トレラン用のソフトフラスクの使い方とおすすめモデル

まず前提として。

ソフトフラスクとは胴体が丈夫なビニール製の

給水ボトル。水分が入ってない時はペラペラで柔らかく

折り畳むこともできます。

ソフトフラスクといえばトレイルランナーにとっては、もはや必需品でありますが、始めたばかりの初心者や、ハイカーにとっては馴染みが薄いもの。

ヤマノ
ヤマノ

こないだ、トレランセミナーに参加した時

ランナーがみんな使ってたな。

使ったことがない人からすればまず、

  • 「どうやって使うのか」
  • 「どんなメリットがあるのか」
  • 「普通のボトルと何が違うのか」

この様な疑問を持つかと思います。

そこで今回は、トレラン用のソフトフラスクの選び方や使い方、ソフトフラスクのメリット・デメリットの解説です。

この記事でわかること

・ソフトフラスクの特徴と基本的な使い方
・ソフトフラスクをトレランに使うメリット・デメリット
・ソフトフラスクの失敗しない選び方

この記事を読んでいただければソフトフラスクの基本的な使い方をマスターしていただけます。

ソフトフラスクの購入で迷っている方もぜひご覧ください。

この記事を書いた人

登山歴7年。夏の長期縦走から-10度以下の厳冬期テント泊まで、季節を問わず山を駆けまわっています。

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ソフトフラスクを使うメリット・デメリット

ソフトフラスクを使うメリット

トレランでソフトフラスクを使うメリットは

次の3点です。

・走行中に中身がジャボジャボ跳ねない
・コンパクトに収納できる
・柔らかいので装着
体に当たっても痛くない

走行中に中身がジャボジャボ跳ねない

ペットボトルや固形ボトルだと、飲んで中身が減ってくると、中で水分がジャボジャボと踊ってしまいます。

これが走っている最中結構ストレス。またバランスも悪く、実際余計な疲労につながることも。

ソフトフラスクの場合、内側は真空状態になっていますので、飲んで中身が減ってくると、ビニールの胴体は中身に合わせて絞られます。

したがって、走行中に「ジャボジャボ」音に悩まさせることもなく、快適に走りに集中できます。

■ コンパクトに収納できる

ソフトフラスクは胴体が柔らかいビニール製なので、中身が入っていない時は折り畳んでコンパクトにできます。

固形ボトルだと中身が入ってなくても、その分の体積が荷物として発生します。

ソフトフラスクは使用しない場合、コンパクトに収納できますので、荷物の負担になりません。

■ 柔らかいので装着時体に当たっても痛くない

トレランのザックの多くは、チェストの左右部ポケットにボトルをセットする作りになっています。

固形のハードボトルを使用した場合、硬いので長時間使用した時、当たっている部分に痛みが出ることも。

ソフトフラスクの場合、柔らかいので長時間の使用でも痛みが出ることは、ほぼありません。

したがって、余計なストレスを感じることなく走りに集中できます。

ソフトフラスクを使うデメリット

ソフトフラスクのデメリットは次の

2点

・中身が減ってくると若干飲みにくい
・水漏れすることがある

■ 中身が減ってくると若干飲みにくい

ソフトフラスクは胴体がビニール製で柔らかいので、中身が減ってくるとどうしても重量がある飲み口が「ウニ」っと垂れ下がってきます。

したがってザックのポケットの形状によっては、飲み口が下を向いてしまい飲みずらい場合も。

慣れてくればほぼ問題はないのですが、慣れないうちは少し戸惑うかもしれません。

■ 水漏れすることがある

ソフトフラスクは胴体が柔らかいので、中身を入れて携行しているときに圧迫されることで水漏れをすることがあります。

チェストに装着して「さあ走るぞ!」となっている時はそう気になりませんが(どうせ汗かきますし)

ザックの荷室に収納していた場合、中で水漏れが起きると着替えや他の持ち物を濡らしてしまいかねません。

いざ準備をとザックを開いて、中で水漏れがあった時、かなりモチベーションもさがってしまいます。

可能であれば、ソフトフラスクに中身を入れるのは走る直前がいいでしょう。

中身を入れてザックの荷質に持っておく場合は、きちっと蓋は閉まっているかを確認してください。

大概のソフトフラスクの飲み口にはロック機能が付いていますので、ロックもきちんとかけておけば、かなり水漏れのリスクは減らせると思います。

ソフトフラスク利用時の注意点

デメリットで教えてもらった他に

注意点ってあるかな。

デメリットの項で解説した水漏れ注意に加え、ソフトフラスク使用時の注意点といえば、

「紛失に気をつけること」です。

ソフトフラスクは柔らかいビニール製なので落としても、固形ボトルの様に「コローン」と音がしません。

したがって、走行中に落としてしまってもしばらく気が付かない場合が多々あります。

編集部ランナーも気が付いたら

ソフトフラスクが行方不明になっていた

経験あり(泣)

ザックによってはドローコード等で固定できるものもありますが、特に中身が減って体積が小さくなった時は注意しましょう。

紛失してしまった場合、特にレース中だと、レース展開的にも精神的にもそして、経済的にもダメージ大です。

トレランでソフトフラスクが良く利用されるのはなぜ?

トレイルランナーが、給水にソフトフラスクを積極的に利用する理由は、先のメリットの項で解説した特性につきます。

ソフトフラスクは中身に合わせて体積が絞られるので、中身が減った時の「ジャボジャボ」音のストレスや、バランスの悪さを解消してくれます。

また、コンパクトに折りたためるので、予備のソフトフラスクをザックの中に持っておくのも邪魔になりません。

編集部ランナー
編集部ランナー

レース時の気温などによって、途中のエイド

でもう一本水分を追加したくなることもありますからね。

そして、特に長距離・長時間のレースでは固形のハードボトルを装着していると、当たっている部分がだんだん痛くなってきます。

大した痛みではなくても、長時間のレースだとちょっとしたことが大きなストレスとなることも。

実利的なことから言えば、以上の様な理由からトレランではソフトフラスクが積極的に使用されます。

あとはやっぱり「トレイルランナーっぽくてカッコいいから!」という理由もあると思います。

ソフトフラスクの使い方

ソフトフラスクの具体的な

使い方を

・飲み方・携行方法・洗い方

で解説します。

飲み方

ソフトフラスクの飲み口は、ストロー状に長くなっているモノや短いチューブ状のものとありますが、原則画像の様に吸い出して飲むの様になります。

この時軽くフラスクを手で圧迫して、中身を押し出してやると飲みやすいかと。

口で吸い出すだけだと結構労力がかかりますので。

基本的にはザックにセットしたまま取り出さずに飲みます。

特にレースの場合だと止まらずに走りながら飲むことも多いです。

携行方法

トレラン中はタイムロスを防ぐため行動しながら給水をします。したがってザックに収納したまま飲の給水が基本。

トレラン用ザックであれば基本的に左右のチェストポケットにボトルを収納できる様になっています。

このポケット位置はザックからボトルを取り出さず給水が可能です。

したがって、2本まではチェストポケット、予備を持つ場合はザックの荷室となります。

中身が入ったフラスクを荷室に入れる場合

水漏れさせない様に気をつけてください。

ソフトフラスクの洗い方

「中身はいつも水しか入れない」という場合なら、基本水洗い・濯ぎだけでもOKです。

ただスポーツドリンクやジェルなどを混ぜて使用する場合、糖分が残ったりするので、食器用洗剤等を使って洗ってください。

洗う以上に重要なのは、「よく乾かすこと」です。

乾かし方が甘いと、フラスクの内側がカビてしまったりします。洗った後は蓋を外し、陰干しをして念入りに乾かしましょう。

ソフトフラスクの選び方

容量(150ml・250ml・350ml ・500ml)

ソフトフラスクにはざまざまな容量があります。

容量によってそれぞれ特性はありますが、トレランで給水に使用する場合500ml前後のものを選んでいただければまず、問題ありません。

トレランザックの多くも、500ml前後のボトル仕様を想定して設計されているものが多いです。

150mlなどは給水というより、ジェルと水を混ぜた手製の「補給食」を携行するのには便利な容量ですね。

おすすめのソフトフラスク

サロモンのトレラン用ソフトフラスク

トレラン用ソフトフラスクの定番とも言えるサロモンのフラスク。

柔らかく、耐久性のある素材はハードなアクティビティであるトレランに最適。

開口部もワイドなので補充にも便利。フラスク底部分は細くなっていて、ザックへの収納もスムーズです。

・容量 500ml
・重さ 33g
・素材 ポリウレタン

ネイサンのソフトフラスク

ネイサンのソフトフラスクの特徴は、「スパイン」と呼ばれるフレームがフラスク内部に結合していること。

この「スパイン」によって、中身が少なくなってもフラスクの形状を保ちやすく、ザックのポケットからの出し入れもしやすいのがメリット。

レース中の補充で一度フラスクを取り出したら、疲れている時は特に、なかなかザックに戻せなかったりします。

ネイサンのフラスクはそういったストレスをかなり軽減してくれます。

長距離レースでヘトヘトな時など重宝するでしょう。

・容量 532ml
・重さ 44g
・素材 TPU

ノースフェイス ソフトフラスク

ノースフェイスの薄型でスタイリッシュなソフトフラスク。

薄型はまた機能的にも、チェストポケットに収納しやすいフォルムです。

フラスクの底が平らに設計されていて、地面に置いても比較的安定しやすい特徴があります。

補充の際、何気にこの特性は重宝します。

使い勝手も良く、ノースフェイスらしいカッコ良さは、「モノ」としての魅力も溢れるフラスク。

・容量 500ml
・重さ 35g
・素材 熱可塑性エラストマー

ATHFORM ソフトフラスク

アースフォームのソフトフラスク。

ザックのチェストポケットにも収納しやく、使い勝手もいいです。

カラーリングも淡い水色で暑い時期には清涼感もありますね。

持っておいて損はないフラスク。

・容量 500ml
・重さ 未記載
・素材 熱可塑性エラストマー

ハイドラパックのソフトフラスク

ウルトラフラスクの特徴は、インサレーションテクノロジーによって、一般的なフラスクに比べ38%高い保冷効果を持っている点。

暑い時期に氷を入れた場合など、比較的長く冷たいまま持ち運べます。また表面の結露もしにくい効果もあり、比較的ザックのポケットなどが濡れにくいのもありがたいところ。

飲み口も伸縮性ストローなので、ザックのフラスク収納ポケット位置にかかわらず使用可能。

夏場のトレイルで使用してみたい一品です。

・容量 500ml
・重さ 70g
・素材 度ポリエチレン

まとめ

トレランにおいてもはや必需品となったソフトフラスク。

でも、初心者や使ったことがない人にとっては意外と使い方や選び方が想像できないもの。

この記事ではソフトフラスクの使い方や、選び方などを解説してきました。

この記事があなたの使い方にピッタリなソフトフラスク選びの手助けになれば幸いです。

「しっかり飲んで、しっかり走りましょう!」

この記事で分かったこと

・ソフトフラスクの特徴と基本的な使い方
・ソフトフラスクをトレランに使うメリット・デメリット
・ソフトフラスクの失敗しない選び方

15.トレラン
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