある危険な単独峰となります。

もし登りたい山の難易度がわからなかったら、「山名+難易度」や「山名+事故」などで検索すれば、何に気をつければよいかわかるのではないかと思います。

現代社会は情報が手に入りやすいので、上手に活用しましょう。

こちらのサイトで難易度が掲載されています。
冬富士山は最も難易度が高位難易度となっています。

最も現在は厳冬期ではありませんので、その一つ下の技術4( 十分な山の知識と技術と装備を持って臨まないと命にも関わるレベル )くらいでしょうか。

・すべり落ちてしまったらどうすれば良い?

ピッケルと言う道具を地面に差込み、停止する必要があります。

入念な練習なしではまず止まることはできないので、前定として滑ることを防ぐためにアイゼンというスパイクのようなものを靴の裏に装着します。

その他雪山装備にどんなものがあり、揃えるのにどれくらいかかるからはこちらに掲載しています。

・自分のレベルに見合った山に登ろう

自分の登山レベルを理解して、急がずゆっくりステップアップしましょう。

冬山が怖いなあと感じている方は、来年の春からでも大丈夫です。
冬でもちゃんと調べれば雪もなく、安全な山もあります。

「知る」ことで安全に楽しく登山を楽しみましょう。

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