【使用感レビュー】BLUETTI(ブルーティ)のEB55ポータブル電源「ファミキャンの定番」

あなたはキャンプや車中泊でもっと家電が使えたらと悩んだことはありませんか?

例えば電気毛布が使えれば冬のキャンプでも暖かく快適に過ごせますし、炊飯器が使えればワンボタンで角煮を作ることもできます。

家電が自由に使えるアウトドアは今よりずっと快適で楽しいことでしょう。

BLUETTI総集編 | 最軽量EB3Aレビュー! 最強ポータブル電源おすすめ

ヤマノ
ヤマノ

EB55は中容量のポータブル電源

これがあればファミキャンや冬キャンプの電力が安定します。

災害時の非常用電源としても活躍するので持っておいて損なしの1品です。

ソロで1晩電気毛布を使った後の残量
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BLUETTI(ブルーティ)のEB55超小型ポータブル電源の基本性能

BLUETTIのEB55の電池容量は537wh、定格出力は700Wとなっています。

電池にはリン酸鉄リチウムイオン電池を採用、重量は7.5kgとなっています。使用可能温度は0〜40°をカバーしています。

基本性能
型番       :BLUETTI EB55
容量       :537Wh
定格出力電力    :700W
バッテリータイプ :リン酸鉄リチウムイオン電池
重量        :7.5kg
外形寸法      :278×200×198mm
充電温度      :0-40℃

特徴

BLUETTIのポータブル電源EB55の一つ目の特徴はリン酸鉄リチウムイオン電池を採用していることです。

リン酸鉄リチウムイオン電池は高寿命、高耐久となっていて、買い替えサイクルが非常に長くなるので環境に配慮した製品と言えます。また、安全性も非常に高くなるのも利点です。

二つ目の特徴は、ミドルレンジのポータブル電源でありながら、豊富な出力端子と700Wの高出力を備えていることです。

出力端子は複数人で使用する場合や、複数の電化製品を同時に使いたい時に役立ちます。出力端子を13口も備えているので、安心して使用できます。

EB55の位置づけ・用途

BLUETTIには1泊程度の外出向けから防災、常設電源向けまでフルラインナップとなっています。

その中でEB55は中容量モデルの位置付けになります。

折りたたみハンドルを搭載しつつ、重さが7.5kgなので女性でも持ち運びしやすく、出力端子も13端子あるので複数人で外で使いたい方におすすめな製品です。

ヤマノ
ヤマノ

各モデルを比較すると以下の通り

価格と重量、出力の違いが一目で分かるよ

数値が何を意味するかそれぞれ見てみよう

商品名EB3AEB55EB70SAC200PAC200MAX
価格目安29,80049,80067,800169,800199,880
容量268.8Wh537Wh716Wh2,000Wh2,048Wh
定格出力600W700W800W2,000W2,200W
重量4.6Kg7.5kg9.7Kg27.5Kg28.1Kg
外形寸法 255×
180×
183mm
278×
200×
198mm
320×
217×
222mm
420×
280×
386mm
440×
296×
387.5mm
使用時間の目安7時間使用可能
30wの電気毛布
7時間使用可能
30wの電気毛布
×2
6時間使用可能
30wの電気毛布
×3
ドライヤーや
ホットプレートも
使用可能
容量が
後から拡張可能
詳細詳細を見る詳細を見る詳細を見る詳細を見る詳細を見る

電池容量

電池容量は537whとなっています。電池容量は使用する電化製品の稼働時間に直結します。

どの家電製品をどの程度の時間動かしたいか考えながら選ぶと、後悔が少ない選択ができます。

537whってどのくらい使える容量なの?

実際537whの容量があればどの程度動作させることができるのか簡単に紹介いたします。

例えば定格出力60Wの電気毛布を例に考えてみましょう。60Wの定格出力であれば、537whの電池容量で約7時間14分動作します。

あくまで理想値ですのでバッテリーの状態や周辺の環境によっても異なりますが、これだけ動作すれば寒い冬キャンプでも朝まで使えるので、快適に眠ることが可能です。

電気毛布で強にしたら1時間62W/hでした。(Sugiyama:電気敷き毛布)

>>【手軽に暖かい】冬キャンプのおすすめ電気毛布

電気毛布は強で使用

電気毛布+PCを使用しているところ

537whってどのくらい使える容量なの?

他社と比べると小型ポータブル電源にしては容量も大きめです。
・スマホ(10W)なら15~20回充電可能
・Switch(13.6wh)は約16回充電可能
・ドローン(60Wh)は約3.6回充電可能

EB55の1つ下の容量ではSUGIYAMAの電気毛布(62W/h)1つでも3.9時間しか持たないので、1晩を過ごすなら、ソロでもEB55の方が良いことが分かります。

低温で1時間44W/hのコイズミの電気毛布を使用した場合でも5.4時間なので、やはり足りません。

ヤマノ
ヤマノ

細かい使用時間については後半でまとめていますので、ぜひ最後まで御覧ください。

定格出力

持ち運び可能なモデルでありながら700Wの高出力を誇ります。

700Wの出力があれば使用可能な電化製品も多くなりますので、別のモデルを購入して満足いかなかった方にもお勧めできます。

EB55はピーク時1400Wに対応していますので、瞬間最大1400Wまで動作可能です。ただしパワーが弱くなるので緊急用と割り切りましょう。

基本的に定格出力以下の消費電力の電化製品を使用することができないので、使いたい電化製品の消費電力を確認しましょう。

ソーラー充電

最大200Wのソーラー充電に対応。別売りのソーラーパネルを活用することで、電源が無いようなシチュエーションでも充電可能です。BULETTIから200Wと120Wのソーラーパネルが販売されています。200Wのソーラーパネルであれば約3時間、120Wのソーラーパネルで約6時間でフル充電可能です。

災害時や外での使用をメインで考えられている方には、セットで購入することをおすすめします。

走行充電

同梱されている車載用充電ケーブルを使用することで、走行充電が可能です。仮に充電を忘れてしまっても、目的地に向かいながら充電できるのは非常に便利です。

防水機能

EB55に防水機能は搭載されていないので、水辺での使用は注意してください。また保管する際も湿気の多い場所は避けるようにしましょう。

寿命・耐久性

EB55はリン酸鉄リチウムイオン電池を採用しています。これにより、対応する充放電サイクルが2500回以上と非常に長く、高寿命を実現しています。

一般的なポータブル電源の充放電サイクルは500〜800回程度なので、比べてみると非常に高寿命なのがわかると思います。簡単に考えると1台のBLUETTI55は2台の普通のポータブル電源に値すると言えます。

BLUETTI(ブルーティ):EB55(537wh・700W)で使用できる電化製品一覧

※使用時間の目安は理論上可能な時間となります。

消費電力は使用時の状況によって増減があるため、余裕をもって使用できるか考えるようにしましょう。

ヤマノ
ヤマノ

使えないのは、
ドライヤーとたこ焼き機、ホットプレート

防寒家電としては、電気ストーブとホットカーペットはキツイです。

ヨメノ
ヨメノ

モバイルプロジェクターはだいたいプロジェクター自体が
電源なしでも2時間くらい使えるものが多いので、問題にはならないことが多いよ

チェックポイント

・シーズンのほとんどでファミリーでも安心して使える容量

・ソロの冬キャンプなら余裕で朝まで持つ

・デュオの冬キャンプは最小限の容量

カテゴリ品目消費電力(W)定格出力使用時間目安参考
防寒電気毛布強30Wh/h40W11時間使用可能キャンプ用電気毛布
防寒ホットカーペット200Wh/h330W1時間使用可能
防寒電気ストーブ1200W600W(弱)43分使用可能
送風扇風機(サーキュレーター)50W8時間程度使用可能
料理ポータブル冷蔵庫40W11時間程度使用可能
料理アウトドア用電子ケトル400W1時間程度使用可能
(1回で数分程度しか使わないので余裕)
400W電子ケトル
料理ホットプレート1400Wぎりぎりなので使用は避けた方が良い
料理タコ焼き機1200Wぎりぎりなので使用は避けた方が良い
料理炊飯器150W3時間程度使用可能
お風呂ドライヤー1500Wぎりぎりなので使用は避けた方が良い
撮影機材ドローン
エンタメスマホ15W29時間使用可能
エンタメノートPC25W17時間使用可能
エンタメSWITCH(ゲーム機)7W62時間使用可能
エンタメモバイルプロジェクター180W2時間使用可能

BLUETTI(ブルーティ)のEB55のデザイン・外観

EB55のカラーリングはスチールブラックとオレンジが用意されています。形状は四角形で上部には折りたたみ式のハンドルが搭載されています。

ハンドルが折りたたみ式になっているので、複数台持っているような方は上に乗せて運ぶことができます。これにより収納場所を取らずコンパクトに収納可能です。

上部は遠隔充電可能なエリアと持ち手が収納されている

正面は各種端子とモニターが搭載

搭載端子の種類

BLUETTIのEB55に搭載されている出力端子の数は13個となっています。具体的な端子について紹介します。

AC出力4端子、USBTypeA出力4端子、USBTypeC出力1端子、ワイヤレス充電1端子、DC出力2端子、シガーソケット出力1端子です。

これだけの端子が搭載されていれば、複数人で使用する場合も安心して使用することが可能です。

側面は片側に冷却ファンが付いている

側面は両側も同様に冷却用の通気口がある。

同梱品

動画で内容物を確認したい方は以下をご覧ください。

本体に加えて同梱品は、ACアダプターとカーチャージケーブル、MC4ソーラー充電ケーブル、取扱説明書、補償カードの5点です。

開封すると本体がビニールに入った状態で確認できます。梱包材で包まれており、配送時に傷がつかないように配慮されています。

説明書は日本語で分かりやすい記載がされています、証書は小さくて見落としやすいので、間違えて捨てないように注意しましょう。

家で充電するときにはACアダプターを利用します。移動中に車で給電するならカーチャージケーブル、ソーラーパネルで太陽光充電をする場合は、MCソーラー充電ケーブルを使用します。

ソーラーパネルは別途購入する必要がありますが、防災用として運用するなら検討してみましょう。

BLUETTI(ブルーティ)のEB55ポータブル電源を選ぶメリット・デメリット

メリット
デメリット
  • リン酸鉄リチウムイオン電池採用で高寿命高耐久
  • 豊富な充電端子搭載で複数人の使用でも安心
  • 瞬間最大1400Wまで対応している
  • 瞬間最大1400Wと言えど定格出力以上の電化製品はパワーが落ちる
  • ファンの音が気になる場合がある
  • 取扱説明書が非常に簡易的

良く比較される「EB3A」・「EB70」との比較

ここからはよく比較されるEB3AとEB70との違いについて紹介します。

基本的な違いは定格出力の大きさ、電池容量、出力端子数です。EB55には上位機種と同じくリン酸鉄リチウムイオン電池、電圧シフトも高速充電も搭載されています。

商品名EB3AEB55EB70S
価格29,800(セール価格)49,800(セール価格)67,800(セール価格)
容量268.8Wh537Wh716Wh
定格出力600W700W800W
重量4.6Kg7.5kg9.7Kg
外形寸法 255×180×183mm278×200×198mm320×217×222mm
使用時間の目安30wの電気毛布なら
1人分で7時間使用可能
30wの電気毛布なら
2人分でも7時間使用可能
30wの電気毛布なら
3人分でも6時間使用可能
詳細詳細を見る詳細を見る詳細を見る

なので、純粋に自分がどんな家電を使いたいか、使う家電製品に合わせてモデルを選ぶことができます。

EB55の冬キャンプでの使用感レビュー

-2℃になる薪ストーブと電気毛布を防寒装備として冬キャンプをしてみました。

就寝時は薪ストーブは使用しないので、ポータブル電源で使う電気毛布だけが頼りになります。

冬用の寝袋を使うと検証にならないので、3シーズン用の寝袋(ダウンハガー800 #3)で挑みました。

就寝時の状況

注意点として寝袋は体から離れやすいので、巻き付けるようにして眠ること。

強モードで利用すると53W。暗くなりすぎるので背面ライトも併用しましたが、56Wとなりました。

100%で夜22時から使用開始しました。

朝6時には40%の残量。余裕をもって利用できました。

ヤマノ
ヤマノ

ソロなら十分と言える容量であることが確認できました

もしデュオキャンプで使うなら、背面ライトは利用せず、弱モードでギリギリといった目安になります。

このときは雪で濡れた地面に直マットだったので、コットを利用した方が良い状況でした。

>>【ダメ!!底冷え】冬キャンプでおすすめのコット

EB55を選ぶべき人はどんな人か?

EB55は車中泊やキャンプ、1泊程度の野外活動を行う方におすすめです。また、エントリーモデルからステップアップを考えているような方にもおすすめできます。

エントリーモデルよりも電池容量、定格出力共に大きくなっているので、使用できる電化製品が増え、動作時間も長く確保できます。

本体重量が7.5kgかつ折りたたみハンドルを搭載しているので、持ち運びしやすく外へ持ち出すのが億劫になりにくい絶妙な重さになっています。

EB55を選ぶべきではない人はどんな人か?口コミもチェック

EB55を選ぶべきでは無い人は、災害時の非常用電源や持ち運びは考えずに常設の電源を探しているような方にはおすすめできません。

そう言った方はフラッグシップモデルであるAC200MAX〜EP500のラインナップから選ぶと後悔が少ないでしょう。

また、キャンプや車中泊でたくさんの調理家電や電気毛布、カーペットを使用したい方も注意が必要です。

ヤマノ
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ホットカーペットを使いたいなら常設電源のあるキャンプサイトを使う他ないでしょう。

電力の高いポータブル電源はその分重いので、利便性を考えると電気毛布で運用した方が現実的です。

電圧シフトで動作する可能性もありますが、家電のパワーが弱くなってしまうので十分に使えない可能性があります。そう言った方はもっと定格出力の大きいモデルを選びましょう。

>>【使用感レビュー】BLUETTI(ブルーティ)のEB3A超小型ポータブル電源

良い口コミ

買ってよかったです。初めての車中泊で寒さが不安だったので、電気毛布を使用するために購入、使用しました。 一晩中、使用してバッテリー残量は20%ほど、朝方は氷点下になったようですが、快適に眠ることができました。

公式サイトレビューより引用

重宝してます。キャンプでの使用を予定して購入しました。また停電時を考えると、今時は一家に一台の必需品になるでしょう。 これで当分の電力は安心です。 操作が簡単で女性でも楽勝です。 文句無し、買ってよかったです!

公式サイトレビューより引用

悪い口コミ

電熱機器(抵抗加熱)には物足りない。抵抗加熱の機器(800w)をサイリスタかまして使っています。 なんとかぎり使えますが、もうちょい大出力のインバータのものにするかなー?。 IH機器で出力可変の機器を導入しようかと思っています。 車中泊だとどうしても調理機器を使いたくなるので。 サイズはコンパクトなので良いと思います。

公式サイトレビューより引用

オレンジ色はちょっと…防災グッズっぽくて、停電しても見つかりやすいと思いますが…本当に目立ちすぎ…故に四ツ星

公式サイトレビューより引用

まとめ

BLUETTIのポータブル電源EB55について基本的な仕様や使用可能な電化製品等について紹介しました。

外で家電製品を使えると快適さがかなり上がります。

例えば冬で寒い思いをしているような方は、電気毛布で温まることができますし、ガスバーナーではお湯が中々沸かなかった方は、電気ケトルですぐに沸かすこともできます。

EB55はリン酸鉄リチウムイオン電池を採用し、高寿命、高耐久を実現しています。また安全性が高いのも魅力となるでしょう。

この記事の結論

・ソロでオールシーズン使う人(ソロなら冬でも1晩電気毛布を使い続けられる)

・デュオで3シーズン使う人(デュオだと冬以外は余裕をもって使用できる)

・車中泊で1泊する人

  • ファミキャン、冬キャンするならEB55
キャンプ
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