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バックカントリーでおすすめのグローブ

この記事はPR商品を含みますが、消費者庁国民生活センター厚生労働省の発信する情報を基に、ヤマノブログがインターネット調査を行い、コンテンツ制作ポリシーに則り作成しています。

誰も足を踏み入れていないパウダースノーの中、自然を身近に感じながらスキーを滑るというのはとても気持ちの良いもので、近年その魅力にはまってバックカントリースキーの人口が徐々に増えて来ました。

これから道具を揃えてバックカントリーを始めてみたいという人や、スノーボードやスキーは経験あるけれど今持っている装備と何が違うの?と疑問に思う人もいらっしゃるかもしれません。

この記事ではバックカントリーで使用する装備の中でも「グローブ」に焦点を合わせて、説明させていただきます。

・バックカントリーのグローブ選択は雪山登山と同じ
・荷物の軽量化が重要なバックカントリーでは少ない道具で賄うことが重要
・インナーグローブは、スマホ操作も可能なモデルを選ぶこと
・アウターグローブは、操作性と防風性が両立できる5本指タイプを選ぶこと

この記事を書いた人:ヤマノ

この記事を書いた人:ヤマノ ギアをこよなく愛する道具オタクです。

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私は低山で道迷いをしたり、雨のツェルト泊で寝袋が水没して凍えたり、濃霧の暗闇をさまよったり、危ない思いもしてきました。これは私の知識が足りず、愚かだったからです。

素人で失敗を重ねたからこそ、優秀な登山ガイドやプロ登山家に語れない体験を経て、皆さんには装備の失敗も危険な登山もしないで欲しいと強く思います。だからこそこのブログを作りました。

登山は後から始めた方が安全に楽しめるレジャーです。リアルな失敗談を読み、反面教師として活用してくださいね。

バックカントリーで使うグローブに必要な条件

バックカントリーとゲレンデスキーは一体何が違うのかというと、ゲレンデスキーはリフトなどがあり整備されたスキー場で滑るものに対し、バックカントリーは自分の足で雪山を登り、整備されていない自然の中を滑るものになります。

前の日からの気候や気温、雪質なども自分自身で把握していく必要があり、もしものトラブルに見舞われてもすぐに助けを呼ぶことが出来ないため、バックカントリーでは常に確実かつ素早い行動が取れるようにしておかなければなりません。

バックカントリーで使うグローブは、過酷な冬山の環境下でも保温性・透湿性・防水性に優れ、手先が動かしやすいものを選ぶと良いでしょう。

ハイクアップ時のグローブ

バックカントリーでは自分の足で雪山を登っていきます。このハイクアップ時の運動量は相当なもので、極寒の雪山であっても汗をかいてしまうほど。

厚手のグローブだと中で汗をかき、冷えて指先が凍傷になってしまう可能性がありますし、途中で休憩を入れたり、スキーシールの着脱など細かい作業をすることもあります。

なるべく素肌を出さないようにハイクアップの時のグローブは、防水・防風性のある薄手で作業しやすいグローブを使用すると良いでしょう。

ヤマノ
ヤマノ

ハイクアップ時のグローブは登山と同じ考えでokです。
アウターグローブで5本指グローブを選択して滑走時と兼用するのが現実的ですね

滑走時のグローブ

スキーやスノーボードをしている方は、ゲレンデで使っているグローブをそのまま使うことも出来ます。

しかし、滑走中もなにかと作業をしなければならない場面もありますので、滑走時のグローブは5本指か、3本指のものをおすすめします。

バックカントリーで使うグローブの選び方

防寒性能

バックカントリーは極寒の雪山で行動します。気温は標高100m上がるごとに-6℃下がるといわれていますから、グローブの防寒性能はとても重要になります。

グローブで使われている素材は主にポリエステル素材のものと、天然のレザーを使ったものに分けられますが、ポリエステル素材のグローブの中には「プリマロフト」と呼ばれる羽毛に代わる超微細マイクロファイバー素材を使用している保温性に優れている物もあります。

防風性能

山の稜線は風が吹きやすく、それによって手がかじかんでしまうことがよくあります。バックカントリーではなにかと細かい作業をすることがありますし、防風性がしっかりしていないと最悪凍傷してしまうリスクが上がってしまいますので、グローブを選ぶ際は保温透湿性・操作性とあわせて防風性能も確認すると良いでしょう。

操作性

バックパックのジッパーの開閉や食事をしたり、スキーシールの着脱、モードチェンジなど基本的には全ての作業をグローブを着用したまま作業をします。バックカントリーではあらゆることを自分でやらなければならないため、外気から手を守りつつ操作性の高いものを選ぶようにすると良いでしょう。

バックカントリーのハイクアップでおすすめのグローブ

比較したグローブ

基本的に冬用のグローブはどのタイプの物でも保温性に優れていますが、その中でもどういったものがハイクアップ時におすすめなのかをご説明します。

インナーグローブ

冬用のグローブにはインナーとアウターが分かれるセパレートタイプのものと、全てが一体になっている一体型のタイプがあります。

インナーグローブはなにか作業をするときや、アウターと一緒に使って保温性を高めたい時などに使用します。

汗をかいたり雪で濡れたりした時でも、その都度インナーグローブを取り換えることで常にドライの状態を保つことができ、分離して乾かせるので速乾性もあります。

インナーグローブで使われている素材は主に化繊インサレーション(断熱素材)、フリース、ウール、そして混紡素材になります。

インナーグローブを選ぶ際はそれぞれの使用用途や、実際に試着してみた時のフィット感や使い心地などで選ぶと良いでしょう。

ヤマノ
ヤマノ

スマホ操作可能と書いてあっても、実際に使うと操作感は大きく違います。
ウールインナーグローブは、数多くのグローブの中でスマホ反応が良かったのです。

オーバーグローブ

オーバーグローブとは、インナーグローブの上に重ねてつけるグローブのことで、手袋もウェアと同様レイヤリング(重ね着)という考え方が取り入れられています。

オーバーグローブは防水性・防風性・防寒性はもちろんのこと、直接雪が入ってこないように手首から腕の部分が長く設計されています。

バックカントリーではポールを握ったり、時にはロープを使用する場面が出てきます。そのため、レザーなどで補強されている耐久性の高いモデルがおすすめです。

ヤマノ
ヤマノ

アウターグローブは-26度までが対応温度となるソロイストが一番おすすめ
これより上のモデルはありますが、そこまで高価で最強な手袋は日本国内ではやや過剰でしょう。

寒がりな私の体感では-15度を超えると指先は冷たくなりがちなので、過信しないようには注意です。

まとめ

今回はバックカントリースキーで使用するグローブについてご紹介しました。バックカントリーではそれに適したグローブを身に着ける必要があります。

ご自分のスキースタイルや雪山の標高、使用用途によってそれぞれのタイプのグローブの良し悪しはありますが、初めてグローブを購入するという方には、5本指か3本指のタイプがおすすめです。

ご自分のスキースタイルに合わせて操作性を優先させたいなら5本指タイプ、保温性を優先させたいなら3本指タイプというように、グローブのどの機能を重視するかを基準に決めて選んでいくと良いでしょう。

バックカントリーでは自分の身を守るためにも、装備の一つ一つがとても重要になります。

ぜひこの記事をグローブ選びの参考にしてみてくださいね。

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